表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

Twitterの企画?

作者: TK

目覚まし時計がなる前に目が覚めた…

昨日は、アラームを消してしまったのか急いで間に合うかと言うギリギリで慌ただしく家を出た、と記憶している


[ふぅ…]


ゆっくり、起き上がり光を薄く遮っているカーテンを開く

梅雨も明けただけあって、朝日が突き刺さるように照らす

思わず眉間に力が入り、閉じた瞳をゆっくりと光に慣らしながら開ける


さて、と朝イチの声を出し

身支度を始める


身支度を終えると2階の自室から1階へと下りる

陽の光のみの薄暗いリビングのテーブルに置かれているリモコンに手を掛けテレビの電源を入れる


他愛のないニュースを観て、ふと、思う

両親は早く帰って来ないだろうか…

昨日急用が出来て出掛けたきり帰ってこない

『行ってきます』が、言えないのは寂しいと年甲斐もなく思う


テレビ画面を観て

[そろそろ時間か…]

またもリモコンを手に取り、電源を切る


パタン…玄関の扉を丁寧に閉めた

毎朝通る通学路、日差しのせいか何だか新鮮に見えた

道端に置いてある花に心引かれ、涙が出てしまいそうだ


教室に辿り着き、自分の席へと座る


そう、綺麗な白い花の活けられた、僕の机に…


本当は知っていた


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ