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アニマル天国~転生した最強王子は我が道を突き進む~  作者: 玉白美琴
第一章僕の選ぶ道。
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城内大パニック

すると僕の身体はふわりと浮いた。


慣れない感じだけど、何とか宙返りして僕はベビーベッドを離れてドアの前に行く。


……あれ?子犬達がびっくりして口を開けている……。何かまるで人間みたいだね……。


そんな事を思いながら、僕はドアノブを掴んで回すけど、赤ちゃんの力だからか、当然開かない。


あっ、子犬達が近付いてきたね。


「ワンワオン!!」


「ギャウウ!!」


「くおん!!くおん!!」


「きゅわ!!」


何だか4匹が吠えて僕に訴えている?犬語は分からないから無理だよ……。


困った僕は、右手に気と魔力を纏わせて見る。


うん、さっきのコツは掴んだから大丈夫。


「あうわ!!」


気合い一閃、右手の拳を正拳突きのようにドアに放つと、派手な音を立ててドアが壁まで吹き飛んだ。


「……ニャ!?」


「ガウ!?」


廊下に居た子猫と、白衣の子チーターがびっくりしている。


良く見たら、大きな子猫だからさっきミルクを飲ませてくれた子猫と、診察してくれた子チーターだ。


「……ワ……ン」


「ギャウン……」


「くうん……」


「……きゅ……」


何か知らないけど、4匹の子犬は腰を抜かしていた。


……さてと、地下を目指さないとな……


僕はとにかく先を急いで廊下へと飛び出した。

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