心の君
「君をどこかで見たことがある」
そんな思いをしたことないだろうか?ふとした瞬間、その感情が芽生えて、「まぁいっか」と消えていく、僕は、この春ある女性と出会った。
その日は、変わらず6時30分に起き朝の支度終え家お出た。
早めに登校するのが好きだった、誰もいない通学路を歩いていくのがすぎだったから、基本的に教室には、誰もいない、そんな空間がまるで普段の教室とは、全く別のものに感じられてとても好きだった。
みんなが登校し始めるとある一つの話題が、教室中に広がっていた、それは今日来る新入生のことだった。
情報によれば、女の子であり、なかなか可愛いらしい、僕には、友達がいないそしてなんと、隣の席が現在空いている、これほど素晴らしい条件が揃うだろうか僕は、期待を寄せて朝のSHRを待っていた。
そしてついに先生が入ってきた、先生の後ろにいるその女の子は、とても長く綺麗な黒髪で顔は、とても整っている誰もが可愛いと思うような女の子だった、だけどその時ぼくの心にはある言葉が浮かんだ、それは、「どっかで見覚えがあるな」よくあるやつだ正直あんまりその時は、気にしていなかった。
そして待ちに待ったあのセリフが先生の口から告げられる「真ん中の後ろの席、あそこ空いてるからあそこ座って」、その言葉が告げられた瞬間クラスの男子から視線が熱く注がれとても痛かった、しかしそんなものに構っている暇がなかった、なぜなら今から友達のできない僕が第一印象を良くするために、第一声を言うところだ、それを考えることに視線などいちいち気にしていられなかった。
そして僕は、言葉決めて彼女の方を見た途端せっかくの言葉を失ってしまってしまった。
それは、ど忘れなどではなく、彼女の僕を見る瞳が一見とても美しい黒色で輝いているようだがその反面、今にも死んでしまうんじゃないのかっていうほど、生気のない悲しい目でもあった、その目によって僕は言葉を失ってしまった。そして再度思う「どっかであったような気がする」と、しかし今度は重く僕の脳裏に引っかかった。
すいませんこれは、まだ途中の試し段階です