02話 初めての魔獣討伐
この物語では冒険者のランクや魔法のレベル、魔獣のレベルがでます。なのでここにまとめます。
・冒険者のレベル E.D.C,B,A,S これは冒険者がパーティーで戦える魔獣のレベルです。
・魔獣のレベル E.D.C.B.A.S これはEランクの魔獣ならEランクの冒険者4人集まれば楽勝ってレベルです。Dランクの冒険者はEランクの魔獣を一人で倒せます。
・魔法の階級 下位魔法、上級魔法、究極魔法
・スキル、加護はこれから設定など考えます。
あの誓いから5年が過ぎようとしていた。
僕はあれから魔法の本を見つけ、たくさん勉強し、たくさん練習した。そして上級魔法までなら使いこなすことができた。上級魔法とはA,もしくはSレベルの冒険者が使うレベルだそうだ。その先の究極魔法は
使うものはSランク冒険者でもほんの一握りしか使えないそうだ。早く使ってみたい。
この世界の魔法はイメージ、そして詠唱でできる。だが僕は前の世界ではアニメオタクをやっていたので
イメージ力がすさまじく詠唱なしで魔法を放つことができる。さらに魔法の属性はたくさんあるが1人1属性らしい。だが僕は全属性使える。そう僕はまさに、最強系の主人公になった。だがそんなのは関係ない、
妹を守るためならこれくらいは当たり前だ。
そして妹はというと、
「お兄ちゃん上級水魔法できたよ!」
そう妹もまた幼いことから僕の修行に付き合っていたからなかなかに強くしだってしまった。
「さすが僕の妹だ。でもわかってるな、母上には内緒だぞ。」
僕らは両親には魔法の練習をしていることは内緒にしている。まあ当然のことだ。まだ5歳の子がsランク
冒険者たちと同じレベルなのだ。それは驚いて失神してしまう。
だがずっと隠しているわけにはいかない。ある程度僕らが育ったら言うつもりだ。
そして僕と妹は5歳にして初めての魔獣討伐をすることになる。そうあれは突然起こった。
「お兄ちゃん、修行にいきましょ!」
といつものように妹が言ってきたのがあの日の始まり
「ああ、わかった。母上少し妹と遊んできます。」
僕たちは両親にはいつもこういって遊びに行っている。母上もまさか僕たちが魔法の練習をしていて、しかも両方とも上級魔法を覚えているなんて思ってないだろうな。と僕は心の中で思った。
「危ないことはしちゃだめだよ、イヴ、アダム」
そうだ僕らの名前をまだ紹介してなかったな。僕の名前はアダム、そして妹の名前はイヴという。
「はーい!よし、お兄ちゃんいこ!」
僕らはいつも森の中で修行している。魔獣が危ないかって?村は常に魔獣よけの結界が張られている。そしてそれは村の周りの森にも同じだ。その結界のおかげで僕らは魔獣の被害にあわずにこうして修行したり、
生活したりできている。
「お兄ちゃんそういえばそろそろ私たち魔獣討伐とかで実践練習しない?」
妹が言ってきたが僕は冒険者なぞには興味ない。僕はただ妹を守りたいだけだ。
「僕は冒険者などにはならんぞ。僕が魔法を修行しているのはお前との約束のためだ。」
「もったいない!一緒に冒険者になろうよ!」
僕の妹もまた前世ではアニメオタクだったらしく、冒険者にあこがれているらしい」
「お兄ちゃんじゃあ冒険者にならずに大きくなっても魔法の練習だけするの?それってニートじゃん!」
かなり痛いとこをついてくる。そう僕はこのままいくと冒険者以外の道はなくなる。そして魔法の練習で消していても経済面では妹のことを守れない。
「わかった!お互い16歳になったら一緒に冒険者になろう。」
なぜ16にしたかというとあっちの世界そう前世ではちょうど義務教育を終えてる年だ。そしてなぜ妹と一緒にかというと、俺のそばに置いていたほうが安全だからだ。そして妹は今でもAランクレベルあと10年もあれば人類で僕の次に強くなっているはず。
「やったー!修行のモチベが上がった!この勢いで究極魔法を使えそう!」
と妹が言ったのを僕は笑いながらスルーした。そんな馬鹿な会話がちょうど終わったときだった。
「なあ、なんか森のほう騒がしくないか?」
突然鳥や、小動物たちが騒ぎ出した。僕は最近取得した感知魔法を使った。妹も僕と同じタイミングで
感知魔法を使ったらしい。
「ねえお兄ちゃん、これ私のきのせいかな。すっごい大きな虎が近づいてきてるんだけど。」
「実は僕も同じのが見えるんだ。これが来たら結界なんて意味ないぞ。でもなぜこんな魔獣がこんなところに」
僕は一つ思い出した、
「まさか、こいつ僕らの魔力を感じてきてる?」
そうアニメとかではあるあるの設定だ。まさかこの世界だもそうなのか。と僕が考えていると。妹が。
「ねえお兄ちゃんあれ!見てもうあんなとこまで!もう私たちで倒すしか!」
この状況逃げてもたぶん僕らの魔力についてきて村に迷惑をかけてしまう。妹の言う通り僕らが相手になるしかない。でも、相手はAランクレベルの魔獣。そんなのを僕と妹2人で戦えるのか。いや違う戦って勝つ。
「おいまずは俺が様子見をするお前は俺の後ろにいろ」
妹が僕の後ろの隠れたのを確認すると今僕の中で最大級の魔法を虎めがけてはなった。
「エクスプロージョン!」
僕はまだこの技の強大な力を無詠唱では放てない、なので僕は詠唱したのだが。
「やはりだめか、火魔法の上級魔法でも歯が立たないとは」
すると妹は僕の前に出てた。
「水!」
僕の妹は詠唱が大の苦手だそして考えたのが属性を言うだけでその属性の好きな魔法を放てるということだ。
だがもちろん水の上級魔法でもダメだった。そして虎が俺たちに向かって火を放った。
間一発でよけたがさっき僕らがいたとこは地面ごとえぐられていた。
「おいイヴ練習していて技をやるぞ!そうしないと勝てない」
僕ら二人はどうしても勝てない敵が来た時のために最終手段にして最強の技を練習してきた。
それは二人の魔法をがったいさせることだ。
「よし行くぞ!」
僕らはお互いに手を合わせ二人で詠唱した
「「水!」」
そして放たれた水の上級魔法は究極魔法に匹敵する威力となり、目の前の虎がいたとこは跡形もなく
なくなっており、虎の死体だけ残っていました。
「まさか、こんな威力になるとは、僕たちならなれるかな、冒険者」
「うん!私とお兄ちゃんなら必ず世界最強の冒険者になれる」
そしてこの事件は全世界に知れ渡り僕と妹は王都の魔法学校からメールが来た。
その手紙にはこう書いてあった。
「君たちが16になったらいつでもうちの高校に来なさい。歓迎しよう」
と書いてあった。
どうでしたか!面白かったらぜひ感想お願いします。
1話のごとの文章量などはこんな感じにしていきます




