03話 初めての魔剣
今回からたぶん本編始まっていきます
あの魔獣事件から数日たった。僕と妹の周りではいろいろ起こったが一番大きかった変化は両親たちだ。
まあ当たり前のことだ。自分の生んだ子が5歳にしてAランクの魔獣を倒したのだ。そら驚く。
そして僕と妹は両親に異世界転生したことを隠しながら事情を説明した。すると両親は思ったよりも
すぐ納得してくれた。そして前とは違いびくと妹は正直に魔法の特訓をしてくるといえるようになった。
「ママ!魔法の特訓してくる!」
妹は毎日こうやって母上に元気よく言う。そして母上もいつもこう返してくる。
「また魔獣討伐したら教えてね!でもあんたたちの無事が一番ね!無理だけはしないでね」
そうして僕と妹は魔法の練習、魔獣との実践をたくさんした。
あれから5年がたち僕と妹は10歳になった。10歳に誕生日に僕と妹は母上と父上から武器をもらった。
その武器はなんとレア度レジェンド相当の魔剣だった。僕には刀、妹にはレイピアが渡された。
「ママ!パパ!ありがとう!これでどんな魔獣と戦っても負けないよ!」
「母上、父上本当にありがとうございます」
僕と妹は両親にしっかり感謝をし、次の日僕らは実践練習に出かけた。
「ねえお兄ちゃん今日はAランクと戦ってみよ!」
僕らはあれからいっぱい修行して僕と妹は究極魔法を取得した僕は全属性、妹はまだ半分の属性しか使えない。ちなみにもう一度言っておこう、この世界では一人につき1属性だけだ。そして僕と妹がなぜ全属性の魔法が使えるのかここ最近分かった。それはスキルだ。僕と妹は鑑定魔法を覚えお互いにお互いのことを
見てみた結果すごかった。僕のステータスは、
名前アダム 種族 人間
魔法属性 全部
スキル
全魔法耐性 全魔法 筋力上昇(常時) 魔力の海 自己再生 天才 守護者
これが今の僕のスキルらしい。普通スキルは生まれつき持つものだが僕のスキル天才にて取りたいと思ったスキルをとれるスキルらしい。でもスキルをとるのは簡単ではない。それなりの努力が必要となる。
そして次は妹のステータスだ
名前イヴ 種族 人間
魔法属性 全部
スキル
全魔法耐性 全魔法 筋力上昇(常時) 魔力の海 自己再生 憧れ
これが妹持つスキル。あこがれはあこがれている人のスキルや魔法を覚えれるらしくまだ使いこなせてないそうだ。だがこのスキルは一人にしか使えなく、妹は生まれた時から僕にあこがれていたらしく僕にしか使えないらしい。僕らは5年でとても強くなった。魔獣たちも大量に討伐し、大量の魔法もゲットした。
今更Aランクなんぞ余裕だが、僕は安全一番なので普段はBランクと戦っていた。
「そうだな、今日は武器の性能も試したいし、強い敵と戦うか。」
するとちょうどその時猿のような魔獣の集団が現れた。ランクで言うとCだが量が多い。1つの群れで
50を超えることがある。今回は30程度だ。いつもなら危ないので逃げていただろう。だが今日は
新武器の試し切りに協力してもらう。
「私先やっていい?いい技あるの!」
「いいぞ、やってみろ」
すると妹はレイピアに水の魔力をまとい始めた。魔剣が強いといわれる理由は魔力をまとい放つことができるからだ。イヴは魔剣を水でまといそのまとった水を一気に発射した。すると猿の群れは壊滅そして
周りの木々たちは倒れた。ただ剣をk前に出しただけでこの威力これからが楽しみだ。
だが、
「やりすぎだ、また母上に叱られるぞ」
「ちがうの!私手を抜いて下位魔法レベルをまとったのにすごいことになったの。」
僕らの魔力の質はどんどん上がっている、今や下位魔法ですら一般の冒険者からしたら究極魔法レベルだ。
そこに魔剣の力も乗るのだそれはそれはすごい力になるに決まっている。
僕は気を付けよう。
そこからすこし森の奥に歩くとゴリラのような魔獣がいるそのでかさは3メートル。しかもそれは5頭。
だが今の僕の敵ではない。
「これは僕がやる」
妹はうなずきしっかり僕の後ろに隠れた。
さてどうするか。究極魔法をまとってみたいとこだけど当たり一面吹き飛ぶだろう。
そうだ地面に向かって撃てば地面がえぐれるだけで済む!
そうして僕は地面に向けて撃つことを決めた。
「そうだなー火の斬撃にすると当たり一面火の海になるから僕も水にするよ」
「やりすぎないでね、」
妹は心配そうにいってきたが僕は覚えてない。
そうして水の魔力をまといだした僕をみてイヴは防御用の結界を張りだした。
僕はまといが完璧に済んだところで大きくジャンプしゴリラたちに向かって水の斬撃を放った。
次の瞬間僕はやりすぎたと自分で自覚した。
斬撃を放った地面はえぐれ渓谷ができてしまった。
帰ったら村の人全員に怒られたのは話すまではないだろう。
こうして僕と妹の初めての魔剣は失敗に終わった。
そうして魔剣はしばらく封印し、僕は刀、妹はレイピアの練習を始めました。
読んでいただきありがとうございます 次でとりあえず幼少期編ラストです




