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乱舞

少女がトイレに行き、戻ってくるまでの間におそらく百はくだらないであろう感染者を対処するのは俺でも無理だ。

「普通なら、な。」

外に出て使えそうなものを確認する。

まだ燃えていない車....

倒れかけた電柱....


__これなら倒せるかもしれねぇな。___


とりあえず空になった弾倉に弾を詰め、ゾンビどもを待つ。

「ダンス...開始だ!」

観客参加型の、強烈なダンスが、今始まる。

・・・・・・・・・

ついに感染者が俺のところにやってきた。

その数は数え切れず、銃だけでは倒しきることは不可能だ。

「いいね、楽しみだ。」

俺は向かってくるゾンビに向かって走り出し、デザートイーグルを走りながら撃つ。

正確に頭を狙っていくが、数が減っている感じはしない。

俺は早速一つ目のギミックを使う。

「行くぜー!!」

いつものお気に入りの音楽を最大音量で流し、まだ燃えていない車に走る。

それにつられて大量のゾンビが俺についてきたので、車の給油口を撃ち車を爆発させる。

それによってついてきていた大量のゾンビが爆散し、血の雨が俺やゾンビに降り注いだ。

「今日の天気は赤い雨か!」

冗談を交えながら俺は背中に背負ったマシンガンを取り出し、ゾンビどもに向けて撃ち続ける。


かなりの数のゾンビを爆発させることができたとはいえ、まだゾンビがいなくなったわけではない。

確実に数が減ってきているゾンビを見ながら、俺は次のギミックに向かって走り出した。

「これでもくらえ!」

俺は倒れかかっている電柱に銃を乱射し、電柱を倒す。

電線が燃えている車に入っていき、引火した。

さらに引火した電線がゾンビどもを焼き払っていく。

「最高の気分だろ!」

残り数少ないゾンビどもに照準を合わせ、順番に倒していく。

道路の真ん中に立ち、銃を構えたとき....


「まじかよ!」


奥からものすごい速度で車がこっちに向かってきていた。

俺は横に回転して車を間一髪で避ける。

ゾンビどもは車に巻き込まれ、ついに数えるほどの量になった。

「....終わり。」

音楽を止め、携帯を見るとやはり圏外になっていた。

電柱が倒れ、電線が燃え上がったせいだろう.....


刀を取り出しゾンビどもの頭を切り落としていく。

そしてついに感染者をすべて、「俺だけの」力で倒しきることができた。

途中で思わぬハプニングもあったが、疲れ切った俺はその場にしゃがみ込む。

「お兄さん?」

後ろから声をかけられ振り向くと、少女が俺の頭を撫でていた。

「帰るか、俺の家に。」

俺たちは、車に乗り込んで家に帰った。

久しぶりの、つかの間の休息だった.........

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