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44話 裏と表は紙一重


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


スリに合ってこの世界を再認識したあと、裏道をゆっくり歩く。


また襲われる可能性は無くはないが向こうは私よりも警戒心は強いので直ぐに襲ってくることは無いとは思うが、警戒だけはしといた方が良いだろう。


ただ、そんなことは思っていても実際は迷い中……。


なんというか建物がごちゃごちゃしていて迷路に見える。ここにいる人達は土地勘があるのでわかりそうではあるが。


「ん?」


そんな事を一人虚しく考えながら適当にほっつき歩いているとふと、道の先から女性?少女?かは分からないが───悲鳴が聞こえたような気がした。


「特にやることもないし。行ってみるか。」


まぁ。合ったとしても行くんだけどね!


··········そして早歩きで動くこと数分。


近ずくにつれて大きくなる野郎の騒音と少女の高い声の悲鳴。そして路地裏特有の薄暗い中での雰囲気や匂い。


何処をどう見ても第三者から見れば男の方がアレをやりに来そうな場所である。勝手なイメージではあるが。


実際は行ってみないと分からないので確信は出来ないのだが、もしもの場合は武力も致し方なしだろう。


私は声が近ずく方へ曲がりながら進むつつけ……とうとう見つける。


一個前の壁の角で隠れてバレないように様子を伺う。

どうやらまだ間に合いそうかな?って……あれ?


「おい。もう逃げられねぇーぞ?」


「地獄に堕ちて死んでしまえ!!ゲス男!!」


威勢よく大の大人に反論する少女…。

しかしその体は震えており、すぐにでも壊れてしまいそうに見える。

それに体の特徴や服装が少々特徴的でドレスよりも全然ラフではあるがここの空間には合わない服を来ており、少女をがよく目立つ。


それと比べて男の方はいかにもなボロい服を来ておりニヤニヤ来ている顔をしていることから何となく予想は付きそうだ。

それに少し遠くではあるが、少女の耳を見ると先が、とんがっていて少しピクピクと動いているので人間じゃないことは分かる。


まぁ。種族で言う所のエルフ族だ。

まだまだ幼い顔をしており吊り目になっているような気がするがそれでも将来は美少女になるであろう顔つきである。


「お前の貧相な体を俺が買ってやるって言ってんだ。さっさとこい!!」


「嫌です!貴方のような人を人とは思っていない人なんかに私の身体をあげるつもりはありません!!」



まぁ。少女が言ってるいことの方が断然あっているのだが。

しかし·····ここでは強い方がルールを作る。少女の強さがどのくらいかは分からないがヤバそうか?


「チィ。せっかく優しく誘ってやったのに蹴りやがって。へへ。なら仕方ないな。」


「えっ……?」


少女が言葉を発した瞬間·····「 カチッ 」という乾いた音が辺りに響く。


私も遠目で確認していたのでわかる。属に言う首輪だ。それも多分あれは奴隷の首輪じゃ無いだろうか?

これでアイツには心置き無くギルティーを出来そうだ。


「なっ…なんですか!これは。外して下さい!」


少女は懸命に両手で取ろうとするが当然首輪はビクともしていない。それどころかその行動を見て男はニヤニヤを増やすばかり。


「というか·····なぜ少女は逃げないんだ?」


ある疑問が私の中に過ぎ去る。

そう。そもそも少女がここにいること自体おかしなことである。

あんなに綺麗な服を来ていたのなら路地裏に通る必要もないし。少女も体付きは戦えるように見える。なら逃げれば逃げられたようにも見える·····のに。


「なぜ逃げないんだろうな?」


何かしらの事情があるのだろうとは思う。

まさか襲われるのが好きということはあるまい。少女も本気で嫌がって居るように見えるし。


と·····一人で自問自答していると現場では少し進んでおり。


「おい。へへ。アクセサリーや剣。硬貨や道具なんかを全部地面に置け。そして俺の前で正座しろ。」


男がそういうと首輪が光って。少女の身体が勝手に動いて·····居るように見える。少女の表情が引き摺っているのを見て·····て感じではあるが。


さて。そろそろ出ていかないと不味いことになりそうだ。


私は隠密と軽業と身体強化を使用して、すすっと男の裏に回る。


そして首の根元に当てようとした瞬間向こうがこっちの存在に気づいたらしく目を開いてこっちを見ている。


ただ、もうスキルの範囲には入ってる。


鞭絞(べんこう)


手をムチのように使い首に一発軽く打ち付ける。

それだけで相手はすぐに気絶した。

体術の初歩的な技だが不意に強く、多分誰だか分からないとは思うが·····


さて。野郎は倒れたが無防備の少女が一人。

身体は当然震えており目は怯えている。

しかし絶対にやられないという意思はあり、手を何とか動かして逃げようとしているが、首輪が邪魔して動けないようだ。


しかしどうするか。俺では首輪を壊すことは出来ても壊れたことによって何らかの呪いが発動すると対処することは難しい。


しかしそのままにするのも·····ヒスイもミルミもいなしな。はぁ。どうすっか……。


··········いや。そういえばスキルポイントが溜まっていたな。特に使う必要も無くて前からやってなかったがどのくらいあるかな。


私はスキルを開き中身を確認すると…。


46ポイント。


「レベルはMAXだから、これはモンスターを倒した数か?」


私自身製作には関わっているものの全てに対して見ている訳でもないので当然分からない所はある。


これもひとつなのだが。まぁ。これによって今回違うスキルを取れるようになるので結果オーライ。ありがとう!私と同じ仲間よ!


私は智将性を開きその中に適切な配置で並んでいるスキル郡を見る。


「さて。あれを貰おうか。」



『新たなスキルが解放されました。』



「は……?」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



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