魚魚(ギョギョ
「だが、おれは影ちゃんのやりたいことを止ようとは思ってないぞ?」
非難されるかと思いきや健から「…これを使え」と塩の入った袋を渡される。
「今季の塩田一番搾りだ。」
なんか変な表現が聞こえたけど、一番搾りってまさか布で絞って塩作ったりしてないよね、煮詰めて作ったんだよね?
その辺の話を聞いてみたらなんか「…へぇ?」だなんて感心してるんだけどジョークだよね?
確かに、海水を貯めた池の底に溜まった塩を布で絞ったって塩の塊が出来なくはないだろうけど、流石に非常識大爆発だ。
まあいいや。
「健は反対してたんじゃないのか。」
「塩辛を食いたいのはお前だけじゃない」(´・ω・`)
って、いやそんな顔されても困るんだけど「それに…」と健が言葉を続ける。
「…どうせ塩辛って腐ってるじゃん?」
……………………………………………………………………………腐っ!?
こいつは今何といった?びっくりし過ぎて健を見ていたら更にこう続けた。
「バナナは腐りかけが美味い、牛肉も熟成させる、なら傷んだ鰹の内臓も通常より熟成した物だと考えを変えたら、普通に作るより熟成が効いた旨い塩辛が出来るだけなんじゃないか…と」
真剣な顔で持論を述べるが、牛肉は腐らせてはいないはずだし、熟成ってそんな意味だったっけか?
何かが根本的に間違っている気がするし、腐らせたら終わりじゃないか?
「納豆は糸を引き、鰹節は腐るどころか黴びている、腐婦女子は頭が腐っていても生きているんだ」
確かに…豆腐は文字が腐っているし、臭豆腐は腐らせている…か。しかし、発酵するってそうゆう事か?最後は明らかに違うよな。
でも、塩辛は作るよ大丈夫な部分集めといたし大丈夫なはず。
「だから、これも使えるハズ」
「くっさ」
健がドンと床に置いたのは明らかに傷んでいるから捨てた内臓だ。
「…おま」
や ら な い か ?
ドヤ顔の健がそこに居た。
健は腐敗製品のパイオニアになるつもりらしい。
◇美味しい塩辛?の作り方◇
内臓を塩水で洗います。ぶつ切りにしたり千切りにしたりした内臓と塩とよく混ぜ合わせツボの中にどーん。
こんなんで出来るかなと思わなくないが作り方がわからないから失敗しても素直に諦めよう。
健は…お風呂へ突入した。
二度とあの風呂釜は入れないかも知れないが、時代遅れの五右衛門風呂も来るとこ(異世界)来れば大活躍だ。
風呂場から異臭がっ!!




