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24話 神殿の当たり屋


もう少し文章を長くしようかなー


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


一悶着は合ったが解決してお金をお店に戻って元、座っていた場所にお金を置いて出て行く。


多分もういい印象は無いだろう。お店の人もそう思っているだろうし、、と逃げるように退散しようとすると·····目の前に影が·····。


「どこに行くんだい?」


「·····いえ。出ようかなと。」


「ふぅん。」


物凄い威圧感。何だこれ?気まずい。目の前にはさっきよりも貫禄がありそうな女将さん。ヒスイの方を見るとヒスイも困惑している。どうやら解決法は無さそうだ。


「あんた達。同じ場所に座りな。」


「え?いや。しかし。」


「座りな?」


「あ。はい。」


すたこらさっさ作戦はあえなく失敗。何故か女将さんに止められてしまった。少しビクビクしながら同じ席に戻り待っていると·····


「はいよ。これはお礼の料理さね。」


目の前にはさっき食べたのとは違う料理が並ぶ。はて?なんかしたけっか?


「なんだ。分からないのかい?さっき倒してくれた、あの冒険者は元から悪い意味で有名だったからねーこの店も困ったもんだよ。今日懲らしめてくれてこっちも嬉しかったさ。」


「そうなんですか?」


「あぁ。だからバンバン食いな!食べ盛りは食うのが1番だよ。お嬢ちゃんも!」


「は···はい!」


どうやらお店を追い出させることは疎かその場でお祝い会を開いてしまうその豪胆さは凄いと言うか、おかしいと言えばいいのか。まぁ。出てきたものは有難く貰うとしよう。


「美味しい。」


「ルース。良かったね。」


「あぁ。」


終わり良ければ全て良し。まさにこの言葉通りになったような気がする。さもありなん。


お祝い会を開き皆で祝う。それは嬉しくて楽しいことだ。その雰囲気を味わうことも1つの勉強と言える。お酒は遠慮しといたが楽しかった。


数時間捕まって楽しくも大変な時間を過ごして席を外させてもらった。


「気のいい人達だったな。」


「はい。」


初めはあいつの手下と思って警戒をしていたがどうやら違うらしい。強い奴に従うが精神らしくたまたまあそこに居た連中の中ではあいつが強かったから従っていたに過ぎなかったらしい。


「さて。本命の方行くか。そもそも何故あっちが長かったのか分からないんだが。」


「すいません。私のせいで。」


「違うさ。ヒスイじゃなくてあいつの方がおかしいからヒスイは悪くない。」


「ルースさん。ありがとうございます。」


「ヒスイ。露店を見に行こう。そこのある一角が神殿になっているらしいから進みながら行こうか。」


「はい!」


ヒスイは笑顔の方が可愛い。悲しい顔をしていい事なんて無いからな。


そして露店何だが思っていた以上に多い。似たようなお店もあれば全く知らない独自のお店もあって見ているだけでも飽きない。


「そこの彼氏彼女!!」


一つの露店のおじいさんに止められる·····。


「見て行かんか?そこの彼女さんにあげるのはどうだい?」


そう言って目の前には装飾品がズラリと並んでいて、ネックレスやリング、指輪や髪飾りなど種類も豊富。しかも加工もしっかりしているので綺麗。


ヒスイの方に視線を向けると、装飾品の綺麗さに見とれているのかじっと色んなものを見ている。


「ヒスイ。どれがいい?」


「え?」


「欲しいものはどれだ?」


「いえいえ!!私は平気です!全て綺麗なので見ていても楽しいので!!」


そう言って断ってしまうところは彼女らしい。ただ実際おじいさんに言われた通り付ければきっと可愛くなると思う。なら買うしかないだろう。


「なら。これをくれないか?」


「お。お目が高いね。お客さん。」


「いい物を渡したいからな。」


「いいやねぇーですかい。」


「え?ルース!?」


買ったのはすだれの有る大きな青色花の髪飾り。それをおじいさんから買い取りその場でヒスイの髪に付ける。


「うん、綺麗だ。ヒスイ。」


ヒスイは口をアワアワして頬も赤くなり混乱しているように見えるが多分恥ずかしがっている·····と思いたいが。


「おじいさん、ありがとう。」


「いいもの見せてもらったからな。」


「どうも。」


私はヒスイの手を引いてゆっくり店から離れるだがヒスイは下を向いて居るので雰囲気を変えるべく話し掛ける。


「ヒスイはお祭りとかは知ってるのか?」


「·····うん。知ってる。」


どうもいつも通り喋れないほど恥ずかしいらしい。私はどうした物かと考えていると·····


「ありがとう。」


「ん?」


「この髪飾り大切にするね、ルース。」


「あぁ。そうしてくれる方が嬉しいな。」


「うん。」


言葉の発さない無言の空気が流れるが嫌な感じはしない。それ所か周囲の空気と合わさって私自身も少し恥ずかしく視線をヒスイに合わせないようにした。


(やっぱり言葉で伝えるのは難しいな。)


そんなことをつくづく思った·····


そんなことを思っているといつの間にか結構歩いたのか神殿の目の前まで来ていた。


流石に喋らない訳にも行かないので話し掛けようとした時·····


「チィ。邪魔だ、どけ!」


「キャ!!」


そう言って聖職者見たいな服を着た若そうな青年がヒスイを押し退けて神殿の中に入る。私は急なことだったがヒスイの肩を持って安定させつつヒスイに話す。


「大丈夫か?」


「はい。少しびっくりしました。」


まぁ…そうだろう。急に後ろから押されれば誰だってびっくりするし倒れたりもするだろう。なんであの青年はあんなに急いでたんだか。


(少し。行きたく無くなったがヒスイの能力を調べるためにもここに行くしか無いよな…。)


一息ため息を吐いて二人で中に入る·····


神殿の左右に騎士が居ることからある程度の権力はあるんだろう。とは思うが最初の第一印象がなー


私とヒスイは中に入りまず目に入ったとは目の前にある女神の像、そしてその周りにはロウソクや窓から優しい光が入り趣のある椅子が風情を出す。


また一件豪華のように見える床や天井もちゃんと深くまで繊細に書かれていて感嘆とする。


ここまで聞けば神殿とはいい場所の様に聞こえるが、さっきから止まない声が室内に響き台無しにしている事を分かっていない。


そのためか参拝や礼拝に来ている人達も不機嫌そうな顔で声を上げている人を睨んでいる。


その時、裾がちょこちょこと動きそちらを向くとヒスイが声を上げている人の所を見て聞いてくる。


「ルース。あの人。」


「あぁ、さっきの人だよな。」


そう。いまさっきヒスイをつ飛ばした野郎が台座の上で偉そうな人に話しているが表情から上手くいっていないことに不機嫌なようだ。。


「あんまり近寄らないようにしたいな。」


「うん。右に同じ。」


フラグに成りませんように··········お願いしますよ、神様。



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