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専属メイド、アン(3話)

~百合注意~

(乙女ゲーム異世界転生物)


☆スケバンが悪役令嬢に転生してもやっぱり無双する件☆


~第3話~


あたしは、リコリスちゃんを助ける為に喧嘩をしてしまって


これからは、喧嘩をしない事を改めて決心をした。



「ここの街って賑やかだよね……


街の建物だって中世って感じでこれぞファンタジー世界って奴だよね……



あれ、あれって、確かあたしの専属メイドのアン・モレルだよね。


こんなところでどうしたのかな?


それに一緒にいる人は、誰なのかな?」



あたしは、街の中がファンタジー世界って感じで興奮がおさまらなくて


ふと、専属メイドのアンと誰か一緒にいるのに気がついて


物陰に隠れてアンが何を話しているのか確認をしようとした。



「ねえ、ねえ、お姉ちゃん、良いだろ。


俺と良いことをしようぜ」



チャラチャラしたお兄さんは、アンにベタベタと触り


俺と良いことをするのを命令をした。



「うるさいです。


私は、忙しいから他をあたってください」



アンは、迷惑そうにチャラチャラしたお兄さんを睨んだ。



「そう言わずに良いだろ、お姉ちゃん」



チャラチャラしたお兄さんは、ニヤニヤしながらアンの肩に腕を回してアンの胸を触ろとした。



「あたしの物のアンに何をするのよ!!」



あたしは、アンにベタベタするお兄さんに頭に血が上りかっとなり


チャラチャラのお兄さんのお腹を殴り飛ばした。



「ぐあっ!?


何をしやがる!」



チャラチャラしたお兄さんは、吹っ飛ばされて


直ぐに立ち上がり


あたしに殴りかかってきた。



「うるさいです!」



チャラチャラしたお兄さんをもう一度吹っ飛ばした。



「ぐあっ!?」



お兄さんは、吹っ飛ばされて後ろに倒れて


お兄さんの上に乗っかり


お兄さんの顔面目掛けて拳を振り下ろして


お兄さんの頭の横の地面を殴り付けると地面が割れた。



「外してごめんなさい。


今度は、殺して上げます!」



あたしは、大きく拳を振り上げた。



「ひっ!?


ま、待ってくれ!?」



お兄さんは、恐々と身構えた。



「待ちません!!」



あたしは、拳を振り下ろした。



「ぎ、ぎゃーーー!?」



お兄さんは、拳で頭を割られると思い悲鳴を出して


あたしは、お兄さんの顔に殴る前に寸止めをした。


お兄さんは、泡を吹いて気絶をした。



あーー!?


またやってしまった!?


喧嘩は、しないと心に決めていたのに……


もう、何をやっていたのよ……



あたしは、頭に血が上りまた喧嘩をしてしまった事を思い出して


地面に両手を当てて落ち込んだ。



「あ、あの、エリザベス様、助けてくれてありがとうございます。


私の事をエリザベス様の所有物と思ってくれるだなんて感激です!


どうか私を夜の供にさせて下さい!」



アンは、助けてくれた事の感謝を伝えて


そして興奮をした様に息を荒くしてあたしに近づて


夜のお世話をする事を宣言をした。



「落ち着いて下さい。


夜のお世話は、遠慮します」



あたしは、ぐいぐい来るアンに戸惑い冷や汗を出して


間近に近づいたアンを押し返して


夜のお世話は、いらない事を伝えた。



「と、とにかく今日は、もう帰りましょう」



あたしは、自分の屋敷に戻る事を伝えて


自分の屋敷に向かって歩き始めた。



「あーーん、エリザベス様ったら連れないのですから!


そんなエリザベス様も愛しています!」



アンは、あたしの後を追い掛けて


体をくねくねさせてあたしを愛している事を伝えた。


あたしとアンは、自分の屋敷に向かった。


こうしてまたもや他のフラグを立っているって事に気がついていなかった。




ーTo Be Continuedー

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