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ゆうれい船とオオトカゲ3

「な、なんなのよ。生物⁈」

幽体生物のトカゲ、モトロットはガジガジとムギムギパッチンを頬張りながらセティを見て、長い胴体を高く伸ばして目をパチクリさせた。

「あなたよ」

唾液まみれのムギムギパッチンが吐き出された。

「オイラのことか、まぁ。半透明野郎(コイツ)とはいろいろあって知りあったんだが、どんな関係というならば…」

「船と船長という仲なのだよセティ」

ムギムギパッチンとモトロットは前後に重なり心獣丸に飛び込んだ。

セティは、その異様な姿に呆然とする。

「へへん、オイラの格好イイ姿を見よ」

心獣丸の船首からモトロットの頭が出た。左右からは手足が、船尾からは尻尾がくるくる伸びる。

「どうだセティ。これがゆうれい船、心獣丸の真の姿だ」

「なんというか、へん。ね」


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