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各作品の関係性についての前提考察

 先週刀剣乱舞のステージ、通称刀ステがDMMで無料配信されました。

 私も初めて視たのですが……これは考察しがいがある作品だと思いました。


 色々考察したいことはあるのですが、今回は作品全体そのものについての考察をしたいと思います。

 あくまでも個人的な考察ですので、考えすぎとか勘違いとかは大いにあると思います。一応他の方の考察も参考にさせていただいたうえで、自分なりに解釈・考察しています。

 こんなことを考えている人もいるんだな程度に考えてください。また、配信を見ただけでの考察なので記憶違いとかも発生している可能性があります。


 当然のことながら、維伝までのネタバレ全開ですのでその点ご注意ください。




 さて、刀ステは現在まで時系列的に並べると


序伝(ジョ伝)

虚伝:本能寺(初演&再演)

怒伝:槍

外伝:小田原

義伝:暁の

如伝(ジョ伝):黒田

悲伝:結いの目

慈伝:日日

※おそらく新作の『綺伝』はここ

維伝:朧


となるわけですが、全部見た人なら分かる通り、同一本丸の物語で同一世界線の出来事とは考えにくい矛盾がそこかしこに存在します。

(※になっている部分は維伝パンフで存在が示唆された物語です)


 なので、『各作品は別のルートを辿った別世界線のお話』だと考えています。

 悲伝からも『円環』の世界を三日月がグルグル巡っていることは分かると思います。そのなかで色々な分岐があり、生じている事柄も違います。

 ではどのような関係性が考えられるのでしょうか?



【私が考える各作品の関係性】

■本能寺の初演と維伝は同一本丸の話かつ、円環の外=正史の歴史にいる本丸の物語

 →維伝で鶴丸と小烏丸が円環から引っ張り出したい『誰か』の話をしている。本当に正史なのかは要検証。

■本能寺の再演とそれ以降の慈伝までは円環内=ifの世界線にいる本丸の物語かつ、悲伝と慈伝は円環内の別ルートで生じた物語

 →再演の蘭丸のセリフが既に本能寺を予見した内容であることや、歴史上狂っている箇所が散在しているのにそれが正史であるかのように誰も気に留めていない点から。初演とは配置や演技が左右対称になっている。また円環内ルートは各作品が連続した世界線ではない可能性も高く、それぞれ繰り返している円環の『とある一幕』を抜き出した作品なのかもしれない。特に慈伝は私たちが見た悲伝とは別の悲伝の延長である可能性が高い。


他の理由は色々ありますが、

・初演と再演以降では三日月の声色の違い

 初演=三日月っぽい声

 再演以降=低く、疲れたような感じの声→円環に疲れている?

・鶴丸(江雪と骨喰も)のキャスト変更

 初演と維伝=染谷鶴丸(二振目の鶴丸)

 再演とそれ以降=健人鶴丸(一振目の鶴丸)

 両者は演技も大きく違うし、小烏丸への呼び方も異なる点。維伝パンフの顕現刀剣の記載により、維伝の世界では鶴丸・江雪・骨喰は二振目であることは確定。



 とりあえず私の全ての考察で前提にしているのは、この関係性です。

 以降の考察では、各作品が円環内ルート(再演からのルート)と円環外ルート(初演と維伝)この前提を元に考察していきます。

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