第8話 決戦!アルタリア
「クロスラッシュ!」俺が技を打つがあっさり避けられてしまった。
アルタリアも「スタンスマッシュ!」そう言い、頭目がけてメイスを振り下ろしてきた。
なんとか俺は剣でガードした。すると相手にスキができたので、「へ=イル」の呪文で攻撃した。
すると、「うわぁぁぁ!」と言う声がした、見事に命中したようだ。
ヘ=イルは中々に威力が高いことが判明した。
「ん?待てよ。これ...」そう思った俺はチャンスを待っていた。
アルタリアは楽に勝てるだろうと思っていたレイヴンからダメージを受け、焦っているようだった。
すると、アルタリアはメイス二刀流にして応戦する。
「ダブルクラッシャー!!」素早い動きで目の前に来て、オーラを纏うメイスを振り下ろしてきた。
「グァァァッ!」俺はしっかりと、メイスの攻撃を受けてしまった。
その衝撃で、肩当てが割れた。
肩当てが...割れた!?
そんな事あるか?と思いつつ、待ちに待ったチャンス到来!これなら...いける!
「ヘ=イルソード!」そう言ってヘ=イルの力を剣にこめ、とても高く飛んだ。14メートルくらいかなぁ?
続けて、「天空Xブレイカー!!」そう叫び、落下攻撃をした。
アルタリアは技の打ちすぎで疲れていたため、動きは遅くなっていた。
そうして、アルタリアに技を打った!
「ヴァァァァ!!!」そうして、アルタリアはその場に跪いた。
そして、「降参だ。負けを認めよう。」そう言った後、続けてこう言う。
「子分共!鉄狼団は解散さ!最後にジークだけ治療してやれ!」
俺は、初めて技を開発した喜びと、鉄狼団を改心させる事ができた安心感でいっぱいだった。
そして、5時間後。
全員が動ける状態になったので、また王都に行く事にした。
アルタリアもついて行く事になったので、戦力が増えたなぁ。
そんなことを思いながら、俺らは王都に向かった。
第8話 決戦!アルタリア 終