維伝 朧に破れた6振について / 政府の動き
土佐では維伝本丸メンバーが出陣する以前に、他の部隊が朧側に敗れています。敗れる=折れるということで話します。
放棄された世界とは刀剣男士が敗北した世界です。
重要な事象、例えば本能寺で死ぬはずの織田信長。彼を死なせるのが正史の在り方です。しかし遡行軍に刀剣男士が破れた場合、いきなり正史にはならないにせよ『織田信長が生き延びた』という歴史が誕生します。このifの歴史はまだ赤ちゃんみたいなものです。到底正史にかなうようなものではありません。しかし『存在はしている』物語です。
鶴丸と南海先生の会話にあるように、その地点に何度も出陣して正史通りにいくように進めたとしても敗北したルートは存在し続けます。
さて、そう言うわけで今回維伝本丸が出陣した土佐ですが、朧側の証言により少なくとも刀剣男士6振が敗北(破壊)して誕生した世界線です。そうです、『朧側の証言』によって別の部隊が壊滅した事実が存在する世界線になります。……政府はこのことは分かっていたのでしょうか?
【政府の動き】
あのこと&瑕疵と判断された者の本丸である維伝本丸を警戒していて、本来なら本丸解体もあり得るが、利用価値という面から存続させている状態です。政府は土佐の調査についてこの維伝本丸を利用し、『特命調査とも言えない調査(鶴丸曰く)』をこの本丸に命じています。
政府は本丸に対して、『敗れた刀剣男士』がいたことや『ifの状態で進んだ土佐』であることを本丸側には共有していません。……政府がその情報を知らなかったという可能性もありますが、警戒して情報共有しなかった可能性が高いように思います。
【折れた6振】
維伝本丸が出陣する以前に、6振の部隊が朧と交戦し破れています。陸奥守については「折ってやった」と明言していますので、間違いなく破壊。他5振は明言はないものの、折れたであろうことが刀剣破壊映像として出てきます。
敗北した6振りの部隊は下記のメンバー(舞台左手から)。
・日本号
・骨喰
・山姥切国広
・陸奥守吉行
・大俱利伽羅
・宗三
この部隊はどこの本丸だったのでしょうか?
今までの考察では「初演→維伝ルート=正史」として取り扱っています。その考察通り彼らが正史の存在であれば、敗北した部隊は別の本丸ということになります。しかし、「初演→維伝ルート」でさえ円環内の一幕と考えると……。まぁ、この維伝=正史?の考察はまた別にします。『正史』とは何ぞや、ということもその際に考察します。
何となく敗北部隊は『円環内のどこかしらのルートから出陣してきた部隊』なのではと考えています。
正史ルート本丸も円環ルート本丸も、『元を正せば同一の本丸』です。つまり敗北したメンバーは正史本丸のメンバーのifの姿と考えています。円環内のどのタイミングで出陣してきたかは不明ですが……。
出陣する先の歴史は、一応は正史を辿ってきた「土佐」です。ここに時を遡って、部隊を送り込んでいます。管轄する時間軸という表現が過去にあったことから、一本の糸(護りたい正史の1つ)につき一つの本丸が割り当てられていると考えます。
そうすると、元を正せば同じ本丸である正史ルート本丸と円環ルート本丸が向かう先の「土佐」は同一の糸の土佐になります。この現象はジョ伝での発生しており、出会うはずのない2部隊がダブルブッキングする事態を引き起こします。そう言うわけで、今回も同じ「土佐」に同じ本丸の別部隊が派遣された形になっています。
ただし失敗したのは円環内のif本丸なので、正史本丸のメンバーはそれを知りませんでした。陸奥守は今回維伝本丸部隊のメンバーにもいますしね。
【関係性】
正史→『円環本丸』→様々な分岐→ifが続く
→土佐で敗北→朧の土佐誕生
→『正史本丸』 ↑朧の土佐に出陣し対応(維伝)
小烏丸は『あの者がいる円環もまた既に放棄された世界』言っていましたが、このセリフからだと朧の土佐は円環本丸とはかかわりが無いようにも思えるんですよね。放棄された世界ということは同じであっても、円環本丸のn回目ルートで敗北して生まれたif土佐とは言えないのでは……という可能性。
ただ演出的に、あの6振りの部隊が全く無関係の本丸の部隊でしたという方がちょっと不自然(メンバーのチョイス的に)なんですよね。
・日本号(黒田組、ジョ伝)
・骨喰(豊臣&三日月関係、各作品)
・山姥切国広(刀ステのキー)
・陸奥守吉行(坂本龍馬の刀、維伝)
・大俱利伽羅(伊達の刀、義伝)
・宗三(信長の刀、虚伝)
各作品に関わりのあるメンバーばかり。これが大典太・博多・江雪・大包平・鶯丸・太郎&次郎とかだと、円環そのものの進行に大きな影響を与えるメンバーではないので考察しなかったかもしれませんけど。
あえてこのメンバーだったことを考えると、どうしても無関係な本丸の部隊が敗北したようには思えないです。




