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まとめてみました

トウメイナイト 下

作者: 風紙文
掲載日:2012/08/10

「次は気をつけなさいよね!」

振り返り指を突きつけて念を押して、今度こそ本当に去っていった。

「まったく……アイツはいつもいつも……」

あのセリフももう何度目か、それでもアイツは同じように当番をサボって……また私が怒る……

「はぁ……」

いい加減アイツもちゃんと言うことを聞けばいいのよ。

そうすれば、こうして怒ることもないのに……

それに……

「……」

左手を上に挙げ、手のひらを天井に向けて見ると―――




―――まるでガラスに反射した光のような、薄い透明な糸が薬指に結ばれていた。




物心ついた頃から、この透明な糸は私の手に、指に結ばれていた。

誰かに説明しようにも、透明で見えないし。

取ってしまおうにも、触れることが出来ない。

見えにくいし触れない。全く害は無いんだけど、他の人には無いこれと今の今まで共に過ごしている。

そして、ある一つの答えに行きついた。

この糸の先に……私のナイトがいる。

「うっ……自分で考えてて、ハズカシイ……」

けど、他に思い当たらない。そして、そう望みたい。

これはいわゆる、赤い糸みたいなもの。見えにくい触れない指に巻かれた糸なんて、そうない。

この先に繋がっている人が、私の運命の人……

私の……ナイト。

なのでこれは、赤い糸(透明だけど)。

「でも、どうしても行き着かないのよね……」

指から糸を見ていくと、その透明差が増して、完璧に見えなくなる。

だから相手がどんな人かなんて、分からない……


……って、思ってたんだけど。


「……」


今、歩いてきた方を見る。




……前に、ふと、ほんの出来心で、見てしまった時に。




……見つけて、しまったの。




私の、トウメイナイトを……








ねぇ、アナタは、私のナイトになってくれる?




もちろんだよ、その証をほら、こうして持ってきたんだ




これは……  ?




そうだよ、これで俺とキミを結ぶ




それが繋がっている限り、私達は必ず結ばれる?




そして俺が、キミのナイトになるんだ


二時間前に、投稿した作品の続きとなります。

ただし、こちらを読んでからそちらをご覧になると、見える景色というものも、あります。よろしかったら、そちらもご覧ください。

そしてもし、二時間前から見て下さった方がいらっしゃいましたら、この作品の作り、理解していただければ幸いです。


それでは、

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