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アニマル天国~転生した最強王子は我が道を突き進む~  作者: 玉白美琴
第一章僕の選ぶ道。
7/62

朝から動物に囲まれていた

あれから翌日になった。僕が目を覚ますと、周りには4匹の子犬の他に数匹の子猫と、白衣を着た子チーターが居た。


「ガウ、ガウガウ」


子チーターは、僕の服を器用に捲ってお腹に聴診器を当てると、何を言ってるのか分からないけど、満足そうに頷いて服を元に戻した。


「ニャ、ニャニャ」


「ニャウニャ」


2匹の子猫が僕の着替えとオムツ交換を手早くする。


……何となくだけど、子猫は侍女で子チーターは医者?かな?


「ワン!!ワン!!」


「ギャル!!」


金色の子犬と、銀色の子犬が子チーターに詰め寄っていた。


「ガウ?ガウウ、ガウガ」


子チーターは困った顔をして首を横に振っている。


「くうん」


「きゅう」


その様子を赤い子犬と黒い子犬が見ていた。


「ニャ、ニャニニ」


子猫が数匹でカトラリーを押して部屋に入って来る。


「ニ!!ニャニャ!!」


大きな子猫がカトラリーの上に乗っているお皿の蓋を開けると、出てきたのは哺乳瓶だった。


「ニ!!ニャ!!」


大きな子猫は肉球で哺乳瓶の温度を確かめると、ベッドによじ登って僕にミルクを飲ませる。


……うん……甘くて美味しい。……もしかして……母乳?


僕は目を丸くしつつも、勿体無いので最後まで飲んだ。


「ニャ、ニャニャ……」


僕は大きな子猫に優しく背中をトントンされた後、ちゃんとゲップをした。


精神は大人でも、赤ちゃんの身体に引っ張られるのかもしれない。


そのまま僕は眠くなって瞼を閉じてしまう。


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