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パワーアップ・ヒーローズ  作者: 八林聖葉
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勝太の魔法練習

「よーし、頑張るぞ!」

「勝太、お主の場合は、杖を使わずそのまま魔法を出す。たまに剣も使えるが。面太郎が植物系だとしたら、勝太はアタックだな。さあ、手のひらを木に向け、『ファイアーパンチ!』って言ってみなさい。」

「わかった!『ファイアーパンチ!』」

勝の手から火が出て、木が少し焦げ付いた。

「あれ?火が弱いぞ!?」

「まだレベル1だからな。たくさん戦えばレベルも上がって火も強くなる。」

この火で、机に焼き加工できるかな。

「俺もまだまだかあ。この世界にはダンジョンあるの?」

「あるよ。そこで、お金やレアアイテムが手に入る。モンスターと人間は共存しているんだ。主に地下にいるから、やることが終わったら、行ってみるがいい。次は、天音!」

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