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19話 和泉翠華の能力すっげー!魔法使いかよ。あ。魔法少女だったわ。


昨日雪が降って路面が凍って歩きずらいですね( ̄▽ ̄;)笑

皆さんも体調管理やお仕事への移動など気おつけて頑張りましょう!!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


和泉翠華は魔法少女だ。


これまでその固く閉ざされた扉には言えない能力があった。それを無理やりこじ開けようとしている。


果たして良いのだろうか?普通ならダメと答えるだろう。トラウマになられたらきっと本人ではケアできないし、やった犯人にも直せない。


でも、やらなければならない。いつ彼女が政府に連れ去られてしまうのか分からないこと。知らなければならない。


彼女の能力を。



「すいか。準備が出来たら話してくれ。」


今いる場所は私の部屋。食事が終わりリビングで話そうとしたが、すいかのご希望で私の部屋になった。すいかが言うにはコチラの方が安心するらしい。私は彼女の言葉を遵守(じゅんしゅ)した。


すいかのタイミングはすいかにしか分からない。外野がどれだけ喋っても先へは進まない。これはある意味彼女の問題でもある。一歩踏み出すための気持ち。


「フーー·····フーー·····ッよし。大丈夫です。」


「わかった。聞かせてくれ。」


「はい。·····私の能力は無機融合です。」


「無機融合とはどんな能力なんだ?」


「無機融合とは無機物と融合と言う意味で、ゲームの世界や絵の世界などの命の無い世界に入ることが出来、その中にある能力を使うことが出来るのが私の能力です。」


無機物と融合。孤独と偽りの能力か。


「私の世界がコンクリートだったのはそういう事だったのだと思います。少しの隙で逃げられてしまうと思ったのかも知れません。」


「結果それで逃げたのか?」


「はい。近くにある絵に逃げて違う世界の絵の中から現実に出て来ました。その過程で海を見てそして貴方に出会いました。」


「そうだったのか。」


「はい。こんな能力。嬉しく無いですよね。」


「本人に取っては辛いだろうけど私から見れば羨ましいと思う。」


「羨ましいですか??」


「そうだろ?何処へでも行けるんだ。別に日本にいる必要なんて無い。魔法少女が友好的な国やそもそも知らない国に行けばやりようはいくらでもあるだろ?」


「た·····確かに。」


「まぁ。そのおかげで、すいかと出会えたんだから良かったとは思うが。」


すいかがもし、もっと広い視野で物事を考えていたら直ぐに海外へ行くとこなんて思いつくはず。海なんか見ないで行っていた可能性すらある。その思考になってくれてありがとうと言うのもおかしな話だが。


「ありがとう。すいか。」


「え?」


「話してくれて。思いを共有することは誰でもできる訳じゃない。勇気が無ければできない事だと思っている。」


「そんなこと。まことが助けてくれたから。」


「そんなことでは勇気は出ない。すいかが自分の意思で話せる相手だと思わなければ直ぐに出て行っていただろ?この家から。」


「それは·····そう。かもしれないけど。」


「でもここに居てくれる。居心地がいいと言ってくれる。それは私にとって有難いことで大切にしたい事だと思っている。だから言わせてくれ。ありがとう。」


「·····こちらこそ。ありがとう。」


すいかは下を向いて髪で隠す。心の内を隠しているのかも知れない。と思っておくとしよう。


「さて。すいか。」


「なんでしょうか?」


「さっきの話を聞いて一つ作戦を思いついたんだが聞いてくれるか?」


「·····うん。私に手伝える事なら教えて。」


さっきの話を聞いて一つ使える手があるかも知れない。


「その前にその能力はどのくらい使える?」


「具体的にと聞かれても答えられないけど…距離は多分関係なくて、絵やゲーム機の中、小説の本の中に入ることが出来ると思う。あとは入る時に少し力を使うけど。感覚的に10回は出来ると思う。」


「中に居続けられる時間は?」


「多分無限。でも。私以外の人が入ると出る時に私のに触れてないと元の世界に戻れ無くなる。」


ある意味永久監獄。犯罪者に使えば絶対に脱出できない場所が出来上がるな。能力の使い方に寄っては酷いことになりそうだが、いい子で良かったと思ったよ。ほんと。


「それは政府の実験か?」


「うん。詳しくは分からないけど。それでも私なりに考えて見てそういう結論になった。」


「そうか。ありがとう。そしてこれからは作戦の話をするが聞いてくれるか?」


「うん。」


「今回の作戦は魔法少女を救助すること。そしてその逃げる場所が今回発売されるスピリチュアル・トーテム・ワールドに逃がしたいと思う。」


「で···でも。彼処(あそこ)は死ぬ可能性がありますよ?」


「あぁ。だから絶対に死なない住処を作らなければならないがどうする?」


「··········まずはそのための下準備ですか?」


何となくだが、すいか自身も分かってきているらしい。いや。感じ取っているのか?


「それで合ってる。攻略組見たいなイケイケ派はやらないが誰も知らない孤島が1番いい。」


「身を隠すためですね。」


「あぁ。それにその孤島の所有権は見つけた人になる。そうなると建物やら何やらは全て許可を出せばやることが出来る。それなら向こうに行っても安全に、その一人一人がある程度優遇は出来る。」


「向こうに言って窮屈になるよりかは良いですね。お友達や私達とも交流もできて意見交換も出来たりするので環境としてはいいと思います。」


「そのためにはまずは孤島か絶対に見つからない山の中。一番難しくてロマンがあるのが天空の島、案を上げれば色々あるがまぁ。おいおいだな。」


「はい。そうですね。まこと。頑張りましょう!!」


「あぁ。すいか、やる事は多くなったな。」


「はい!!」


彼女には負担が凄くかかるがそれすらも嬉しそうに頑張ろうとしてる。これは休憩をちょくちょく入れるための注意をしないと行けなそうに見えるが·····元気なことはいいことだな。うん。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



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