俺の間合いに入って受け止めるとは…大したものだな?
アクトとモリンが、メイビストをシャルラがそれぞれ相手しているな。
組み合わせと良い、タイミングと良い……偶然とは思えねぇ……。
……やっぱりコイツか……。
俺は前を走るスオウの背中を見て確信した。
……本当、スオウは優し過ぎる。いつもお前はそうだな……。
だから俺も、スオウの思惑に乗る事にした。
鞘に刀を戻すと、俺は魔力と闘気を同時に高め刀に集中させる。
目を閉じて感覚を研ぎ澄ませて行く。
僅かに、此方に向かって近付いてくるヒイロの気配。
……それで気配を消してるつもりか?
……甘い……!!
「斬刃一刀両断!!」
目を開けると同時に、俺は鞘から刀を抜いて居合い斬りの大技を放つ。
「つっ!!」
だが、ヒイロは歯を食い縛って俺の刀を受け止めた。
「ほう?俺の間合いに入って受け止めるとは……大したものだな?」
楽しくなって俺は後ろに飛ぶと、鞘に刀を戻す。
「……いえ……ギリギリでした。カロスさんの剣は早いですね……」
だけど、ヒイロは糞真面目に答えた。
「……お前、俺が本気で狂戦士化していたら小間切れだぞ?……ったく、本当……ヒイロはそこが全然駄目ですね」
だから俺は……すっかり毒気を抜かれて口調を戻すのだった。
戦闘中はシャルラと被るかは敢えて変えていたが、もはやその必要は無いからだ。
アニマルミニ劇場番外編。
シャルラと私が口調似ている。
被るし、誰が喋っているか分からない。
………。
仕方無い、私が戦闘中だけ口調を俺に変えるか。
スオウにも言葉遣い教えて貰えば行ける?
一人称を僕にしたら、モリンに真似しないでとかキレられるな。
面倒だけど、頑張るか。
その後、滅茶苦茶頑張って乱暴な言葉遣いを覚えることができたぜ!!




