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青年幻想記  作者: 黒死鳥
4/12

第四話 修行と日常

どうも、最近風邪をひいた黒死鳥です。

注意書きは分かってると思うので省略します。そもそも小説の説明に書いてますしね。


この前東方心綺楼買ったんですが、操作が慣れなくてnormalの6面止まりです。マミゾウ突破できん・・・。


さてそれでは、どうぞ。



「それじゃあ、いってきまーす・・・」


現在時刻は6時前、修行と修行場所の確保も兼ねて朝早く起き、メモを残して、妖怪に襲われる可能性もあるので巻物入りのポーチに手裏剣ホルスター、サスケの服、そして腰に草薙の剣を挿し、その上にコートを着て出発した。だが、流石に冬前という事もあってか朝は寒い。


「さてと・・・どっかにいい場所なーかな・・・」


聞き込みをしようにも、今起きてる奴なんてそうそういないはず。となるとここは・・・


「よし、じゃあ適当に歩くか。」


取り敢えず適当に家の正面から4時の方向、下山する方向に進んでみる。巻物も昨日渡してあるから迷ってもいつか帰れる。・・・はず。わすれてなければ。そうして歩くこと30分、前の方に少し霧がかかっているが、湖が見えてきた。


「お、さっそくいい場所あるじゃん。行ってみるか。」


その方向に進んで行くと、周りを森に囲まれた湖があり、そして畔には、見たことは無い筈なのに、どこか懐かしい感じがする赤い洋館が建っていた。ひとまず、この事は頭の隅に置いておいて、修行に専念することにした。


「ここならある程度でかい木もあるし、水もある。まさかこうも早く見つかるとはな。あと3〜40分掛かるかと思ったけど」


さっそく、修行に入ることにした。流石にこんな寒い時に水に入る真似は絶対にしたくないので、木登りの方にする。これはチャクラを使い、木を足に吸着させ、木を登るという修行法である。


「ハッ・・・」


直ぐにチャクラを練り、足の裏に集める。そして木に向かって走る。


「おおおおおお!」


木を走る事に成功する。だが、それはほんの数秒だけだった。


「うおっ・・・」


バキッという音と共に気の表面がへこみ、俺はバランスを崩し地面へと落下する。だが、無事に着地に成功する。


「あ、あぶねぇ・・・もう少し弱めるか」


チャクラが強すぎると反発され、弱すぎると吸着しない。つまりその間の微妙なチャクラ量が求められる。そういえば、クナイで目印をつけるのを忘れていた。そう思った俺は、ポーチからクナイを取り出す。


「・・・!?」


そして再度挑戦しようとしたその時、殺気を感じて慌ててその場から横に飛び退くと、さっきまでいた場所につららが何本か突き刺さっていた。


「へぇー、アタイの攻撃を避けるなんてやるじゃない」


後ろから声がして、クナイをしまい、草薙の剣を構えて振り向く。するとそこには、


「人間!最強のアタイと勝負しろ!」


そこには、水色の髪をでその後ろに青いリボンをつけていて、青いワンピースを着ていて背中から氷の羽が生えている女の子が浮いていた。昨日椛が言っていた妖精だろうか。


「いいだろう。」


「いくぞ!」


「だめー!」


「!?」


お互い構えようとしたその時、俺は誰かに突き飛ばされていた。口調からして、多分友達だろう。


「チルノちゃん!誰彼構わず襲っちゃダメって言ったでしょ!」


「だ、大ちゃん・・・ごめん」


俺を突き飛ばしたであろう妖精は黄緑の髪で横に黄色のリボンをつけていて、薄い青のワンピース、そして青い髪の妖精みたいに羽が生えていた。氷ではないが。


「すみません、チルノちゃんが迷惑かけたようで・・・」


「いや、別に構わないよ」


俺は草薙の剣をしまい、チルノと呼ばれた子が突然攻撃をしてきたのにはびっくりしたが、俺は問題ない、ということを示す。


「そういえばあんた、どっかで見たなと思ったら、ブン屋の新聞に出てたひとじゃない!」


「あー・・・」


あのブン屋・・・まさか幻想郷中にあの新聞ばら撒いたのか?まぁ、もうそれはいいや。


「ねぇ、なにか出来ないの?」


「ちょっと、チルノちゃん」


「構わないよ。例えば・・・」


俺は未と印を組み、変化の術を発動させた。すると俺の体が煙に包まれ、チルノと呼ばれた妖精に変化する。


「ア、アタイ・・・!?」


「忍の基本、変化の術だ。」


「凄い・・・声まで一緒・・・」


俺は直ぐに別の術を見せようとしたが、忍がこんなふうに術を見せるもんじゃないな、と思い立ち、俺は見せるのを止めた。


「まぁ、今見せれるのはこの位かな」


「ありがとうございます、チルノちゃんのわがままに付き合ってくれて」


「いやいいんだよ別に。」


「そういえばあんた、名前は?アタイはチルノ!最強の妖精よ!」


「俺は 如月 照、忍者だ。」


「大妖精と言います。大ちゃんって呼んでください。」


「チルノに大ちゃんだな。よろしくな。」


「照ね!よろしく!」


「よろしくお願いします。」


その後チルノと大ちゃんが去って行き、俺は再び修行に入る事にした。


「うわっ・・・」


そして、バランスを崩しクナイで目印を付けようとしたその時だった。


ボフン!


「・・・あれ?」


気が付けば椛の家の中にいた。恐らく、椛が口寄せの巻物を使ったのだろう。目の前には椛が巻物を広げてそこに手を置いていた。


「ご飯できましたよ、照。」


「あ、うん。」


俺は靴を置いてきて、テーブルの上に置かれた椛が作った朝ご飯を食べる事にした。


「ん、美味しい。」


「ほんと!?よし」


俺が美味しいと言うと、椛は小さくガッツポーズをしながら尻尾を振っていた。やっぱり白狼天狗の白狼って狼の事なのだろうか?


「そういえば椛?」


「なんでしょう?」


「幻想郷の他にも幻想郷に繋がってる場所ってあるのか?」


俺は突然頭にぽっと浮かんだ考えを聞いてみる。出来れば見てみたい。


「はむっ・・・んくっ。えーっとね、確か旧都、冥界、天界、だったはずです」


「へぇー、それぞれどんな所なんだ?」


俺はご飯を食べながら椛の説明を聞く。


「簡単に説明しますと、旧都が主に地上を追放された妖怪とか、自分の力を自分の力のせいで自分から移り住んだ場所。冥界が、閻魔から判決を下されて、転生を待つ所。で、天界が天人が住む理想郷。」


「へぇー、説明ありがとう椛。はむっ。」


さて、となるとどれだけ回るのに時間がかかるかな?大体1ヶ月だろうか?そんなことを考えていると、


「・・・んくっ。まさか照、幻想郷全部回る気?」


「え?うん。そうだよ?」


考えていることがバレた。まぁ、バレたからって別にどうってことはないが。


「大丈夫ですか?地図とかあった方がいいですか?」


「うん、大丈夫だよ。ちゃんとあるから」


「わかりました。行く時は気をつけてくださいね?」


「ありがとう椛。気をつけるよ」


朝ごはんを食べたて休憩した後、取り敢えず修行が途中なのでさっきの湖に行って再開することにした。


「椛の作るご飯美味かったな・・・」


などと言いながら、さっきの場所に勘を頼りに向かう。時間はかかったものの、無事つくことが出来た。そしてその後、少しずつ休憩を挟みんだが、夕暮れ時まで続けた。




照と朝ごはんを一緒に食べた後、私は友達の所にいた。


「それっ」


「むむ・・・そうきますか・・・」


彼女の名は 河城にとり (かわしろにとり)。幻想郷の中ではかなりの技術を持っていて、私達には理解出来ない技術を持っている。私とにとりは暇な時、と言っても私の仕事はほとんど暇なんだけど。話を戻して、暇な時によく天狗大将棋という、将棋のルールに独自の駒やルールを追加したゲームをやっています。


「ならば、これでどうですか!」


「それを待ってたんだよ!」


「なっ・・・」


「よし、私の勝ちだね」


「うぅ・・・また負けました・・・」


これで214勝268敗目・・・つ、次こそは・・・。


「そういえば椛、外来人と住んでるんだろう?どんなやつなんだい?」


「な、なんで知って・・・って、文さんの新聞ですか?」


そりゃそうですよね。あの人幻想郷中にばらまいたんですもん。


「うん、そうだよ。で、どんなやつなんだ?」


「う、そ、そうですね・・・優しくて、あの人を探す負担を少しでも減らすために物を作ってくれたり、とてもいい人です。」


私はここ数日照と過ごして思った事を思った通りに話します。


「ふーん・・・なんか心なしか、嬉しそうだね?」


「え!?そ、そんなことは・・・!」


「ふふん、隠さなくたっていいんだよ?」


「うぅ・・・」


どうやら、いつの間にか嬉しそうに話してたみたいです。それに、顔も赤くなってますし・・・。


「まぁ、自分の気持ちに素直になりなよ?」


「は、はい・・・」


「それじゃあ、私は新しい機械を作らなきゃならないんで、ここで失礼させて貰うよ。」


「分かりました。それでは私も失礼させて頂きます。明日は、勝ちますからね?」


「ふふん、上等だよ。」


私はにとりの家から出て空に飛び、次は何をするか考える。ですが、照の事を考えるとどうも胸がドキドキしたり、なんか不思議な気持ちになるんですが、これは一体何なんでしょう?そんなことを考えながら、私は次の場所に向かうのでした。

どうでしたでしょうか?最後のはにとりはてっきり自分の気持ちに気づいてると思ってるけど、椛は人に恋をする気持ちが分からない、という感じです。


もし間違いなどがあればご指摘お願いします。


それでは次回も、ゆっくりしていってね!

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