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【書籍化】<本編完結>これで満足しましたか?〜騙された聖女は好きな人も仲間も全部捨てたのに王子が追ってくる〜  作者: せろり
本編

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設定集

ヒカリ

 社会人。仕事の時はバリキャリを装うが、プライベートでは引っ込み思案な性格。三十歳までに職位を上げ、産休・育休後に復帰しても高収入を得るんだと密かなる野望があった。その為仕事終わりや休日も資格の勉強や仕事スキルを磨くことに心血を注いでいたので彼氏はいない。嫌なことがあった日はうさぎの動画を見て癒されていた。まだ見ぬ旦那さんとペットを飼うのが夢。帰れないと知ってから5年間、色々なストレスにより抑うつ気味になる。そのため自己防衛から思考を閉ざし、深く考えられない時期があった。


エルドレット

 第三王子。常識人の皮を被った自己犠牲に戸惑いのないヤバい人。元々は素直で生真面目な性格。国の中でキースの次に魔法、騎士の次に剣の腕が良い。判断力や全体を見渡す力もあるので、総合的には一番強い。幼い頃から魔物との戦いに明け暮れ、多くの仲間を失っている。更に仲の良かった第二王子を亡くした時から、自分を顧みない戦い方になった。ヒカリに異様に執着しているが、詳細は語られないまま。


キース

 国一番の魔術師。光・闇魔法以外はほぼ使える。童顔。家族親戚友達全てを子供の頃に魔物に殺されている。孤児院で一緒に育った子供達を守る為(うち、何人か死んでいる)、吐くほど魔法の腕を磨き強くなった。


アメリア

 旅のパーティ。孤児院出身の女性。本来はセクシー枠。育て親兼弓の師匠を魔物に殺され、その復讐と自分のような悲しむ人を出したくないという理由で魔王討伐パーティーに志願した。魔法と腕力は非力ながらも得意な弓で支援を得意とする中距離型タイプ。


騎士。名前忘れた

 身内への暗い過去は特に無い。子爵家の四男。王家に忠誠を誓っている。エルドレット個人への強い思い入れは無いが、王族なのでいざという時は命を賭けて守るくらいの覚悟はある。アメリアと騎士がそれぞれヒカリを訪ねてくるシーンも本当はあったが、結局キース同様ヒカリを怒らせるだけなので書くのが面倒になった作者によって出番がカットされた。


王様

 家族思い。貴族から平民まで全ての国民を大事にしている良い王様。しかし施政者として引き算もできる冷酷な一面もある。それでも元々は気のいいおじさんタイプなので、それに心を痛めてはいる。第二王子を亡くしてもエルドレットを戦場に出さなければならない世界の理不尽さについて、内心呪っていた。


王妃様

 普通の愛情深い母親。しかし仕事モードは王妃様然として振る舞う。オンオフ系キャリアウーマン。


第一王子

 王太子。体弱い。けれど自分は戦場に出れないからと、内政面でハードワーク気味。4歳の息子がいる。


第二王子

 故人。エルドレットとは違う戦場で亡くなった。飛び抜ける程強くはなかったが、王族の魔力は多いので平民からしたら随分強い。優しい性格で、亡くなった時は国中が悲しんだ。


この世界

 魔王存命時のパワーバランスが崩れているので、結構詰んでいる。交通機関が発達してないのと、魔王誕生の地は毎回違うので一気に滅亡することは無い。また凄惨な被害が出ても人間の営みは続いているので、破壊と再生が繰り返されている。しかし破壊に対して再生の時間が全然足りていないので、じわじわと滅びの一途を辿っていた。


この国

 王族筆頭に基本的な意味では良い人達が多いので、民度は高め。大体誰かしら身内を亡くしているので、人の痛みには敏感。また協力しないとすぐ死んでしまう世界のため、団結力がある。


はじまりの魔王が滅ぼした国

 中規模の帝国。次々と属国を作っていた時期だった為、帝国最強!と言わんばかりに国全体が傲慢気味だった。因みに、これが正義!我ら帝国!というダサいコールがある。なおこの国ははじまりの魔王によって滅ぼされたが、時間を掛けて今では違う小国がいくつか建国されている。


魔王

 聖女の魂の成れの果て。霊体みたいなものなので、聖女の浄化魔法以外では倒せない。でも攻撃は出来るという理不尽な存在。なお本編に一切出てこなかったが、生前に覚えた魔法が使えるという設定がある。もしヒカリが魔王になったら転移魔法が使えるので、世界は滅んでいたかもしれない。


黒い魔物

 歴代魔王の体から作られる謎の生き物。魔王が誕生すると同時にこの世に具現化する。討たれるまで死なないが、生殖で増える事もない。魔王存命時は異様に強いが、討伐されると弱くなるので大抵そのタイミングで大規模掃討される。


魔王化について

 はじまりの魔王の願いの結果。世界を滅ぼすか、呪いが消えるまで続く筈だった。本当は管理者がこの世界を丸っと削除すればよかった話なのだが、それではつまらんと思われ、代わりに聖女のみに反応する魔王化プログラムが世界にインストールされてしまった。


魔王への認識

 この世界の人々は魔王は百年毎に現れるものと認識してしまっている為、どこから来るのかとかはあまり考察されなかった。それよりも百年毎に起きる被害と次の対策など目の前の問題に翻弄されているため、その考察に費やす時間も予算も無かったというのが一番の原因。


はじまりの魔王

 過去編があるので割愛。


ミザリー

 乙女ゲームの悪役公爵令嬢。前世の記憶持ち。過去編があるので割愛。


一つ前の聖女

 ミザリーの生まれ変わり。もう転生体質と言っても過言では無い。この世界で魔王を討伐後、当時の召喚国の王の妾にされた。その最中でミザリーだった前世を全て思い出し、世界の裏側を知る。城を制圧した後、歴代の聖女の調査を行い日記に残して、次代の聖女に託した。なお魔王の力は初代以外は死後に手に入る為、謀反を起こしてから数年後に捕まってしまい処刑されている。次はきっと前世を思い出さず平穏な人生を送る。







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