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誰もが羨んでいたあの人の今......。

作者: 七瀬
掲載日:2018/08/10



僕の憧れの女性は、2つ上の高校の先輩だった。

僕が高校1年生の時に、初めて彼女を見て僕からの一目惚れ。


それからというもの、ずっと彼女の事だけを好きであり続けた!

僕が彼女の事を好きになった時には、彼女には彼氏がいたみたいだったけど、、、?

高校を卒業と共に、二人の関係は終わっていたらしい...。



彼女と同じバスケ部に入った事で、僕とひまりは仲良くなった。

何度も僕は彼女 『小野寺 ひまり』に好きだと言ったのだが、、、。

彼女は僕を子ども扱いして、男として見てもらえない、、、!



『ひまり先輩! 何度も僕は言ってるよね! ひまり先輩の事が好きなんだ!』

『そうね! 何度も聞いているし! 何度も私は同じ答えを言ってるよ!』

『なんでなんだよ! 彼氏とは別れたんだろう! じゃ僕と付き合ってくれて

もいいじゃないか、、、!?』

『...そういう事じゃないから、じゃまた明日ね!』

『......』



僕は絶対にひまり先輩の事を諦めない! 

どんな事があっても僕はひまり先輩と付き合うんだ!


ずっとずっとそう僕は想い続けていた...。





...でもあれから5年が経った頃、、、同級生からこんな話を聞く。


『高校が一緒だった、小野寺ひまり先輩、、、どうやら交通事故で亡くなった

らしいよ!』

『えぇ!?  ......嘘だろ!? そんな、』

『本当に綺麗な先輩だったよね! 可愛そうに、、、。』

『......』



僕はその話を聞いても信じられなかった...。

まさか、、、!? あのひまり先輩が、、、!?


僕は直接、ひまり先輩の家に電話して聞く事にした。


『プルルルル~ プルルルル~  はい! 小野寺ですが、』

『あのう、僕はひまり先輩のバスケ部の後輩で上岡と言います! 友達に

聞いたんですが、ひまり先輩が交通事故で亡くなったと、、、ほ.本当の話

なんですか、、、?』

『えぇ、本当の話ですよ! 3か月前になるのかしらね! 交差点を渡ろうと

ひまりが歩いている時に、車が物凄い勢いで突っ込んできてね! そのまま

、、、わざわざ電話して来てくれてありがとうね! ひまりも喜ぶわ!』

『...そうですか、ありがとうございました。』

『じゃあね!』

『ははい、』



ちょっと、期待していた! 【嘘の話】なんだと、、、。

でも、、、【事実】だった!


僕は、あまりにもショックで家から出れなくなった。

毎日、24時間ずっとひまり先輩の事しか考えられない!

ひまり先輩の笑った顔や仕草や話す言葉、何から何まで全部がいい思い出で...。




でもある時、、、テレビを見ていたら、こんな事を言っていた...。


『亡くなった人を蘇らす事が出来ますよ! 私はそれが出来るのです!!!』


怪しそうな、白髪のおばあさんがそんな事を言っていた。

そこには、電話番号と住所が出ていた。


僕は、藁にも縋る想いでここに電話する!


『すみません! 僕の好きな人を蘇らしてください!』

『いいでしょ~ 一度ここに来てください!』

『はい。』




次の日、、、。

僕は昨日電話した場所に着ていた。

怪しそうな、倉庫のようなところで中に入ると、、、?

中も怪しいモノがたくさんあった! 

骸骨やロウソク、動物のはく製など不気味なところだった。


部屋の奥には、あのおばあさんが座って僕を待っていた!


『あなたは! 何が望みなのかな、、、?』

『僕の好きな人を生き返らしてほしんだ!』

『ほーう! 良かろう~ でもそれにはその女の子の情報がいる!

先ずは写真、生年月日や年齢、どうして亡くなったのか? 最後に髪の毛。』

『...髪の毛?』

『その女の子の髪の毛がいるよ! 用意できるかい?』

『もちろんだよ!』

『じゃあ、また明日今言ったモノを用意してここにおいで!』

『わかった!』



僕はひまり先輩の情報と髪の毛を持って、また昨日の場所に行った。


『持って来たよ~!』

『じゃ、あなたはもうお帰り。』

『えぇ!? どういう事なんだよ!』

『今日の夜、その子はあなたの家に行くだろう! 後は好きにしていいよ!』

『お金は、、、? その子があなたの家に行ったら、ここにお金を振り込んで

おくれ!』

『50万円...わかったよ!』





僕はその日の夜、、、なかなか寝付けなかった。

興奮していたからだ! やっとひまり先輩に会えるんだと、、、。


そしてその時が来る!


【ガタガタ・ドンドン・ガタガタガタガタ】


音が聞こえる? 


スーーーーッとひまり先輩が僕の前に現れた!


『えぇ!? ここは、、、?』

『ひまり先輩! 会いたかったよ!』

『貴方は、、、?』

『上岡だよ! 覚えてないの? バスケ部の後輩の上岡だよ!』

『......』

『そんなのもうどうでもいい! やっと会えたんだ! 嬉しいよ!』

『なにがなんだか分からないわ!』

『おばあさんが言った通りだ!』

『...おばあさん?』

『それもどうでもいい! これからはずっと一緒だね! ひまり先輩!』

『...えぇ、』



僕は早速、おばあさんに言われた口座にお金を50万円振り込んだ!



『...ひまりは、自分が死んだ事をまだ知らない、、、。』





最後までお読みいただきありがとうございます。

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