啓ちゃんの性格
「勝君、ビニール取ったよ。」
みんなで仲良く全部せっせとビニールを取る。
「早いな!」
「ちょっと魔法を使ったんだ。ちょっと魔力を使うと簡単に浮かせられる。ポールから杖借りた。」
この世界がよくわからなくなっているので、1回まとめておこう。
通貨は日本と同じ『円』。なぜか、たぶん最初はギルドからの補助がだいぶ出ていると思うけど、日当が高い。普通に生活できる。
魔法は動かすくらいなら、僕たち3人は杖があれば簡単に動くし、大きなものは唱えて動かすし、簡単なんだ。
というところでしょうか。
「そうか!ありがとな!行くぜっ」
勝は力を込め、かごに魔力をあてる。すると、白い煙を上げて、組み立っていく。
「早いな。さすがだ、勝。」
「面ちゃんもやってみろよ!意外と楽しいぞ!」
そうだな、やってみるか。
「わかった。ポール、杖を貸してください。」
「はい、どーぞ。」
杖を借り、かごに向けた。勝がやっていた通りにやると、組み立て終わった。
「意外と楽だな。天音たちもやるか?」
「私たちは、朝食を翔太郎たちにやっているから、面ちゃんたちで組み立ててもらえる?」
6匹もいたら大変だよな。
「わかった。勝、やるか。天音、MP足りなくなったらよろしくな。」
「わかったよー。」
残り4つ。2人で2つずつ片付ける。
「面ちゃん、こっち終わった!」
「ちょっと、待って。僕あと1個だから。よし、終わった。」
天音と氷川の方に行くと、1匹ずつエサをやっていた。
「……小川君、佐藤君、ありがとう。この子終わったから、かごに入れて。」
氷川にお願いされ、啓太郎を白のかごに入れようとすると天音に止められた。
「あー!面ちゃん、網とって!」
あぁ、忘れてた。網を下から抜いて外す。
「啓太郎、危なかったな。天音に感謝しないと。」
ピヨッ
『気を付けてね』というように啓太郎が鳴いた。そして、服にもぐりこんだ。
「……啓太郎、入る場所はそこじゃない。」
「まだ、隅に行きたい年頃だろう。啓ちゃん、おうちに行くよ。」
まずは、啓太郎をおうちに入れた。




