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アニマル天国~転生した最強王子は我が道を突き進む~  作者: 玉白美琴
第二章僕は怒る
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雲行きが真っ暗にしか見えません。

母ノゾミが戦場で父ケイトに助けられたと同じ日に、伯父スオウもアルカナディアに助けられたようだ。


禁術発動の直前、母と再会した伯父上から聞いて俺も転移者や転生者を信じざるを得なかった。


その後の10年間、母や伯父上から元々居た世界の事や、二人が今でも尊敬している師匠アキラ・シンドウの事を聞いた。


いつでも真っ直ぐで、アキラ・シンドウの兄の敵討ちを機に殺し屋となった友を心配して何度も止めていた事や、誰にでも分け隔てなく接してくれた優しい師匠の人柄。


己自身で流派を起こしながらも、会社で働く師匠は、きっと二人が言うように善人だったかもしれない。


今回の事も、伯父上から内々に話があって、父上は勿論、ヴィクセル先王陛下も知っている。


伯父上はこの世界に来てから、気以外にも魔力を纏わせて闘って来たようだ。


母や伯父上から教えを受けて、俺も少しは使えるようになったが……伯父上は笑って言った。


『もし、この世界に師匠が転生していたら派手に気と魔力使って居るかもな!!』と。



エリオット様から感じた気と魔力、実際に見たレミオ様達の言葉で、俺と伯父上は疑惑を持つ。


けど、まだ確証を掴む前にこの大騒動が起きてしまった。


「スオウ、年下のクソガキの癖に、この僕に随分な物言いだね?」


「ハーフエルフとして300年は生きてんだろ?少しは若い者に譲れよ、爺ちゃん!!」


「カロス、ならば邪魔をする貴方から消して差し上げますよ」


「上等だぜ?小間切れになっても後悔するなよ?」



……スオウ伯父上、雲行きが真っ暗にしか見えません。

アニマルミニ劇場。


玉白はキックボクシングに切り替えました。


メイビストのお尻に向かってひたすら、様々な方向から飛び蹴りします。


縦横無尽に蹴りますが、全くびくともしません。


これが小人と、神獣人の違いなのか!?


ルーベンスはぐったりしてますが、小刻みに揺れながら笑ってます。


こっちは真面目なのに、一体何がおかしいのでしょうか?


解せぬ。

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