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【第1章】思い違い

――昔々、あるところにアルダスとダブラーという錬金術師がいました。二人は国で一番の錬金術師になるために競っていましたが、真面目で不器用なアルダスは、いつも狡猾で要領の良いダブラーに打ち負かされていました。


今日もアルダスは嫌がらせにやってきたダブラーと、その子分クォークに皮肉を言われます。


「……ったく辛気臭ぇ顔しやがって。そのツラじゃ、特効薬も毒に見えちまうぜ」


からかうような笑い声。アルダスはじっとこらえて、ただ手のひらを強く握りしめるだけでした。


『アルダスとダブラー:二人の錬金術師』第1章より

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