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詩全集3

醒めらやぬ

作者: 那須茄子

覗き込んだ君の顔が

ぱっと降ってきた

眩しいその笑顔が

僕の頬を熱くさせる

思わず君のぷるんとした頬を

両手で挟んで

いたずらをした


手のひらに残る余熱は

まるで温めたように優しくそこにある


溶けないでと強く願う

そのままの君の輪郭をずっと保って


覚めきらぬ夢が

揺ら揺ら揺蕩う

遠くの窓から向こうの景色をのぞいているみたいな

ぼやけて色が重なる視界の上の世界たちよ

どうか君をこのまま醒めない所まで

このまま


君の輪郭が 

僕の記憶に焼きつくまで

何度でも何度でも

笑顔零れる君をこの瞳が映すだろう

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