第二話 初めての仲間たち
家を追い出された俺は、当然行く当ても無く、街をさまよっていた。
そんなこんなで街を歩いていると、あるものが目に入った。
=パーティ募集中!=
「よし、決めた!行ってみよう!」
ガチャ
「あのー、パーティ募集中って書いてあるの見たんですけど」
「おー!本当に人が来るとは!」
「いやぁ、これはうれしいな!」
「あー、とりあえずそこ座ってくれる?」
今のところ歓迎されている雰囲気ではあるな...だがここからが本題だ。
「お前、こういうパーティに入るのは初めてだろ?」
「初めてです、でも皆さんのお力になれるよう精一杯頑張りたいと思ってます!」
「おぉ~!そりゃ頼もしいな!」
「そうですねぇ~!私たちも張り切っちゃいますよ~!」
「うるさいぞ、お前ら!おーっと、紹介が遅れたな。あたしの名前はアクシア。このパーティのリーダー兼魔剣士をやらせてもらっている。んでこのいかにも弱そうな体してるのがルータだ。」
「回復魔法をメインでやらせてもらってま~す、頑張ろうねぇ~!」
「んで、この体つきのごついやつがキレスだ。」
「俺は魔法は使えないが力には自信があるぜ!まだ入るって決まったわけじゃないが、よろしくな!」
「次はお前の番だ。ほれ、自己紹介してみろ。」
「え、えぇと一応魔剣士(見習い)のアセラです。そこまで強くはないですけど皆さんと協力しながら自分の腕も磨いていけたらなって思います。」
「さっきから一応って言ってるが何か理由でもあるのか?」
(うわー、どうしよう。終わった。正直に話すべきか?)
「実をいうと、見習いのまま師匠に追い出されちゃって...それで行く当ても無く街を歩いていたらこの張り紙を見つけて...」
「なるほどな...そういうわけだったんだな。」
「剣はそこそこ扱えるので足手まといには絶対なりません!お願いです、拾ってくれませんか...」
「なにをそんな慌ててるんだ?なぁ、お前ら」
「えぇ!正直驚きはしましたけど、私たちは大歓迎ですよ~!ねっ!キレス!」
「あぁ、ちょうど男がいなくて寂しかったんだよな!俺はお前に会えてうれしいぜ!アセラ!」
「と、いうわけだから今日からお前はあたしたちの仲間だ。最初はわかんねーこともあるとおもうからなんでも聞いてくれよな!」
「はい!よろしくお願いします!」
そして俺の、いや、俺たちの旅は始まった。
称号を獲得しました。
━━━━━━━━━━━━━━━ 『初めての仲間たち』