表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アニマル天国~転生した最強王子は我が道を突き進む~  作者: 玉白美琴
プロローグの章
6/62

閑話 暗躍する者

王城を取り囲むように建ち並ぶ高位貴族のとある屋敷。


そのプライベートな奥の間で、2人の貴族が密談をしていた。


「ほう?サーランドが死んだか?」


ソファーに座る赤いガウンを着た青年が首を傾けた。


「我々の事を話す前に自ら果てたようです」


向かい合うようにソファーに座る青年が笑って報告する。


「ふむ。貴族として名に恥じぬ死を遂げたのなら良かろう」


満足そうに頷くと、高級ワインを自分のグラスに並々と注ぐ。


「まだ王城には我々高位貴族の手の者が居ります。今は急がずに現状の維持をした方が良いかと……」


「ふん、ならば暫く様子見と行こう。見ておれよ……ゴールデンロア一族は王族直系のみではない。……必ずや我が一族が王位についてこの国を支配してくれるわ……ふふふ……ふはははは!!」


部下からの進言を聞き、屋敷の主である青年はグラスを持って窓辺に立つと、高らかに笑うのだった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ