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冒険者登録

「異世界から来たのは聞いたけど、剣が使えないなんてよほど平和な世界から来たんだねー。羨ましいな…。」


とフィリアがしみじみと俺、加藤晴矢に言った。


「まあ、全くないって訳じゃないんだけどね。俺のいた国は平和だったよ。」


「へー。ハルヤの国のこともっと詳しく聞きたいなー。色々教えてくれない?」

「もちろんいいよ。でもまた今度でいいかな?今は武器が使えないって話なんだけど…。どうしようかな?」

「うーん、悩んでも仕方ないしギルドでも行ってクエストでも受けて見ようよ。だんだん使えるようになるよ、きっと、多分、おそらく。」

「適当だな…。まあずっと考えてても仕方ないしな。行ってみるか。」


こうして俺はギルドに行くことになった。クエストかー。どんなのがあるんだろうか?やはりモンスター討伐とかかな?などと思っているとでかい建物が見えた。


「あれがギルドだよ。あそこでまずは冒険者としての登録をしなきゃ。」

「へー、思ったよりでかいなー。それで登録って何すればいいんだ?」

「簡単だよ、名前と職業を言えばいいんだよ。」

「結構大雑把なんだな。でも俺が勇者ってこと隠したいんだけど、どうしようかな…。追ってに俺がここにいるってバレると思うんだよなー。」

「まあそこは適当な職業言っとけばいいよ。」

「んー、剣士ことにしとくか。」

「それでいいと思うよ。」


「ようこそ、冒険者ギルドへ!!」


受付嬢さんに歓迎の言葉を受け、早速登録することにした。名前、加藤晴矢、職業、剣士っとこんな感じで登録した。


「最後にステータスプレートを作るのでこの宝玉に手をかざしてください。」

「え、」


フィリアが申し訳なさそうに言った。


「ごめん、ステータスプレートのこと忘れてた…。」


確か俺のステータスは魔力と速度がSSだったはず。こんな剣士いるかよ!と自分にツッコミをいれつつ、どうしようかと悩んだ。ここで職業詐称なんてしたらやばいかもしれない。くっ、思わぬところで詰むとは…。

そこでフィリアが胸に付けていたペンダントを取り出し、受付嬢に話しかけた。


「ちょっと話があるんだけどいいかな?」

「!??。そのペンダントは…わかりました。奥の部屋でお話しましょう。」

「ハルヤはここで少し待ってて。すぐ戻るからさ。」

「お、おう。」


なんだ?フィリアがペンダントを見せた途端に空気が変わったな。フィリアはどっかの貴族かなにかなのか?と考えたが、このことについて聞くのは野暮だと思い、やめておいた。

そして、5分ほどしてフィリアが戻ってきた。


「お待たせー。これがハルヤの冒険者カードだよ。」

「あ、ありがとう。」


中身を見てみると俺のステータスが載っていた。


職業:剣士


第7位下級冒険者


力:A

耐久:A

速度:C

魔力:E


固有魔法&魔法 なし


スキル:身体能力上昇




完璧に偽装されてた。フィリアはなんと言って偽装させたのだろうか。あまり深くかんがえないでおこう。

緊張した様子でさっきの受付嬢が戻ってきて言った。


「で、では冒険者にはランクがあり、

第7位下級→第1位上級まであります。

ランクによって受けることのできるクエストは決まっています。自分のランクより高いクエストを受けるにはそのランクに相当した人とパーティーを組まなければなりません。わかりましたか?」

「ああ、わかったよ」

「では冒険者ライフを楽しんでください!」


さっそく俺たちはクエストを受けることにした。


「フィリアはランクどのくらいなんだ?」

「んー、私はたまにしか受けないから第5位上級だよー。」

「フィリアの実力にあってないよなそれ。」

「まあ、ハルヤの訓練にはいいくらいだと思うよ」

「まあ、現状弱いからな、俺。じゃあどのクエスト受ける?」

「んじゃ掲示板に貼ってあるトロールの討伐はどう?ハルヤのステータスなら大丈夫だと思うからいいとおもうんだけど。」

「んじゃ、それいこうぜ,。」


このあととんでもない「怪物」に出くわすなんてこの時は思いもしなかった。












クエストまで持っていけなかったです。…

でも次は戦闘がある思います。戦闘の描写を上手く表現出来るか不安ですが頑張りますw



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