表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/51

日常の中の非常識

「……朝、か」


 彼は目覚め、倒れていたところを助けてもらい、屋敷に匿われて数十日が経過していた。


「……髪を切ったおかげか、少しばかり軽くなった感覚だ」


 部屋に設置されていた鏡を見つめていた。

 悪夢による狂乱で、勢い余ってぶつ切りにしてしまった髪に触る。自身で切ったところもあり、左から異様に短く、それが右に行くにつれ長くなっており一番長いところで鎖骨より下、胸に付くか付かないかぐらいの奇抜で鬼灯の色のような鮮やかな橙色の異色の髪形。彼の意向でおたあに頼み、髪形は変えず、不揃いになっていた端の方を揃えてもらったものである。


「……昨夜はおたあ殿に多大な迷惑をかけてしまいました。おたあ殿はこんな私を、本当に許してくれているのでしょうか……」


 自身の髪がどうなったところで、美しい髪をなくしたことでこれといって名残惜しいものでもない。 

 切ったものは戻らず、日にちが経てばまた長くなる。今、彼が気になっているのは、狂乱を目撃し、なんの許可もなく勝手に介錯をさせ、おたあを利用して自分を殺させようとし、挙句自暴自棄じぼうじきになりかけようとした。女の身であんな状況に追い込まれれば少なくとも怯えることは間違いない。更に警戒心が強まったのではと、冷静に考えるとそんな不安がよぎる。


「……いけない、駄目です。このままでは塞ぎ込み過ぎて、ますます心が堅く閉じていってしまう……このままではいけませんね」


 この屋敷に匿われ、彼はずっと隔離されているのではと思うぐらい同じ部屋に何日も籠もりっぱなしの状態。外へ出たのは屋敷の主である青年が無理やり引きこもっていた彼を連れ出し、屋敷の庭の外に出連れられてそれっきり。しかし今は体も自由に動かせ、どこかへ移動できるまでに回復しているにも関わらず、よくよく考えてみると自らの意志で部屋の外へ出たことは全くなかったのである。


「……この際、部屋の外へ出てみましょうか」


 彼はようやく気分転換を思い立った。葛籠の中から着物を引き出し、寝間着から着替える。今回は鮮やかな白銀の着物に対し、袴は落ち着いた紺色を着用した。鏡で確認し整え終わる。


「っと、部屋の外へ出ると行っても、あまり屋敷をうろうろし過ぎると失礼になる。主に連れられたあの場所なら、行ってもいいかもしれません」


 彼は前に屋敷の主である青年に無理やり連れだされた屋敷の庭園まで出てみようと思い立ち、目的が決まったことで障子を開け廊下へと出た。


「きゃっ!」

「……っ!?」


 障子を開けたと同時に、人がいた。


『え、おたあ殿!』


 目の前にはお膳を両手に抱えたおたあが立っていた。まさか彼が部屋から出るとは思ってもいなかったようで、目元は鉄の仮面で隠れているだけに表情が見えないが、雰囲気や態度から察するに突然の出来事で驚いている様子だった。


「あら、これはおはようございます」

「……」


 彼も勿論驚いている。しかし、やはり人を前にすると喉が無意識に震えて声が出ない。故に、態度と表情で驚く他なかった。


「……」

「……」


 突然だっただけに、益してや昨夜の出来事があっただけに、お互いがお互い沈黙してしまう。


『おたあ殿、昨夜あんな失礼な出来事があったのに、わざわざこちらに来ていただいているなんて……』 


 彼は内心気まずくてしょうがなかった。顔を合わせようにも、目が不用意に泳いでしまいそうな、逸らしたい気分だった。


「あ、あの、寝間着から着物に着替えていらっしゃるということは、ひょっとして今日は自ら部屋を出られようとなさったのですか?」


 ふと、その沈黙を破ったのはおたあだった。彼女からそう言われると自分の身の程を振り返って、ひょっとして勝手に部屋を出ることを咎められるのかと思い、謝る態度で頭を必死に下げている。


「謝らないでください。私は怒っていません。むしろ嬉しゅう御座います」

「……!」

「むしろ、私が丁度いいところで貴方様のお邪魔をしてしまったみたいで、逆に私が申し訳ないことを……」


 訝しむどころが逆におたあも口の端が上がり、嬉しいことを表現した。そして自分が悪いように謝られたので彼は首を横に振り、そんなことはないと否定する。


「お優しいのですね。侍女である私を気遣ってくださるなんて」


 そんなこともない、というふうに彼は再度首を数回左右に横に振る。


「ですが、外へ出られる前に朝餉を召し上がってからでもいいと思われます」


 そう、おたあは態々彼のためにお膳を用意して持ってきてくれているために現れた。それを再度認識した彼はおとなしく部屋へと後戻りをした。おたあが部屋へと入ると朝餉を彼の目の前に置いた。


「では、頃合いになりますればまたこちらへお伺いいたします。ゆっくりお召し上がり下さいませ」


 しかし、相変わらず声は出ないままである彼はお礼のお辞儀をすることで感謝を表す。

 それを見計らっておたあは彼の部屋をあとにする。


『おたあ殿、まるで昨晩のことがなかったかのような振舞いをしてくれて、気を、遣っていただいたのでしょうか……見知らぬ私を拾ってくれた上に、匿われている身の上でいつもこんな世話になってばかりでは心苦しい。何か私に出来ることはないのでしょうか……』


 恩返しがどういった形ですれば考えあぐねながら、どこか複雑な気持ちを抱えながら朝餉を戴くことにした。


♰ ク ♰ ロ ♰ ノ ♰ シ ♰ タ ♰ ン ♰


 彼が食事を済ませて数分後、おたあは善を引き下げに彼の部屋へと赴いた。


「失礼致します。あ、全部食べてくれたのですね。これであれば、主も安心されることでしょう」


 そういいながらおたあは膳を持って部屋を去ろうとすると。


「え、あら? どうなさったのですか?」


 彼が突然おたあが膳を持つ前に自ら膳を持ち上げたのである。


「え、あ、あの、急にどうなさったのですか? ちょ、ちょっと……!」


 おたあは彼のとった突然の行動に戸惑っていることも関わらずお膳を抱えたまま、廊下へと出たのである。


「あの、なりません! これは、私に任された仕事で御座います! 貴方様がなさるようなことでは……! お持ちになって、まあ。いいですよ、これは私が任されたものなので」


 しかし彼は頑なに首を横に振り、代わりにお膳を持ち廊下を歩く。


「お手伝い、のおつもりなのでしょうか……あ、あの、持ち帰る場所はお分かりでいらっしゃるのですか?」

「…………!」


 彼はそれを聞いた途端、はたとその場に止まって立ち尽くす。

 そういえば、数十日経過しているにも関わらず、この屋敷の構造を全くといっていいほど知らなかった。


「案内致します。こちらですよ」


どうあっても手伝いをしたいことを察したおたあは先導することにした。彼も後に続いて、台所まで共に歩むことになった。


♰ ク ♰ ロ ♰ ノ ♰ シ ♰ タ ♰ ン ♰


「わざわざありがとうございました。ここまでだいぶお元気になられたようでなによりです。もうここまでで後は私がやりますゆえ」


 そんなことはないと首を横に振る彼。おたあの口元は綻んでいた。後のことは彼女に任せ、お膳を運び終えた彼は、自室へ戻ろうと踵を返したが。


『あ、この庭は……』


 偶然通りかかったのは屋敷の主である青年に無理やり連れてこられた手入れが施された美しい庭園が彼の視界に入ったのである。


「ここは、あの菖蒲あやめが咲き誇っていた庭園……清々しい……こう思うのも久しぶり、ですね」


 久々に味わう充足感。数十日もゆっくりとしたことがなかったことで落ち着きを取り戻し、心も安定していく。部屋に戻らず、暫しその景色を眺めていた。


『ん? あれはおたあ殿?』


 廊下から何やら籠を持っていくおたあを見かけた。


「さてと、今日は主の約束である薬草を取りに野山まで行かなければ……」


 おたあはこの屋敷の主である青年に頼まれていた薬草を採ることになっている。思い返せば、ここの主は元々薬師だと言っていたことを思い出し、その手伝いを彼女にも任せているということを想像した。


『……おたあ殿にはいつもお世話になって、昨晩のことも迷惑をかけている……何か私にも手伝えることは……』


それに思い立ったのか、彼はおたあの傍に歩み寄り、肩を叩く。


「え、まあ、これは。どうなされました?」


 未だに声が出ないので、当然動作で手伝うことを表明する。


「もしや貴方様も共に行きたいと? まあ、そんなことまでなされるなんて、仮にも私は貴方様のお世話をするために言い遣わされたのでそこまですると……」


 それでも彼はおたあの言葉にめげず食い下がるようにお願いする。


「もしかして、お手伝いをしたいと?」


 その言葉を聞いて彼は頷く。


「そう仰るようであれば、気晴らしも兼ねて外に出てみますか?」


 おたあはどう止めても聞かない彼を察したらしく、彼の意向を受け入れることになったようで彼も手伝えることでやる気になった。


「では、参りましょうか」


 既に外出用に身支度を済ませていたおかげもあって、おたあと彼はすぐに門の外へと出る。外出するのも数十日ぶりであった。


「天気がよくてよかったですね」


 彼は人の前ではまだ声が出ないので端から見ると一方的な会話となっているが、おたあの言葉に同意するように頷く。


「そのお召し物、とてもよくお似合いですよ。実は貴方様が羽織られているのはかつて我が主が着用していたものでございます」


 そうなのかというように、自身が着ている着物に目をやる。


「あ、遠慮することは御座いません。それは主本人が誂えたもので御座いますので。さあ、ここから少し離れた場所が薬草が生えていますのでそこまで歩きますよ」


♰ ク ♰ ロ ♰ ノ ♰ シ ♰ タ ♰ ン ♰


 他愛のない話をしながら徒歩数分。辿り着いたのはその先には崖が見える野山であった。


「さあ、着きました。では、早速摘みましょうか。どんなものかを教えますので、その通りに沿って」


 天候は良好。目の前に広がる青々とした草原と丘。匿われてから久しぶりの外出。絶好の薬草摘み日和。

 おたあの指示を仰ぎながら、どんな薬草でどんな形をしているかの説明を聞きながら彼も出来る限りのことを手伝う。


『こうして、外で何かをするのは幼い頃以来でしょうか……』


 彼自身の幼少の頃はこのような丘の場所のところへ行っては花を愛で、空を仰ぎ、景色を楽しんでいた。


『そして誰かと、こうしてのどかに何気ない会話をしながら過ごすのも、もう久しくしていなかった……っ!』


 彼は急に眉を顰めながら頭を左右に振るう。


『危うく、またあの記憶を思い返すところでした。駄目です、折角心も安定してきたというのに……おたあ殿にこれ以上心配をかけるわけにもいかない……』


 何も考えまいと彼は薬草摘みに集中することにした。


「あの、どうです? 慣れてきましたでしょうか?」


 彼がおたあの声をする方向に視線を向ける。どうやらおたあは岩場近くにある薬草を摘んでいたようで籠にはこんもりと様々な種類の薬草が入っていた。穏やかな顔つきで彼に近づいていたときだった。


『……あ!』


 彼は岩場の異変に気付いた。上をよく見れば複数の小石が上から落ちてきている。そのときに鈍い音が彼の耳に入る。


『いけない、このままだと……!』


 おたあが歩み寄る距離と岩が落ちてくる奇遇が一致することを無意識に感じた彼はおたあに危機を案じようとしたいが、声は未だに出ないために伝えることが出来ない。

 そうしている間にも岩が遂に傾き、更なる鈍い音がしたその後。


「!!」


 おたあの真上から岩が降ってくる。


 このままでは彼女に当たる。


 このままでは下敷きになる。


「――――――っ!!」


『このままでは――おたあ殿が――』


 強い思いが彼を突き動かす。


「危ないっ、おたあ殿!!」


 そう思ったとき声が、出た。


 そのぐらい必死だった。


「?」


 彼女は何事かと声のした方向を振り向く。彼に向いたまま――――


 カチカチカチカチカチカチカチカチ――――


 規則正しく、刻み奏でる小さな金音が―――――――


 カチッ


『………………え』


 彼はまず目を疑った。


 次に頭を疑った。


 そして自分の感覚を疑った。


「…………なぜ…………」


 彼女は彼のほうに向いたまま、動いていた小動物が、飛んでいた鳥が、風に揺れていた木々も、草も、流れていた雲も。


 動かない、止まっている。


 人が立ち止まっていたとしても岩が落下している状況でその場にじっとしていることはまずできない。 そして、更にあり得ないのはおたあの真上に岩が途中で宙に浮いているように止まっていること。


「……こんな、こんな、ことが…………!」


 異常事態の中で唯一、彼自身が動いていた。自分以外の人が、物が、周りの時が止まっている。音も聞こえない。辺りは不気味に静まっている。


「一体、どうなって……私が、おかしくなったのでしょうか……なんなんですかこの状況は……!?」


 常識ではありえないことが急に目の当たりにするとその場で身動きがとれない。

 まともに驚いた声があげられない。

 思考が追い付かない。

 理解するのに時間がかかる。

 彼はただ呆気にとられた中で。


「っ、胸の内が熱い……?」


 胸元から熱が発せられるのを感じる。彼はその源を取り出す。


「これ、は……!」


 それは以前からずっと肌身離さず隠し持っていた首飾り。

 黄金にキラキラと淡く光り放っている。


「父上が私に遺した形見の……一体、どうなって……?」


 周りの状況を見渡しながら不可思議な現象を、その中で一つだけ反射的に彼の頭の中で閃いた。


『いえ、そんなことよりもまず、おたあ殿を岩からどうにかして――!』


 この不可思議な状況を一転にして好機に変えた。今の内におたあを岩から守ることが出来る。そう瞬時に判断した。


「しかし助けようにも、どのようにして……!」


 落下して止まっている岩は空中に浮いているように止まっているために距離があって届かない。ましてや彼自身よりも二回り大きい岩を動かす力持ちでもない。登って壊すような場所も、手元には岩を破壊するような道具や武器は帯刀していない。こんなときに何も持っていないことを後悔する。


「……ならば――」


 こうなれば彼女を岩から守る手段は一つ。


「おたあ殿、今助けます!」


 衝動的に、反射的に、彼はおたあに駆け寄ると時が止まって動かない彼女の体を担ぎあげる。


「よかった、止まっていても動かせる! これなら私の力でも……!」


 おたあ自身を担ぎ上げ岩から引き離し、数歩動いたその直後。


 カチッ


「うわっ!!」

「きゃっ!?」


 微かな金音が聞こえた直後、後ろから耳を劈く破壊音が聞こえた。岩が地面に落下し、突き刺さった激しい音。それがすぐ二人の後ろを通過した。地面に突き刺さったところからもうもうと砂埃が舞う。落下の衝撃で二人の体が均衡を崩してその場に倒れる。


「……っ!」

「え、え……あの……?」


 おたあは何が起こったのか分からない。その変わり顔を見上げるといつの間にか自分の体が彼に覆いかぶさっている状態が目に入り。


「…………」

「っは、はあ、はあ、はあ……あ、おたあ殿、大丈夫、ですか……!」

「あ、の……私、今どうなっ、て……?」

「「…………………………………………」」


 体も密着し、顔も以上に近い。この状態が互いに認知したときに沈黙した直後。


「あ、え、あ、あの、その……これはっ!」

「あ、うわああああ!! おたあ殿、これは、そのっ、あの違うんです、私は、落石から貴女を助けようとして、その! 決してやましいことは……!!」


 密着状態に気づいた彼は慌てて彼女の体から離れてあたふたしだす。


「い、いえ、その、あの…………声」

「え?」


 目に覆う鉄仮面が彼をじっと見つめる。


「貴方様の声、出ています」

「え? あ、え? ……ああ、そういえば」


 喉に手をやると震えが止まっている。普通に声が出せている。ここにきて漸く初めて人前で声を出せた。


「ああ……やっと……声が出ました……!」


 彼が安心しているとと、おたあの口元が上向きになり。

「……誠に、よろしゅうございました」

「え?」

「私、ずっと心配しておりました。このまま声が出なければ、どうしようかと……」

「……私……貴女にそんなに心配をかけていたのですか?」


 他人である自分をこんなに心配してくれているとは思ってもいなかった。


「やっと、お声が聞けまして。おたあは嬉しゅうございます」

「……はい……でも、私はそこまで心配されるような価値ある人間では……」

「この世の中に価値のない人間など、ありませぬ」

「!」

「ふふ。主の受け売りの言葉ですが。主もきっと同じことを仰ると思います。それに、貴方様のお声、相像以上にとても美しい……。とても純粋で、澄みきっていて、心地のいい安心感のある声色」


 それを聞いて、やはり屋敷の主があのようであれば自ずと似てくるものだと感じた。


「え、そ、そんなことなど……あっ?」


 突然眩暈にも似た立ち眩みに襲われる。


「ど、どうなさいました?」

「いえ、少し、眩暈めまいが……」

「大丈夫ですか!? どこかお怪我をされて、そういえば、私、どうして、一体何が起こったのです?」

「突然岩が貴女の真上に落ちてきたもので、咄嗟に私が……」


 おたあが奥の方をみると岩が落ちていたことに気付き。


「そ、そうだったのですか!? 私、気づかなくて……ひょっとして助けてくれたのですか……?」

「ええ、まあ……」

「あ、ありがとうございます……」

「いえ、当然のことです。無事でよかった」


 おたあの身が無事であったことを良しとし、今回の薬草摘みは早めに切り上げることにした。


『しかし、あの止まった瞬間はなんだったのでしょう。どういう仕組み、現象……考えれば考えるほど分からない……』


 深く拭えない疑問を抱えながら屋敷に戻ったのは夕刻前ぐらいであった。

みあこで御座います。作者で御座います。


 とりあえず、今のところは一週間に一回ペースで投稿出来ている自分がいます。でも、この投稿がいつ止まるのか中断するのか自身で分からないのも作者ながらドキドキものですね。


 投稿が止まると読み手もその分去っていくご時世ですからね。その辺の自覚はあるんですよ、ええ。


 その上で「中断宣言する」のもある種の矛盾ですね。


 でも、私としては矛盾があるというのは物語を書くうえで必要不可欠で面白い要素だと思っています。中にはそれを嫌厭する人もいますけど、私は何かと活用を見出していますので。この作品に関しては書く気力満々であるから、それも持続していける理由でもあるのかもしれません。


 そういう訳で次回は主人公が人前で声が出たことによって新たな展開が巻き起こっていきますので暫しお待ちください。ではまた!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ