鶴丸国永から考察するキャスト変更の意味
さてこの『維伝の世界線での本丸の顕現順』の表ですが、がっつり鶴丸・江雪・骨喰については二度顕現されていることが記載されています。一振目が折れたのかどうなったのかは記載されていませんし、もしかしたら二振りが同時に存在している本丸の可能性も捨てきれませんが……一応考察では一振目が折れたから二振目を顕現したという体で話を進めます。
つまり維伝軸の世界にいる「染谷鶴丸」とは二振目の鶴丸国永。この維伝の世界線においては、鶴丸・江雪・骨喰が破壊されたか何かしていなくなり(同時か別々なのかは不明)、一振目だった「健人鶴丸」がいない世界と考えられます。
顕現順の表からは、この交代劇は三日月が顕現する前には終わっています。つまり、この三振りが折れた事象に三日月は関わっていないということになります。この辺りは別考察で考えようかと思います。
【鶴丸国永から考察する世界線】
■初演&維伝ルート ※二振目の染谷鶴丸が存在している作品
・維伝の情報から察するにおそらく正史(本人たちが正史と思い込んでいる円環内の可能性も有)
・三日月顕現前に、少なくとも鶴丸(江雪と骨喰交替タイミング不明)が破壊されたか何かしていなくなり、それぞれ二振目が顕現している。
■再演→各作品(円環のループの一幕) ※一振目の染谷鶴丸が存在している作品
・明らかに円環のループ内での物語
・三日月顕現前に、少なくとも鶴丸(江雪と骨喰交替タイミング不明)が破壊されたか何かしていなくなるはずが、鶴丸に関しては一振目が折れずにそのまま存在している。 ※骨喰に関しては悲伝ではキャスト変更が発生
序伝と本能寺の間の期間に交代劇があったのか、それとも序伝より前に交代劇があったのかは分かりません。ただ、維伝のパンフにあるように序伝と本能寺の間には1つ作品が入ります。
序伝(ジョ伝)
※ここに1つ作品が入る
虚伝:本能寺(初演&再演)
怒伝:槍
この※の作品で交代劇について描かれるのではないかと思われます。
とりあえずキャストだけで並べるとこんな感じです。
序伝(ジョ伝) →『北川骨喰』
※
虚伝:本能寺 初演→『染谷鶴丸(二振目)』『輝馬江雪(二振目のはず)』
再演→『健人鶴丸(一振目)』『瀬戸江雪(一振目のはず)』
怒伝:槍
外伝:小田原 →『北川骨喰』
義伝:暁の →『健人鶴丸(一振目)』
如伝(ジョ伝):黒田 →『北川骨喰』
※
※
悲伝:結いの目 →『健人鶴丸(一振目)』、『三津谷骨喰』
慈伝:日日 →→『健人鶴丸(一振目)』、『会場日替わり北川骨喰』
※おそらく新作の『綺伝』はここ
維伝:朧 →『染谷鶴丸(二振目)』、骨喰&江雪(二振目)