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45話 首輪の傭兵



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


『新たなスキルが解放されました。』


急な通知文句。

直接頭に優しい声が響いたように喋られ咄嗟に口に出てしまった。


どういうことだ?

確かにスキルは取った。しかしだからと言って出てくるとも限りにくい。

称号ならわかるし、特殊な条件でのクリアーをしたことによっての解放ならわかるが、そんな情報や報告は来ていない。


もし、そんなことが起こる場合は普通、こっちにこういう条件があるのでやらないように!というお達しがあるはずだが。


私が一人で悩んでいるとある時ふと、右の目線に長い耳が見え考えるのを慌てて辞める。

そうだ。まだ合ったは、大事なこと。


私が勝手に悩んでいたのだが、向こうにとっては急に黙れば困った顔をするのは当たり前だが·····少し恥ずかしいな。


って言うか。さっきの声は聞こえて無いのか?


少しの間、少女のことをジィーーと見たが見られたことによって困っている感情以外は見て取れない。


なるほど…。今は使いにくいが何かに使えるかもしれない。今は思い付かないが。


さて。そろそろやろうか。

元々このスキルのためにスキルポイントを取ったのに別の要件で頭の片隅に置かされたが戻すか。


「今から首輪を取る。」


急に言われて理解するまで困っていたが·····

わかった瞬間少し驚いた表情をして、少し違った理解し難い、よく分からないと言った表情を見せる。


似ているようで少し違う表情を見ると雰囲気も違うのだとこっちも少し心の中で思った。


私はまだ怯えている少女の近くに近ずき少女の首に着いている首輪に右手を置く。

置いた時、少女の体温や震えを感じ取れて別の感情が芽生えそうになるがグッと押さえ込み少女に目線を合わせる。


「君に選択肢をやる。」


私は少女の前に左手の親指と人差し指と中指の3つを突きつけ指を折りながら喋る。


「まず一つ。私が首輪取る。」


これが多分一番早い。

しかしこれは相手の信頼しないといけないため一番難しい。


「二つ。今回見なかったことにして私はそのまま素通りする。」


少女から見れば私は助けてくれた人ではあれど信頼出来る人かと聞かれたらはい。とは答えられない。

しかしこれは少女に取ってもデメリットは大きいし

私としても、これは出来ればしたくはないが一様候補として言う。


「 3つ。私の奴隷として着いていき、お金が溜まり次第奴隷商に行き解除してもらう。」


これが一番遠回りだが確実ではある。契約でそういうことは基本的に書いてあるためだ。

しかしその間は私の言うことを聞かなければならないしお金が溜まるのも時間が掛かる。


「どれでもいいぞ。君の判断に任せよう。」


「質問·····して…いいでしょうか?」


何かを悩んでいるのか少し詰まったような声を出したが私は頷く。

少女は少し口を小さくパクパクしていたが意を決したのか上目線で頬を少し桜色にしながら問い掛ける。


「貴方は·····厄介な人はお嫌いですか?」


「は·····?」


私は二回目の疑問の声を上げてしまった。


厄介?厄介とは·····どういうことだ?どのような厄介だ?少女の性格のことか?それとも環境のことか?今、現状のことを指しての厄介なのか?


しかし一つだけわかったことはある。

それは·····








少女の瞳からある一定以上の警戒がずっと続いていることが話して分かった。

多分·····いるな。裏の顔が。





「貴方は·····私を扱えますか?」


その表情は恥ずかしいことを言った少女の顔だがその奥に隠れている獣がいるため背筋が冷えるような気がする。


私はその言葉を聞いて少し口の骨格が上がったような気がした。


これまで二人の少女見てきた。


一人目は、世界から迫害されて死ぬ寸前まで逃げて死のうとしていた魔法少女。


二人目は親友を殺され自らも封印され復讐の心を持ち続けたまま現世に現れた元魔王。


二人とも印象も強かったし精神の強さや怖さも見せてもらった。しかし、この少女は違う。直感がそう私の中で囁く。多分…今は猫を被っているだけ。


でも。でも·····面白そうだ。


私は第二の人生はゲームと一緒に生きようと少し思った。今、私のいる場所はゲームの中であれど一個でもミスをすれば本当に死んでしまうかもしれない。


そんな感じさえする。少女の圧からそう感じる。


なら。楽しまないのは損だと思わないか?


私はもしかしたら悪い顔をしてるかも知れない。私はもう一回同じ質問をすることにした。


「君はどうしたい?君の思う選択を言ってみろ。」


「はい。なら·····」









「四つ目の選択肢·····貴方が私の(あるじ)になってこの街を壊して良いですか?」




私は·····また、核爆弾級の化け物を見つけてしまったかもしれない。


私は·····


「もし、壊そうとするのなら私を倒してから言ってもらおうか。死神。」


「ふふ·····。」


初めのか弱き少女に見えない。

今は強者と本当の命を掛けた戦いに感じる。

乗っ取りとは勘弁な。死神。


「オールラウンダー。貴方は私の味方ですか?それとも敵ですか?」


私も笑顔で言い返す。


「君……いや。お前の行動しだいだ。」


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