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仮想牢獄エル•スィーレン  作者: 八咫烏
第一部 第1章 転移したゲーマーは騎士になる!
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第6話 鉄狼団とジーク

鉄狼団内部では...

「団長!あなたはなぜジークを狙っているのですか?別に狙う必要はないだろうに。」

「馬鹿者!ジークを捕らえることができれば、鉄狼団の戦力の増強になるではないか!」

「はぁ。ジークが仲間になるとは思えんがな。」

「そうだ!そうだ!ジークが仲間になるわけないだろ!」そんなふうに団の中で仲間割れが起きそうになっていた。鉄狼団は今、内部で論争が起きたようだ。


その頃レイヴンとジークは...

「なぁ。これ...」

「あぁ。これは...」

「塔...だよね?」

「そうだぞ。森の塔さ。狼がいたらしいぞ。正式名称は、"ラディアンウルフの塔"さ。」

そう。鉄狼団のアジトの塔の前に居た!

「ラディアンウルフ?何それ?」

「大昔、ラディアンと言う村を壊滅させた狼のバケモノがいたらしい。その狼のバケモノは、ラディアンに眠る魔法の力を借りて、真の姿になったらしい。真の姿になった狼のバケモノは、ラディアンの魔法の力を借りた狼と言うことで、ラディアンウルフと名付けられた。真の姿になったラディアンウルフはこの塔に巣食う魔獣だったそう。」

「今はラディアンウルフは世界のどこかで隠れてると言う噂があるくらいだ。」

そう話を聞いていると、突然!

「ジークだ!捕えろ!」

鉄狼団の奴らが現れたのだ。

俺らは剣を構えて戦った。

「これでも食らえ!クロスラッシュ!」

「うわぁ!」「うっ!」「ぐはっ!」

次々と出てくる鉄狼団の奴らを倒していく。

が、まだまだ出てくる。

「シャインブレイク!」

ジークがそう叫ぶと、ジークの大剣は雷を纏った。

そのままジークが剣を振り下ろすと...

「グァァァ!!!」

なんだか敵なのに心配になるくらいの断末魔が聞こえた。

敵は居なくなり、塔の壁にキズがついている。

「ジーク...すげぇな。」

そう思っていると、突然こんな声が。

「レベルが4になりました。HP6UP MP8UP 攻撃力7UP 防御力5UP 素早さ12UP 魔法攻6UP 魔法防5UP」

え?俺そんなに倒したか?いや、鉄狼団が格上だったからか。

そう思いながら、俺は鉄狼団アジト、ラディアンウルフの塔に入った。

ただ、何かジークは悲しげな顔をしながら、ラディアンウルフの塔に入ったのだった...


第6話 鉄狼団とジーク 終


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