41話 潜入前の会議じゃこらぁ!!
久しぶりの投稿です!!
誤字脱字を修正やら編集やらをしていたら時間が掛かってしまいました……。
もしかしら今後も遅いかも……。
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かれこれ時間は過ぎていく。
上司との楽しい楽しい場所で語り合う。少女達の事情を話すことに成るのは難しいことでは無いだろう。
「あー。という訳で一人目の少女は建物の屋上から拾った。」
『誘拐ですか。』
「二人目の少女は封印を解いて保護した。」
『連れ込みですか。』
「おい。」
『なんですか?』
なんですか?じゃねぇーよ。スピーカーをONにしてこちとら聞かせてるんだが?これじゃ私がお巡りさんにお世話になっちまうだろ。
「こっちは二人が聞いているんだからそういう誤解が出そうな事はやめて頂きたいんだが?」
『だって仕方がないじゃないですか。どう考えてもやましい理由の上に持ち帰って居るように聞こえますから。』
「???」
「·····お主。」
なんとまさかのこっちが悪役になるとは。おい。魔王!この状況を何とかせい。悪役は悪知恵が働くもんだろ!?
オラの目線の訴えになんと悲しそうな目線での裏切り。演技してんじゃねぇ!!
それにヒスイ!アイスは後で食おうな?今、私、絶賛事故ってるから。
「状況的にはそう見えなくもなくもないが仕方なかった状況でもあっただろう?」
『まぁ。そういう事にしておきましょう。』
「あぁ。そうしといてくれ。」
俺の胃に穴が開く前に安心安全でよろしくお願いいたす。
救急箱に胃薬入ってたっけな?
『こっちはこっちでやっておきますのでよろしくお願い致しますね?』
「了解した。こっちも様子を探ってみる。」
『よろしくお願いします。あ。あとオールラウンダーのこと見つからずにお願いしますねー?』
その電話を最後に切れる音。あーあ。さっきまで出来るだけ仕事を擦り付ける方法を取ろうとしたら、まさかの魔王の裏切りで会えなく沈黙。変なのに捕まっちまったぜ。
ん?最後なんか聴き逃した気がするが·····聞き逃す位だから大したことは無いのか?
と、思っていたが後日後悔したことは今の私にはわからぬこと·····
さて。新たなミッションが追加されたことにより、やらなければ被害が出てしまい私の給料が減ってしまうため頑張る方向で行くんだが。
「どうしたんですか?」
「お主が考えている時は何かあるのじゃろう?」
二人の言葉に何かを考えていることがバレてしまう。まぁ。浅い付き合いとは言っても住む者同士わかってしまうことは多い。
私は少し肩を落としながらも苦笑いしつつ彼女達の疑問に答える。
初めの方は普通に私一人で電話していたので聞いていないからな。
「あぁ。どうやら裏の方で奴隷の売買が活発しているらしい。」
「奴隷····ですか。許せません。」
「しかし全ての奴隷助けることは出来んぞ?」
「えっ?なんでですか?」
ヒスイの驚きが部屋に響くがそれも当たり前だな。
皆の奴隷を助けると私が色んな意味で大変なことになってしまうからな。
「こちらは三人。向こうは数百人養える財力も権力も無いじゃろ?それに向こうの指示はこうだったんじゃろ?『概要を言ったから後はそちらに任せる。』とな?」
「あぁ。ニュアンス的にはあっているぞ。何をやるかは自分達次第とは裏で言われていたような気がするな。」
ミルミは中々正確な所を着いてくるな。出来れば上司が言ってくれなかったので知りませんでした。で通したいんだがヒッぱたかれるのは嫌なので。
「上は正確な情報は基本的にあまり出すことは無いのじゃ。上も複雑な事情があるのじゃろう。」
「それでは犠牲者が増えて行ってしまいますよ?」
ミルミの言葉は上に立つ者としての言葉だとすればヒスイは下に立つ者の言葉になる。どちらも間違ってはいない。
私的には無関心で真ん中の路線で通れる方向に考えてくれると助かるよ。ミルミ。仕事ぶん投げさせて。
「それも一理あるのは確かじゃ。奴隷商も一枚岩ではないと思うのじゃが、どうする?お主。お主の決断に膿は往くぞ。」
「そうですね。私もルースに信じます。」
上に立つ者としての言葉か下に立つ者としての言葉を選べると言えば選択肢がある様に聞こえるが答えは一つだろう。
真ん中の路線を通りたい!!··········ミルミの目線が。
「助けようか。奴隷商の証拠を見つけ次第潰す。」
「そうなるか。」
「はい!」
「あぁ。だが普通にやってもつまらないからあれをやろう。」
あれをやろう。そうすれば奴隷も働けて奴隷商も裏を洗える。良いことずくめに違いない。おじさんは働きたく無いのだ。
「お主企んでいる顔じゃな?」
「そういう訳では無いぞ?諭すだけだ。」
「諭すんですか?」
ヒスイが心配そうにこちらを見ながら聞く。それを笑顔で返す。君達、学校では生徒指導室という屈強な男達との面談が有るくらいだぞ?
「あぁ。諭すんだ。」
「はぁ。お主も良くやるのじゃ。何をするかは知らんが気おつけるのじゃぞ?膿達も手伝うが、お主一人で突っ走りそうじゃからの。」
「き、気おつける。」
あーあれ?私ってそこまで行動的な人だっけ?家でゴロゴロしたい人なんだが。
「そうですよ!私達も手伝うのでちゃんと言ってくださいね?」
「わ、近い近い!!わかったから落ち着こうな?ちゃんと教える。」
美少女の優しくも爽やかな女性の匂い。触れてしまいそうになる綺麗な肌の色。母性を感じさせる瞳。抗う理性は限界に近い!!
「もう。分かれば良いんです!分かれば!」
初めは少しプンプンと本気で怒って顔を膨らませていたが私が話すと言うと笑顔に戻る。うん。魔性の感性は抗いずらく解きにくい。呪いかな?
さて。二人には話すとしてどこをやって貰うか。出来れば安全な場所で、しかし彼女達には気づかない場所がジャストな訳ではあるが、あるか?そんな所?
まぁ。少し危険な場所でもミルミがいるからフォローは出来そうか。
「先ずは情報収集をしないと行けない。」
「うむ。当たり前じゃな。なら膿は酒場辺りでも聞くとしよう。」
「出来るのか?」
「なんじゃお主。膿を舐めてもらっては困るぞ?これでも話術は得意な方ではあるのでな。それに酒場は荒くれ者が多い。そんな所にヒスイをやれるか?膿は心配が来て離れることも出来んわい。」
「で、出来ますよ!多分。きっと。えっと。思いますよ?」
「それに、膿が魔物の変身だけだと思われるのは、はなはな遺憾じゃ。変身して取ってきてやるのじゃ。」
ヒスイの言葉は初めは大きく最後は小さくなる。うん。確かに心配しか無いな。
そして私の心配していたことをズバリと当てられて私は苦笑しつつヒスイに別の場所を言う。
「ヒスイには周辺の奥様や店の人、歩いている人の聞き込みをお願い。」
「分かりました。あの。ルースは何処へ?」
まぁ。そういう疑問も来るよな。ミルミは流石に勘ずいているらしく心配そうな目線だけで、何も言わないがヒスイにも言った方がいいか?仲間外れは辛いだろう。
「敵の諸点に潜入して証拠を掴む。」
「えっ?」 「やはりか。」
ヒスイとミルミの言葉が重なる。初めは驚き、終わりは納得があっているだろうか?嫌な懸念が当たったとも言うが。
「敵のど真ん中に行くのですか!?」
「あぁ。」
「危ないです!!今は生身ですよ!?」
「前と昔では状況が異なるからな。」
まずもって証拠を掴めれば話し合いがスムーズに進むじゃん。そうすれば屈強な男達を使う必要は無いだろ?
「状況って、前よりも酷いという意味では状況は確かに異なっていますけど死んじゃうんですよ!?」
「とは言ってもわけられないから戻れんし。」
それにもし、分けられたて戻れたのだとしても戻らないかな。多分あの世界、ゲームの身体よりも生身の方が制限なく出来るだろうしな。世界は無限大ってな。
「それは···そうですけど!!」
「それなら膿が結界を授ければ、安心感は増すのではないか?膿の今の力ならそこらにいる魔物や人間なら壊れることもないとは思うのじゃが。」
「むむ。うーん。分かりました。しかし!危ないと思ったら直ぐに帰ってきてくださいね!!」
「あぁ。ありがとう。そうするよ。」
うーん。チョロい。
でも。まぁ。色んなことに心配を掛けつつも何とか話は収まったが、果てさて、すんなり進んでくれれば直ぐに終わるんだが。
掴ませてくれるかね。お敵さんよ。
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