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記録  作者: 優希
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幸せの味

食後私は春香をキッチンに連れてきた。春香は、何この茶色いの。と聞いてきた。私は、これが水飴。と言いながらお匙でお手塩とコップにカンっと音をたてて取り分けた。そして、春香に、水飴食べてみる?とお手塩を差し出した。春香は、少し怪訝そうにしている。おそらく茶色い液体というものを食べた事がないのだろう。私は、それは麦の色。甘いよ。と言った。春香は少し口に入れて、なにこれ?甘い。ふわふわした味がする。と言った。そう話している間に私は水飴を温め牛乳で割った。そして、春香。これ飲んでみて。と言った。春香はゆっくりとコップを傾け、1/3程飲んでから、これが良いもの?と言った。私は、そ。と言った。私は、おばあさんがね私の気分が落ち込んだ時に作ってくれた幸せの味なの。と付け加えた。春香は、だからこんなに優しい味がするのね。と言った。ふと私は思い出して春香に、今日学校有るけど一度帰らなくても大丈夫?と聞いた。春香は、鞄を2度ちょんちょんと指さした。持っているよ。という事だろう。相変わらずふんわりしているように見えて、しっかりしている。

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