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アバタードライブ  作者: ちゅう助
2/2

戦い、説明パート

俺は一瞬で悟った!

(ここはラブコメ的なビンタが…くる!)

「きゃぁぁぁぁあ!!」

瞬間、俺は何をされたか分からなかった。視界は揺れ、意識が遠くなるのを感じた。

俺は彼女を見た、綺麗な構えかただった。その構えを見て分かったことがある。

(あ、俺殴られたん…だ…な……)

ガクッっと何かのアニメのように俺は膝から綺麗に崩れ落ちた。そこで俺の意識は無くなった。


目が覚めた。ここはどこだ?俺はなぜ寝ていた?

俺は天井を見上げていた

「……知らない天「それ以上は著作権とかで言ってはならない!」

見覚えのある女の子が横から突っ込んできた

思い出したわ…こいつに殴られたんだわ…見事なワンツーもらったんだ…冷静に2発殴られたわ。

「ごめんね…急に叩いちゃって…」

叩くって威力じゃあなかったけどな…

「いいよ、こっちこそすまんないきなり開けちゃってな」

違和感を感じる…嫌な予感…

ゆっくり違和感の原因に手を近づけた…

(!!?これは…やはり…漏れ…てる…?)

小さな丸々とした物がパンツの中にあった。

我慢していた物が殴られた反動で出てしまったようだ。

「ねぇ、大丈夫?ぼーっとしてるみたいだけど…」

「えっ?ああ大丈夫だよ…」

(トイレに…トイレに行かなくては…)

俺は布団から出ようとした、

ガラッ 保健室のドアが開いた、そこにはごりマッチョの角刈りのおっさんが立っていた。

「よぉぉぉおう!起きたか!ワシの名は竜山 大和と言う!お前らの学年主任兼、体育教師兼、1-1の担任だ!よろしくなぁ!すまんが部屋から出る前に少しワシの話を聞いてくれや!」

(トイレに行くの止められた-…不味いぞ…これではう○この臭いでバレるかもしれん…どうする!?)


一方彼女、森本 桃花は思った。

(やっぱり臭いな…大丈夫かな…?)

さっき殴った彼の顔色をうかがう、視線が泳いでいる。

(彼…やっぱり…)

私の思考に焦りを感じる…

(あの挙動不審な感じ…)

焦りが確信に変わる…

(お尻を拭かずにトイレ出たことがばれてる!?)


「まずは入学おめでとう!突然だか入学式で説明された、本校の方針アバターシステムについて説明しよう!アバターシステムとは、自…」

ここからは説明が下手な体育教師の話をまとめて簡単に話そう。

2040年世界に新しい技術リアルリンクシステム略してRLSと呼ばれるものによって世界が動いている。

RLSとはリアル(現実世界)にリンクされたシステムそのままの意味だ。

テストで良い点を取った、システム内の自分に頭脳的能力値が上昇。

スポーツの大会で良い成績を取った、身体的能力値が上昇。その中の攻撃や防御が上がったりするのだ。リアルでの努力がゲームで反映されると言うシステムだ。

そのRLSが実装されていて大人気なのがこの「RLS実装型仮想RPGアバタードライブ」なのだ。

このゲームでは最初に簡単なテストしてその結果から二つの職業が決まる。その職業を持ったアバターを現実世界に可視化させて戦うゲームだ。

取り合えず、今は目の前で自分そっくりなアバターが沢山の職業を駆使して戦うゲームということを理解してくれればいい。


「…と言うわけだ!」

今更誰でも知っているようなシステムを分かりにくく教えてくれた。

先生の話は終わった、しかし俺のピンチは終わっていない。

なんとしてでもばれては駄目だ!


なんとしてでも急いでお尻を拭いて臭いを取り除かないと!

((どうやってトイレに行くか…それが戦いだ!!よ!!))


そしてその頃教師、竜山は思った。

(この部屋ウンコ臭いな…)

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