詐欺師の隠れ家
毎度すんません、またまた前回の書き忘れがあったもので、その補足からです。
【補足:スライムつむりの対処法】
ニフラムです。
ムオル周辺で遭遇するスライムつむりのやろうは、守備力が200もある上、ダメージ攻撃系の呪文にすべての属性で無効化耐性持ちという、ふざけたお邪魔虫やろうとして設定されています。
このため、初めてダーマ経由で歩いてムオルへ到達を目指している時点だと、どうにも倒しようがなく、しかも相手は集団で現れた上でラリホーとヒャドを連打、「仲間を呼んだ」でホイミスライム呼びまくって回復まで図ってきます。
唯一、ニフラムが有効(70%)ですので、勇者も使えるこれで「消え去った」するか、あるいは逃げるかしかありません。
いまのところは、です。
勇者がレベル20に育つころには物理でなぎ払えるようになりますので(ちから100以上で、ほのおのブーメラン装備、ごうけつのうでわ装備を想定)、最初のところだけの我慢となります。
スライムつむりやろうの守備力は200、つまりこちらの攻撃力を100相当で相殺される関係です。
かつ、奴らのHP量は20程度なので、ランダム変動分も加味してこちら側の攻撃力が150オーバーの域になってくれば、なぎ払えるようになってきます。
これがだいたい、勇者Lv20の、船で世界を一通り探索後(ちいさなメダルが55枚以上集まって「ほのおのブーメラン」入手)、となります。
そうして備えが整って以降であれば、スライムつむりのやろうは特には畏れるような敵ではなくなります。
ドロップ枠が「ひのきのぼう」で埋めさせられるのはムカつきますけど!w
【補足:攻撃力と守備力の関係】
攻撃力は、その1/2が与ダメージ量となります。
守備力は、その1/4が被ダメージの減算量となります。
また、
ちから = 等量が攻撃力
素早さ = 1/2が守備力
体力 = 約2倍量がHP値(耐ダメージ量)
となります。
なんとなく見てとっていただけると思うのですが、ダメージ量の彼我交換関係において、ステータス値ごとの「利き方」に落差があります。
私が口酸っぱく「体力」を育てることの優先さ、性格タフガイの有効性を主張していることの根拠も、ここにあります。
【ピラミッド地下(おうごんのつめ)】
さて、冒険の進行に戻ります。
前回でガルナの塔まで済ませ装備を整えましたので、お次はカンダタ二回目の前に、レベル上げ行程を兼ねてピラミッド地下に潜ります。
おうごんのつめの持ち帰り方法ですが、かつてのファミコン版とは異なりデスルーラ(パーティー全滅による出戻り)では、物を持ち帰ることができなくなっています。
ピラミッド内で全滅すると、「守護の呪い」によっておうごんのつめが回収されてしまい、地下二階の「王の棺」のなかに再配置されてしまいます。
ですので、生きて戦い抜いて持ち帰るしかありません。
「棺」からおうごんのつめ盗掘後、ピラミッド内は一歩動くだけで敵エンカウントを繰り返すようになりますので、無駄なく最小でルート取りしたとしても約60連戦となります。
操作ミスなどで無駄に動くと、戻る分とあわせて二倍のエンカウントとなります。あらかじめ帰還ルートの最小の動き方を確認しておくとよいでしょう。
また、ピラミッド地下は呪文が無効(かき消される)です。
ホイミ系で回復できませんので、やくそうを持ち込みましょう。
やくそうは、今回のタイミングであれば20個もあれば足りると思います。しかしイシス到達直後だと50個でも足りなく感じるくらいには苦戦します。
ミイラおとこなどからのドロップでもやくそうは入手できるので、盗賊連れの編成だとやくそうが思ったより余ることも多いのですが、コストの高いものでもないので、多めに買い込んでおいて構わないと存じます。
余ったら下の世界でも消費するシーンがありますしね、やくそうさん。
なお、敵エンカウントが一歩ごとと書きましたが、厳密には異なり、稀ながら一歩半動ける場合や、逆に半歩しか動けない場合があります。
これは敵エンカウントの仕組みが、「前回戦闘終了時点で『持ち歩数量』が決まっており(ランダム変動計算含む)、移動先の地形係数によって消費しながら歩を進め、残り歩数値ゼロを切ったらエンカウント」となっているから、みたいなのですね。
つまり、おうごんのつめ盗掘後の「守護の呪い」は、この内の地形係数部分を極度に増大化しているという処理の仕組み(乗算処理の追加?)、のようです。
また、おうごんのつめは、複数本の入手が可能になっています。
上述の「全滅時には、棺に自動回収される」ですが、これは別におうごんのつめを売り払ってしまっていても、起こります。この際、別に手持ちのゴールドが差し引きされるということもないです(全滅自体の半減はありますがw)。
これをさらに進めて考え、持ち帰ったおうごんのつめを、仲間に装備させた上でルイーダの酒場に預け、この状態であえてピラミッド内で一度全滅し、あらためて地下の棺まで行くと、おうごんのつめが復活していて再盗掘できちゃいます。
持ち帰れば、手元に二本のおうごんのつめという状態にできます。繰り返せば、三本目以降も手に入ります。
ただし、おうごんのつめは武闘家しか装備できませんので、預り用のためだけの武闘家キャラを用意する必要があります。(装備していない所持アイテムは、ルイーダの酒場にキャラを預ける時点で自動的に「ふくろ」に戻されてしまうため。)
要点を整理すると、
1.持ち帰ったおうごんのつめを、預り用キャラに装備させ、ルイーダの酒場に預ける。
2.他の仲間も全員、酒場に預ける。
3.所持金を銀行に預ける。
4.四桁未満の所持金の端数は、何かアイテムを購入しておくと無駄がない。
5.勇者一人でピラミッドへ赴き、装備をすべて外して戦闘、全滅する。
6.復活後、戦力になる仲間を加え直す。(おうごんのつめ装備預りキャラは預けたまま)
7.あらためてピラミッド地下二階の棺から、おうごんのつめを盗掘して持ち帰る。
となります。
こうしてみると、「おうごんのつめ」という存在は単なる物品ではなく、ピラミッドの「守護と呪いの力」が集束結像したようなナニカ、なのでしょうかねぇ……。
かつてのファミコン版と比べたら、夢のような複数本入手法、ではあるのですが……。
ただこれ、実用性があるかというと、かなり微妙でして。
金策としては労力に見合わないので(おうごんのつめの売値は6,000Gに引き下げられている上、ルビーのうでわに代表されるようなもっと高額な換金アイテムが他に複数追加されている)、やるとしたら武闘家を複数人連れた編成で冒険するときくらい、でしょうかね。
いちおう、武闘家三人連れの脳筋パーティーでも、バラモスまでなら殴り殺せます。(Lv30未満、ただし戦術的な立ち回り方には工夫が要ります。)
しかし、ゾーマ戦が武闘家三人連れだと被ダメージ量がかさみすぎてどうにもならない感がひどいのですよねぇ(ゾーマ手前の中ボスたちまでなら、やられる前に殴りコロスのスタイルで突き進めるのでするが)。武闘家が複数いると、装備が取り合いになっちゃうのです。
加え、おうごんのつめを三本持ち帰るためにピラミッド地下の連戦を繰り返したときは、途中で飽き具合の進みがマッハでした。初めてですよ、あなほり半日耐久レースさえやり抜いたわたくしを飽き飽き臨界させかけたおバカさんは……。
このあたりを加味した結果、今回編成の転職パターンでも以前とは考え方を変えまして、武闘家は1名きりしか経由しないように変えています。(もう1名は戦士を経由させます。ゾーマ戦前の経験値稼ぎ連戦のスピーディー化を図るのにも有効なので。)
おうごんのつめも、1本取れば十分です。
というわけで、おうごんのつめ複数本入手法は、ご参考までに、と。
【カンダタ一回目】
以前に言及したように、殴り倒すだけなのですが、少し補足を。
イベント処理としては、「きんのかんむり」をロマリア王へ届けるだけでなく、王位につくことを一度は引き受けて返上までやらないと、「解決した」扱いになってくれません。
王位返上まで手順を済ますと、各NPCのセリフがシャンパーニの塔などの問題が解決された事後のものへ変化してくれます。
めんどっくさ!
まあ……。王位在任中のロマリア住民の反応や小イベントなども追加されていますので、一度は王位についてみるのもいいんじゃないかなとは思います。
何度も周回しているとアレになってきますけどw
ロマリア王から提案される際、断るたびに手を変え品を変え、アピールしてきますので、「もうこれ以上は言うことがなくなるではないか」的なことを言われるところまでは、「いいえ」してみると面白いかもです。
あと、先にノアニールの問題を解決済みですと、教会のなかにいる町娘さんが「さすが女王さま」してくれます。(勇者がおんなの場合)
さす女! さす女!
【カンダタ二回目】
ボコれ(断言)。
痛恨の一撃を運悪く連打でもされない限り、苦戦はしないでしょう。
人質二人が入居していた牢屋内のそれぞれに、種が転がっていますので拾っておきましょう。ゴザの上端あたりです。
【バハラタ】
くろこしょう、ゲットだぜ!
【ポルトガ】
海原をゆく船、ゲットだぜ!
ここの王さま、初っぱなのセリフが「で、どうであった? やはり駄目だったであろう?」みたいな否定から入りやがるんですよw
加え、ノルドの洞窟にあらためて出向くとノルド氏が話してくれるのですが、「わしは人間は嫌いだが、ポルトガの王は気に入っておる。あれほど、純粋な人間は、おらん」だそうで。
つまり……。
純粋な気持ちで、期待していなかった、と……!
このやろう(笑)
以上にて、今回ここまでで切り上げさせていただきます。
外洋進出後の部分はまとめて取り扱ったほうが分かりやすいかと存じますので……。
ではまた! です!