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失われた無垢

 

 間が空いちゃって、ごめんなさい。

 あと、追試を十何周かしていたら、転職の考え方などが変わりました。


 まずは前回の補足からです。



【補足:イシス王宮の財宝】


・きぬのローブ

 基本的には換金アイテムですが、拾い物の胴装備としてはわりと使えます。

 女性限定ですが、職業を問わずに装備でき、守備力が「くさりかたびら」と同値(20)となります。

 なので、パーティーの職業編成次第では、しばらく使って行けます。

 ただし、改めてお店から購入するほどの価値は、ないです。割高な値段設定になっているので。


・おうごんのティアラ

 基本的には換金アイテムですが、遊び人の「運」成長を、より確実に255カンストまで押し上げたい場合には、使えます。

 特に遊び人Lv21~24の爆発的成長期において、装備させておくと有効です。

 ガーターベルト装備でもカンストする場合もあるのですが、乱数の振れ幅が大きすぎて安定しません。(高いと20以上の数値が出てくるんですが、低いと6とか7とか出ちゃう場合もあって、落差がすごいことに……)


 吟味の手間(セーブ&リセット)を避けたい場合、おうごんのティアラを取っておくというのも、選択の一つになりえます。

 なお、「へんげのつえ」入手後、手放すまでの期間において、エルフの隠れ里のお店から購入も可能です。ここで「買い戻す」ことを前提に一時的な資金増強として売り払う、という構え方も可能です。仲間の転職育成のタイミングとも兼ね合いとなりますが、「あなほり」で手持ちの現金を最大化しておきたい場合などに有効です。

 また、無理にティアラを持ち出さなくとも、カザーブの村で廉価に販売されている「うさぎのしっぽ」で代用するといったことも可能です。

(運の成長倍率が、ティアラが1.4、しっぽが1.3、ガーターベルトが1.2の数値となるようです。ただし実際の計算は256分率で取り扱われているようなので近似値となります。)


 さらに述べると、遊び人でLv24までわざわざ育てて運をカンストさせる必要性というものがあんまりないので(そこから戦士に転職させて「隙のない戦士」を作る場合くらい、かな?)、そこまで慎重に取り扱う必要はない、と存じます。

 今回編成でも1キャラは遊び人を経由する予定ですがボス討伐のタイミングなども考えると、遊び人はLv20到達時点ですぐに転職させちゃいます。

 なお、どんなに吟味してもLv20時点で運カンストはしないです。成長上限値による抑制がかかるからです。この仕組みがあるので、このゲームでは見切った上での判断を持つことが求められます。



【ポルトガ】


 進みましょう。(断固たる宣言)


 城下町に着いたら、まずは街の北東から城壁外を北回りでぐるっと回り込んで、南西の岬の突端にある地下室へ向かいます。

 なんでこんなとこに住んで……とツッコミ満載ではあるのですが、ここにもメダルが配置されているので、取り忘れる前に先んじて処理しちゃいましょう。

 アイテム取ったら、歩いて戻るよりも即座のルーラで、ポルトガに入り直しちゃったほうが早いです。


 牧場や民家でもアイテム拾えますので、カバーカバー。

 そしたらお店でショッピングです。


・はがねのむち

 ポルトガ到達最大の目玉です。

 攻撃力が違います。

 中盤でこれを装備できるかどうかで、ザコ敵のなぎ払いっぷりに大差が生じるので、これが装備できない職業というのはしばらく足を引っ張る形になっちゃうんですよね。

 初期メンバーとして戦士や商人が選びづらいことの理由の一つでもあります。


 「はがねのむち」は、今回編成のように複数メンバーが装備できる場合、全力で買い与える価値があります。

 節約思考も金満思考も関係ないです。四人全員で「なぎ払えっ」できるとかなり快適に進撃できます。

 ただし、もし勇者一人しか装備候補者がいない場合には、「やいばのブーメラン」を使い続けたほうが有効です。敵の出現パターンに対する対応力として、「むち」系だと最低二名以上で畳み掛けられないと効率的な殲滅が進みません。

 勇者がブーメランを投げ続ける場合には、カザーブ到達時点で「はがねのつるぎ」を優先的に購入しておき、そのまま持たせ続けて使い分けさせるとよいでしょう。(「てつのおの」だと割高になるので、購入時点からの使い倒しとコストパフォーマンスを考えるとこんな形になります。)


・くろしょうぞく

 金満思考であれば、二つ購入しましょう。(今回編成の場合)

 基本的にはマジカルスカートのほうが優秀な装備であるので(特にバハラタで購入可能な「まほうのたて」との重ねた運用を考えた場合)、マジカルスカートがテドンで追加購入できるまでの「つなぎ」として、他メンバーに与えます。

 マジカルスカートは、ピラミッドで一つ入手できているほかに、一応はアッサラームの「ともだちのみせ」でも購入可能なのですが……。まぁ、それだとお高いので(笑)

 逆にその「ともだちのみせ」がお高いせいか、素の値段で買えるテドンだと割安になっていて、値段のわりに高性能です。というか職業を問わないという点がよいです。女性限定で(略)

 節約思考であれば、「くろしょうぞく」はわざわざ購入するほどの装備でもないので、これまでの拾い物で繋ぎ続けてよいかなと存じます。胴装備はこのあともちょいちょい拾い物や貰い物があるので。


 城下町での用が済んだら、王宮でお宝回収と王様からのお手紙をいただきましょう。

 お宝はバリアで守護されていますが、ここ時点だとトラマナ修得前だからといって怯む必要はないです。かつてのファミコン版と異なり、リメイク版以降はバリアや毒沼では直接は死ななくなっているので(HPが1で留まるようになっている)、街中設置のバリアーなんぞ「へ」でもなくなっています。


 王様からのお手紙を授けられる際のセリフ、これって東方見聞録に引っかけられているんですね。

 ファミコン版のころは子供だったのでよく分かってなかったのですけど、ドラクエ3の地上マップは地球のそれを模していることもあってかこうした歴史ネタみたいなものが散りばめられていて、改めて触れてみると感慨深いものがあります。

 もしかしたら、ファミコン版の当時に子供だけでなく大人まで行列作って社会現象呼ばわりされるほど熱狂したのって、こうした大人から見ても「ほほう」と思える要素がカバーされていたから、なのでしょうかね?


 なお、王様のわきに大臣キャラが追加されていて、セーブ可能になっています。

 というかファミコン版だとセーブ不能な拠点として投げっぱなしだったのって、いま考えるとある意味すごいなって……なり、ません?(笑)



【ノルドの洞窟(バーンの抜け道)】


 アッサラームへルーラで飛んで、宿屋に泊まるなりして回復してから、向かいましょう。

 ホビットのノルド氏に、こちらの先頭キャラをちゃんと向き合わせて「どうぐ」から「おうのてがみ」を「つかう」ことで、手紙が読み上げられ、イベントが進みます。

 なお、この手のイベントアイテムは「ふくろ」の中に入れっぱなしの状態から「つかう」ことでも有効になっています。


 イベント判定が進むと、ノルド氏が洞窟の壁を体当たり三段撃でこじ開けてくれます。

 見ているだけで妄想イメージがむくむくとしますよっ!


「こんぼう返せぇぇーっ!」ズガーン!

「けぇこぎ返せぇぇーっ!」ギャバーン!

「ぶぅぅるぁぁああーっ!」しゃりば~ん!


 ふう、いい汗かいたぜ……(意味深な流し目)

 みたいな?


 おまけに、そうしてこじ開けた先の抜け道って、「バーンの抜け道」っていう別名がわざわざつけられているんですね。

 「バーンの抜け道」、ですよ……?


「ヌケバーン……。つまり、バーンをヌケせよ、という暗号名であろう?」


 フフフフ……(超得意顔で)

 なんか来年あたりで再アニメ化するそうですね?



【バハラタ】


 ここの目玉は、なんといっても「まほうのたて」です。全員分買いましょう。

 武闘家以外は装備できます。

 ここで優秀な盾の大更新があるので、節約思考であればここまでの盾購入は最小限に抑えていてよいのですね。


 他、「くろずきん」は金満思考であれば、二つ買いましょう(今回編成の場合)。残り一名分は、この先のガルナの塔で「ぎんのかみかざり」が拾えます。

 また、「はがねのよろい」は、金満思考であれば勇者(と、いれば戦士)に買いましょう。船入手後に「まほうのよろい」購入タイミングがあるので活躍期間は短めですが、ボス戦手前でもあるので無駄ということもないです。

 また逆に、「あなほり」前提で見据えた場合、ここで「はがねのよろい」を買っておくことで船入手直後には「まほうのよろい」を買わずに引っ張り、手持ちゴールド量を確保しつつ「あなほり」で増殖させる、という選択の取り方も、あります。


 買い物が済んだら、町の南方の川べりで、グプタ君とお爺さんの茶番劇を見ておきしょう。これ見ておかないと、カンダタ二回目と戦えません。

 しかしこれ、何度見てもお爺さんの物の考え方のほうが、圧倒的に筋が通っている……。

 グプタ君、そんなに若いのか……。認めたくないものだな若さゆえの(誤用)


 宿屋にもメダルなどあるので、忘れず回収しましょう。



【ひとさらいのアジト】


 とりあえず、宝箱だけ回収します。

 ひとくいばこが配置されているので、回避にご注意を。「右上の部屋の上側」と、「左上の部屋の左側」です。

 ここはエンカウント率が低いので、歩いて出入りしても大した手間にはなりません。


 「たね」類が色々と回収できますので、力・素早さ・賢さの三種は、勇者に入手次第投入していくと効果的です。

 このレベル帯だと、「ちから」が3アップするということはレベルが1つ上がるに等しい効果が見込めます。

 冒険の進行にあわせ、入手できる「たね」を投入してゆく勇者は、ここバハラタ前後の時点で頼れる物理ダメージソースとなってくれているはずです。

 対し、仲間の盗賊三人組などはどんどん置いていかれる形になるわけですが、これは盗賊が弱いのではなく勇者の集中たねパワーがすごいだけです。

 たね込みでの勇者成長に追いついていける他職業は武闘家くらいですが、武闘家は武闘家で装備が限られていることと範囲攻撃ができないことで、一長一短です。

 また、サマンオサ到達時点で装備更新できる職業とできない職業で差が生じますが、初期メンバーとしての盗賊はそのころには転職が視野に入っていますので、問題視するほどの影響はないです。



【ダーマの神殿】


 入り口すぐのセーブ拠点ッ!!

 かつてと変わらず、ルーラで飛んでくる拠点ナンバーワンですねw


 広間に入って、石像が四体配置されている内の右上の石像の足下に、メダルが埋もれています。

 忘れやすいので回収を。


 また、壁の外側を北西へ回り込むと、命名神マリオンの神官だとかいうお婆さんキャラが追加されていて、キャラごとの名前を変更できます。「ふくろ」の名前も変えられます。

 周回プレイを何周もやっていると、大本になる3番セーブから派生させる形をとっていて勇者の名前が同じ、つまり冒険の書の管理名も同じになってレベル値以外で見分けがつかない、となると誤セーブとかが怖いので、少しひねって変えておくといい感じです。

 また、仲間作成時点のリセットマラソン時に名前にこだわっていると入力の手間が……という問題も、ここで変えられることを前提にして回避する、という形も一応可能です。


 二階の宿屋は8Gと廉価ですが、歩く手間を考えると宿屋は別の町(入り口から近い、アリアハンやラダトームなど)で済ましたほうが早いです。

 ダーマはセーブ用途に特化した扱いでいいと思います。

 なお、夜の宿屋で寝言聞くとちょっとクスっと笑える感じなので、「やみのランプ」を手に入れたら寄ってみるといいかもです。



【旅人の宿屋(ジパング近傍のほこら)】


 ダーマから東へ、南東へ向かいます。

 ここにもメダルが配置されていますので、回収に寄りましょう。

 泊まる必要があるほどの消耗はしていないと思います。


 海を隔てた南東すぐにジパングが見えますが、泳いでは渡れません(笑)

 おやじぃとは違うのだよ、おやじぃとは!


 鉄格子で閉ざされた小部屋に旅の扉がありますが、ここのワープは「さいごのかぎ」入手後に来てみてもほとんど意味がないです。


・参考/旅の扉ネットワーク

 https://www.d-navi.info/dq3/map/3


 一応これの配置は、ジパングの中には宿屋と教会がないことの機能のカバーという面がある……みたいなのですが。

 実際に利用することがあるかというと……(苦笑)



【ムオル】


 上述の宿屋から北上してくると、ムオルの村が見えます。

 ここはなぜか、ルーラのリストに載ってくれません。

 「世界の果ての村」らしいので、その辺境感の演出なのでしょうか?


 といって、船入手後はジパングにルーラしてから北上してくれば、わりとすぐなので、特に困るということはないです。


 ここムオルでは、「ポカパマズさん」のお残しモノである、勇者専用の兜が入手できます。

 鉄仮面より強いです。最後まで使い続けてもいいくらいの性能で、それがタダでもらえます。

 あと、宿屋には「かわのこしまき」が残されています。

 マーキングか( ´_ゝ`)おやじぃ……


 「ポカパマズさん」を慕っていた少年のセリフが、意外とせつないものがあります。

 「ボクのために残していってくれたんだ、忘れていったんじゃないんだ、きっとそうなんだ」って疑われるほどって、おやじぃお前、どんなウッカリ系おじさんだと印象残してるんだお前。

 まぁ実際、他のところどころに残されている痕跡や逸話などからも、かなりの天然キャラっぽいのでするが。おやじぃェ……。


 ところでこの少年とか、当時と今で何歳と何歳なんだ、いつまで幼い少年なんだとかおやじぃは何年滞在してたんだとか考え出すと、あれ? これってSANチェックものの世界観に陥ってね? と頭がねじれだします。

 ……そこに気づいてしまったか。勘のいい子供は(以下略)


 この村の教会、ここだけ唯一、神父さんじゃなくてシスターさん(というか、マザーさん?)が担っておられます。

 実は口上も違っていて、ここオリジナルです。意外とレア!


 教会床の十字の中央で、「いのちのきのみ」も拾えます。

 実はこの十字もレアで、ファミコン時代と違ってリアル側の宗教問題などに配慮を求められたのか、いわゆる「十字架」状の演出は徹底して排除されていて、燭台の三叉を模したようなシンボルか、あるいは星型を模したような床模様などに差し替えられています。

 しかし、ここの床模様だけは、十字架状のものが残っています。床マス数の都合なのでしょうかね?



【ガルナの塔】


「人生は さとりと すくいを

 もとめる じゅんれいの旅。

 ガルナの塔へ ようこそ。」


 一旦ダーマへとルーラで戻り、北上してきましょう。

 ここをとっとと登る目的は、西塔の最上階にある「ぎんのかみかざり」です。これで、船入手前の段階としては装備(防具)が最強状態として揃えられます。

 「さとりの書」は、帰り道のついでで回収しましょう(笑)


 ここガルナの塔は、メタルスラム狩りのメッカ(適所)として各攻略サイトに載せられておりますが、実際にいろいろ試してみると、あんまり効率よくないです。

 確かにメタスラの遭遇率自体は高いのですが、同時にスカイドラゴンのブレス攻撃だとかガルーダのベギラマ連打だとかと混在させられるので、消耗や対応の手間がよろしくないです。

 また、ダンジョンは敵遭遇率も低いため(より正しくは、「床」地形の歩数消費係数が軽い?)、そもそもの敵に遭遇すること自体の時間と手間が浪費させられます。ダンジョンを狩り場に使う場合、「くちぶえ」前提になります。そして「くちぶえ」前提ということは、仲間の初期職業か転職パターンの早期に、「遊び人」を織り込む必要があるということです。

 それらの総体的な効率を考慮すると……? と。


 ここを狩り場に使うとしたら、リアルタイムアタック的な極みプレイをするときくらいかなと思います。

 今回も、この時点ではアイテム回収だけ考えて迅速に通り抜けたほうがよいです。

 また、「しのびあし」を修得済みであるならば、使っておいたほうがいいです。(移動距離こそ短く気づきにくいものの、2F~3Fのスカイドラゴン遭遇率が高く、しかも複数同時出現するパターンもあるので、レベルが低いと「もえさかるかえん」を連打で吐かれた場合に壊滅的被害をこうむります。躱して進むにこしたことはないです。)



 ではまた!

 今回ここまでにて!


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