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居酒屋の面接へ!
いつでも熱血な勝の掛け声に合わせて居酒屋に向かった。
「いらっしゃいませー!お客様、何人ですか?」
がたいがいい男の人が迎えてくれた。
「あ、いいえ、バイトの面接に来ました。」
「あー、お嬢ちゃんたちが今日来るって言っていた面接の子か。じゃあ、奥へどうぞ」
僕たちは、厨房を抜けて奥の部屋に通された。
「今から店長よぶからね(店長ー、面接の子たち来ましたー)。」
(はーい!)
店長の返事をしてから数分。長身ヒョロヒョロの人が出てきた。
「お待たせ。バイト希望だったよね。さ、面接を始めよう。
まず最初に君からかな。」
そう指されたのは、氷川だった。