小児性愛主義王国、日本
ご気分を害される表現が含まれる可能性があります。ご注意下さい。
この文章は自分の独善的価値観により綴られたものです。ご気分を害される可能性があるので、ご注意下さい。
ご覧になる際は自己責任でお願いします。
先日、児童ポルノ禁止法の改訂案が提出された。
本人の趣向を満足させるためでも、所持を禁止したものだが、漫画やCGは適用外となった。『害を受ける実在する人物が居ない』と言うのがその理由のようだが、出版社などのエゴが強く絡んだものだと感じられる。
ジャパニメーション、クールジャパン、カワイイなど、日本のサブカルチャーは世界にも影響を及ぼしているのは周知の事実であるが、光があればそれだけ影になる部分も存在する訳で、日本は『児童ポルノ帝国』との烙印を海外から押されている事も知らなければならない。
自分は二十代の時に、渋谷駅近くの書店で店長をしていた経験があるが、注文をしなくとも目を覆いたくなるような描写や表現がされた書籍が一日何十冊も配本された事を覚えている。
表現の自由と言えば耳触りは良いが、人間の脳には、例え嘘であっても言い続ければ真実だと信じて疑わなくなる迷惑な機能が付いている事は有名な話だ。繰返し小児性愛主義の表現や映像を観る事により、そのようなものが許されるのだと思い込んでしまう。
その最たる例が先日報道されたような女児児童誘拐殺人事件の原因になったと考えることもできる。
大人たちは宮崎勤によるあの事件を忘れてしまったのだろうか。
同じく先日発表された、日本の結婚数は戦後最小となり、人口の減少幅は戦後最大になった。文明が高度になれば人口の増加が減るのは仕方のない事だが、単に経済的、社会的に結婚しない、出来ないと言うのではなく、リアルの世界で恋愛できない人々が増えたのも、背景にあるのではないだろうか。極端な少子高齢化が齎す人口の減少は、もはや待った無しの状態である。
テレビをつければ毎日のように、年端もいかぬ少女たちが下着が見えるような衣装でステージに立ち、一回りも二回りも年上の男たちが熱狂的な視線を送る。彼女たちはその事の異様さを認識していないのだろう。知恵の実は禁断の果実だ。手にしてしまったが最後、楽園を出なければならなくなる。
彼女たちの夢は一部、男たちの歪んだ性欲により支えられていると言える。それでも、女性は強かだ。それを解りきった上で男を食い物にしている人が居てもおかしくは無いか。
小児性愛者たちの楽園。男たちは少女主義に傾倒し、女たちがそれを売りモノにする。果たしてこの時代の勝者はどちらになるのだろう。