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普通にはいかないらしい(プロローグ)
※この物語に登場する人物、団体名、地名等は全て架空のものであり、現実に存在するものとは一切関係ありません。
とりあえず自己紹介といこう。
私は瞳眼、陽乃森瞳眼。ひのもりめめと読む。珍しい名前だというのは私自身思っている。
私立陽乃森学園高等部に通う普通の高校1年生。
ああ、苗字と校名が同じだということはあまり気にしないでほしい。
趣味は…特にない。強いていえばゲームくらいだ。
私は昔から地味なやつで目立ったことは嫌ってきた。
目立つと何かと面倒だろう?人が寄ってきたり利用されたり…
とまぁ私のことはこのくらいにしておこうか。
この物語はそんな私の何気ない普通の日常を記す物語、となるはずだったんだけど…ね…
どうやら私は昔から運が悪いようで、普通の落ち着いた生活はさせて貰えないみたい、困ったものだよ…
ほんとに