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記録  作者: 優希
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試験

今日の体調は…試験を受けるには最悪と言える状況だ…睡眠不足に心労が重なり微熱、頭痛、吐き気がする…普段ならささっと回答を書き込んで回答しているふりをしながらAIの脳内シミュレーションに勤しむところ…でも今日はその余裕がない。仕方ない。15分で回答して残り35分は寝る…と決め込む事にした。こういう時彼のよく整理された知識はありがたい。ほとんど何も考えることなく、さらさらと回答を書き込む事ができた。そのままバッテリー切れのように机に突っ伏した。意識が遠のきかけたところ教師に。春野さん。試験時間中。と起こされてしまった。教師としては起こさずにはいられないけれど今の私には有難迷惑以外の何物でもない。とはいえ起きて居続ける余裕はない。全ての欄を埋め終えた回答を見せ、これで問題ありますか?体調がすぐれないので休ませてください。といった。それなら保健室にと勧められたが、30分で十分ですので。と言って再び突っ伏した。次の単元では私の体調不良は引き継がれていたらしく声をかけられることもなかった。けれど、次の次の単元では、そこまで体調が悪いなら試験を別日にもできますよ。と声をかけられてしまった。冗談じゃない。普段の授業なら彼が経験した事が、世の中にどう解釈されているのかといった楽しみがある。けれど、試験なんてただ回答して時間が余るだけの時間…別日にされて追加でやらされるなんてたまったものではない。問題ありません。この体調でも95%は正答できますから。そう言って再び机に突っ伏した。95%は言い過ぎたかな…90%と言っておけばよかったという思いが浮かびながら意識がゆっくりと消えていった。

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