追憶のなかの追悼の灯火
小さな生命に宿った灯火
わたしのあなたの灯火もいつかは追悼す
父に母に
大地に草に虫に
燃えては消え
届いている
生命の許しを得て 生かされて
太陽の灯火が大地に追悼し
永遠に広がる生命たち
あわよくば苞とともに生きることをし償って
一つになる願望二虚しさ感じ憐れなり
いつかきっとその日は来るから
そしたらか還ろう
土に還ろう
喜んで追悼を灯し感謝を込める
空と大地の子供たち
いつまでも 忘れず
忘れても もう一度
優しさに無限の慈悲が土に根付く
歌えど喚けど変わらない
追憶のなかの追悼の灯火