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青年幻想記  作者: 黒死鳥
2/12

第二話 修行と取材と説明と

暇で書いてたら気づいたら出来てました。という事で第二話です。今回もご都合展開ありです。ご注意下さい。

それでは、どうぞ。

「よし、修行するか。他にやることないし。取り敢えず、布団片付けて・・・」


俺は取り敢えず布団を片隅に片付け、六道の感覚をつかむために今の格好、つまりサスケの服にコートの格好で襖を開け、『忍術の印』部屋を出て外へ出ようとする。


「しかし、木造か・・・この家、いいな、なんか落ち着く」


そんなことを言いながら俺の靴が置いてあるであろう玄関へ向かう。だが、俺の靴を見てため息をつく。


「ご丁寧に靴まで同じとは・・・」


その靴は、ナルトやサスケ達が履いている忍の靴だった。


「まぁいいや」


そして外に出る。そこには、すぐ先には川が流れ、周りには木が生い茂る、見事な自然があった。


「ほー・・・いいな、ここ」


俺はしばらくその景色に見とれていたが、すぐに頭を切り替えると、俺は取り敢えずその場に座り、巻物を広げた。


「えーと、分身の術の印は・・・未→巳→虎、か。えーと、まずはチャクラを練ってから・・・」


俺は集中し、少しチャクラを練る。そしてその後、未、巳、虎の順に印を結ぶ。そして。


「分身の術!」


ボフン、という音と同時に煙が俺の目の前に現れる。そしてその後、徐々に煙が晴れていく。


「・・・一応、成功・・・か?」


煙が晴れると、目の前には俺の分身一体いた。

俺は少し精神を集中し、又旅に聞いてみることにした。


「なぁ又旅、どうだった?俺の分身の術」


「まぁ、初めて発動して成功するっていうのは凄いわね。だけど、チャクラを20%も無駄に使ってる。もう少し抑えた方がいいわね」


「となると、やっぱりチャクラコントロールを完璧にした方がいい、と?」


「そう。まぁ、まだ扱い慣れてない分、普通の倍近い時間は掛かるでしょうけど」


「うーん・・・だったらあと一つくらい術覚えてからそっちやった方が良いのかな?」


「まぁ、その方がある程度扱い方も慣れるだろうし、そっちでもいいんじゃないかしら」


「分かった、ありがとう」


俺は又旅にお礼を言い、意識を戻す。


「さて、さっさとやっちゃいますか」


その後俺は2時間位修行を続けた。



「あーあ、なーんかないですかねー・・・」


私は 射命丸 文 (しゃめいまる あや)。鴉天狗で、新聞を書いています。あ、それとこの山に入ってきた侵入者を追い返す役割もありましたね。そういえば。そんなことを考えながら飛行してたら森の中に見慣れない人影を見つけました。


「あや?もしかして侵入者!?あ、外来人って事も考えられますね。でも、どっちにしても、追い返さないとなぁ・・・」


やれやれ、私はさっさと新聞のネタを見つけて新聞を書きたいのに。そうだ。適当に彼、なんか外来人っぽいですし、あの人に取材しますか。『四代目火影』と書かれた羽織に、金髪。うん、間違いないですね。まぁ、向こうはこちらの存在に気づいてないようですし、突撃取材、開始です!



「・・・よし、特に変なとこは無しっと・・・」


今俺は、分身の術はほとんど完成してるので、変化の術の練習をしていた。さっきまでは体の一部が変化していなかったりしていたが、今はなんとか成功したところだ。ちなみに今俺は波風ミナトに変化している。


「ちゃんと羽織もあるし・・・」


「こんな所で何をしてるんですか?」


すると突然、後ろの方から声が聞こえた。そこには、椛と同じようなものを頭に乗せていて、なにやらうちわみたいな物を持った少女が浮いていた。


「人が浮いてる・・・だと・・・」


「まぁ、天狗ですから」


なんか一言で片付けられた。と言うことは椛も浮けるのかな?ん?でも今天狗って・・・


「てことは、椛知ってるんですか?」


「あやや!?どうして椛の事を!?」


「そりゃあ、俺今日から居候させて貰う者だからですが・・・」


「成程・・・では早速取材を・・・」


「えぇ、良いですよ。っと、このまんま素顔を見せないのは少し失礼ですね」


居候、という言葉に反応したのだろうか、さっと、カメラを出した。そしてそれを俺が了承すると、俺が人差し指と中指を立てる。すると変化の術が解け、服と顔が元に戻る。目の前の鴉天狗は目を丸くしていた。


「え?いま・・・でも・・・」


「変化の術です。まぁ、さっきのが初めて成功した奴ですけどね」


この時、文の頭の中は目の前の人を追い返すことは既に頭の中からは綺麗に消え去っており、目の前のこの幻想郷にはいない人を取材する事しか頭になかった。 それは天狗としてどうなのだろうか。


「あの、その事について詳しく!お願いします!」


「へ?あぁ、はい。構いませんが・・・」


気がついた時には彼女の手にはメモ帳と鉛筆が握られ、目がキラキラしていた。

この後、滅茶苦茶質問攻めされた。


〜一時間後〜


「いやーいいネタが集まりましたよ〜明日の新聞、楽しみにしてて下さいね?ではでは、私はこれで!」


「・・・」


そう言うと彼女は飛び去っていった。どうして質問攻めで一時間も潰れるんだよ・・・最初は大体二十分で終わるかなーって思ってたら一時間も経ったよ。もう日が傾き始めてるし。・・・家に戻るか。そして俺は、ある事を思いつく。


「そうだ、一回修羅道とか天道とかどんなもんか試してみっか」


そして俺は直ぐにチャクラを溜める。そして、


「ソラッ!」


まずは、天道の神羅天征。試しに近くにあったでかい石を飛ばす事にした。すると見事に遠くまで吹き飛んだ。


「へぇー、じゃあ今度は・・・」


今度は、万象天引であの石を引き寄せることにした。そして見事引き寄せることに成功し、近くに来たところで解除、石を落とす。


「んじゃ、次は・・・」


次は修羅道で腕を機銃に変えてみる。やり方が分からないので取り敢えずイメージだけして口寄せしてみる。すると、


「へぇ・・・こんなふうになるのか・・・」


あっという間に腕が機銃に早変わりした。どうやら、弾も撃てるようだった。


「あれ、照?こんな所でなにしてるんですか?」


そこに、椛が戻ってきた。


「いや、ただ修行してただけだけど・・・」


「修行?」


「まぁ、一応忍者になってるみたいだし、それにいつ何が起こるか分からないからね」


「忍者・・・?まぁ、いいや。取り敢えず、入りましょう?」


「そうだな。だいぶ日も落ちてきたし」


〜そして夕食時〜


「そういえば椛?」


「はい、なんですか?」


食事中、俺は少し気になった事を聞くことにした。


「ここって、どういう場所なんだ?」


「ここって、幻想郷のこと?それともこの妖怪の山の事ですか?」


「幻想郷・・・?うん、両方でお願い」


妖怪の山ってのは、この山のことかな?取り敢えず俺は両方の説明を頼む。俺は食べながら説明を聞く。


「まず、ここ幻想郷は、簡単に言うと忘れ去られたものがたどり着く世界なの。つまり、忘れ去られた神様や妖精、妖怪さらには忘れ去られた物が流れ着いてくる。ここまではいいですか?」


「うん、大丈夫。」


「それで次に、この妖怪の山は天狗や河童、更には色んな神様が住み着いてる山。それで、基本的にはこの山は山の外からの侵入者は受け入れくて、そして基本的には追い返してるのなにか質問はありますか?。」


「椛、ちょっと質問いい?」


「うん?なに?」


「今日、椛と同じ天狗と会ったんだけど、追い返されなかったのはなんで?」


椛は一瞬少し驚いたような顔をしてから、暫く考えこみ、こう言った。


「・・・その天狗は、どんな格好だったか覚えてます?」


「えっと、頭に椛と同じ様なものを乗せてて、それで手帳とペン、それにカメラを持ってたような・・・」


「あぁ・・・あの人ですか・・・全くあの人は・・・」


はぁぁぁ、とため息をついた後、こう続けた。


「その人、なんか取材とか言ってませんでした?」


「ああ、うん、言ってた。それで一時間も質問攻めされたね。うん。」


「はあ・・・何度言っても取材に時間かけることやめないんだよなぁ・・・あっそうだ」


急に思い出したように俯いていた顔を上げた。


「勝手に自分の家に人を居候させるわけにはいかないから、明日、天魔様に許可貰いに行くから、明日付いて来て下さいね?」


「おぅ・・・いきなりお偉いさんに顔見せるのかよ・・・」


こうして、明日急きょ許可を貰いに行くことになった。

どうでしたしょうか?もし誤字や脱字、間違いなどがあれば教えてください。こっそり直します。


今回は、早速文に取材させちゃいました。それと、なんで尾獣と仲いいんだよ!と思うかもしれませんが、私には尾獣との険悪な関係を書く自身が無かっただけです。許して!何でもするから!


それでは次回も、ゆっくりしていってね!

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