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後輩と帰る

 放課後になった。

 僕は一人で帰ろうとしたら、西條が呼び止めて腕を組んできた。

「和希ぃ〜一緒に帰ろう!」

「暑い。嫌だけど」

「冷た〜何か怒らした?」

「怒ってない」

「今夜、和希のアレを舐めてあげるから機嫌直して」

「周囲の視線が痛いからそういうの言うのやめろ!おまえ」

「皆ぁ、誤解だやらせてないから!」

「その必死感が信ぴょう性を高め——あたっ。痛いって」

 周囲の視線が鋭く刺さって、否定するが西條のフォローになっていない言葉に怒りを覚える。

「西條ー、中川に絡んでないで部活行くぞー!」

 女子バレー部の仲間が西條を僕から引き剥がし、連行していった。

 周囲にいるクラスメイトや同級生がまだ誤解をしている視線を向けている。

 西條めぇ、許さん……


 教室を出た刹那、芦田が声を掛けてきた。

「中川先輩、一緒に帰りませんか?」

「あぁ、良いよ」

 僕は芦田と横に並んで歩いていく。

「西條先輩はいないんですね?」

「部活に行ったよ。さっきまでいたけど」


 下駄箱に到着して、スリッパを脱いでスニーカーに脚を突っ込む。

 昇降口を抜けて、二人並んで歩く。

「ゲーセン、行きませんか?」

「上手いとは言えないけど、良いよ」

「やったぁ!」

 芦田は小さくガッツポーズをした。


 コンビニに寄って、お菓子や飲み物を購入して、ゲームセンターへ到着した。

 UFOキャッチャーに挑戦したが2000円溶かし、諦めた。

 芦田が4回目で景品を落とし、ゲットしていた。

 父親とゲームセンターに行く機会がそれほどなかったので上手くないのだ。

 ゾンビを撃ち倒すガンシューティングゲームは4体差で芦田に負けた。

 太鼓を叩く誰でも知っているあのゲームをして、ようやく芦田に一勝を取った。


 プリクラを撮って、ゲームセンターを後にした。

 洋菓子店に寄って、芦田はモンブランで僕はイチゴのショートケーキを買って食べた。

「谷治先輩も部活ですか?」

「多分ね」

「楽しかったです、ありがとうございます!」

「どういたしまして。僕ん家、寄って行ってよ、お菓子や飲み物を買ったんだから」

「良いんですか!」


 僕は芦田を自宅に招き、お菓子を食って、飲み物を飲んで愚痴を吐きあったり、好きなアーティストやバンドの曲を勧めあったりして有意義な時間を過ごす。

 僕は流石に彼女を自室に入れることはなく、リビングで楽しんだ。

 1時間も経たずに彼女は帰って行った。


 一人になると思わずため息を漏らした。

 西條が押しかけてきて、自宅みたいに冷蔵庫を開けて、自身の好きなドリンクがあることに喜ぶ。

 彼女がどかどかと僕の自室に脚を踏み入れ、制服を脱ぎ捨て、下着も脱ぎ捨てる。

 裸になり、ベッドに寝転がる。

「汗かいた体で寝転がるな、おまえ!」

「私の汗はいい匂いなんだからいいの!染みついた汗の匂いでオナってるんでしょどうせ」

「しねぇし、良くねぇよ」

 彼女は両腕を広げ待っていた。

 僕も制服を脱ぎ、裸になって肌を重ねた。



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