日本型セキセイインコの食べ物
「朝早くから営業している、ありがたいホームセンターがあるんだ。」
パワシの朝は意外と早い。朝5時からやっている店もある。
「本当に幼鳥のうちは粟玉をあげるんだ。かっけになるからビタミンも忘れずにな!これからかご買うけど、最初は網はずせよ。抜けなくなるから。」
十数日飼っていたルカリオが説明してくれる。なるほどねー。
「ほら、着いた。おっちゃん、おはよ!」
「おはよう、ルカリオ。鳥の飼い主、見つかったんか?」
鳥のことは有名なんだな。
「この子らが引き取るそうだ。ビタミンやらなにやらちょっと買って帰るわ。」
「ありがとな。」
鳥のコーナーに向かう。いろいろな色のかごがあり、エサもいろんなインコ用がある。
「まず先に、かごを選べ。大きすぎず、小さすぎず、この辺のかな。」
となると、色は緑、桃、青、赤、黄、紫、橙、白になる。
僕は、緑と白を選ぶ。
「面ちゃんは、もう決めたの?」
「決めたよ。天音は何色にするの?」
すると、困った顔してあたりを見回した。
「人と被らないほうがいいかなって。勝君は赤選んでいるし、静ちゃんは紫かな。だから私は……。」
「青と黄色がいいんじゃないか?空音と結音の色にあっているし。」
「そうね。面ちゃん、ありがとう。ギルドで待っている結ちゃん、空ちゃんも喜んでくれると思う。」
一件落着。
「選んだら、カートに全部入れろー。勝太、カートを持って来い!」
「わかったぜ!」
勝は走って取りに行った。まったく、歩いたらどうだ。
「で、面太郎、天音、静、セキセイインコのエサ、粟玉、ビタミン剤、グリーンフードを、全部6個ずつ入れろ!勝太帰ってこないな。持って迎えに行ってやれ。」
半ばまで行くと迎えに行くと、大きいのか持って来るのに苦戦していた。
「面ちゃん、まあまあ大変だよこれ。」
「しょうがない。代わりに持とう。」
商品を入れ、代わりに持つ。
「おー、面太郎!ありがとな。」
残りのかごを入れ、エサも入れた。
「これくらいでいいな。おもちゃは申し訳ないけど、実費で。会計するから手伝ってくれ。」
この大荷物を5人手分けして運ぶ。
「段ボールあげるから、それ使え!」
店主が大きめの段ボールをくれた。これで持てるね。
「ルカリオ、ありがとな。これで全部だ。」
エサを詰めてもらって、かごを持ち、店を出た。
ギルドに戻り、翔太郎たちを迎えに来た。
「ポール、ただいま。留守番ありがとな。」
「いえいえ、ちょうど鳴くのをやめたところです。」
ポールが出迎えてくれて、天音と勝は白のところにとびつく。
「白、押しつぶされているけど、押し返せよっ!アハハ!」
「結ちゃん、空ちゃん、おうち帰るよ。」
持ち帰るけど、どうやって持ち帰ろう。
「では、ギルドの車で送りますね。乗ってください。」
ポールの運転で家に戻った。
「ここでしたよね。家まで運びますね。鍵は誰が所持してます?」
鍵は一応全員所持している。
「あ、今開けますね。どうぞ。」
インコたちを家に入れた。かごも入れた。
「これ、組み立て式なんですよ。大丈夫ですか?もしよければ、杖貸しますが。勝太君は自分でできますよ。」
ポールに言われ、初めて知った。こんな大きさだから、組み立ていらないかと思っていた。
「俺、今やるよ!どうやってやるんだ?」
「勝太君は、かごに向かって手を向け、力を込めてください。そうするとどんどん組みあがっていきます。その際、ビニールを取り忘れないでください。」




