四天王の真実
「なぁシオン。いくらミナが思い込んでるからって言い過ぎじゃないか?」
俺はシオンに聞いた。でもシオンは悲しそうな目でつぶやいた。
「テオ、、、今の話で一番可哀想なのは誰かわかりますか?」
急になんだ。可哀想なのは強く言われたミナじゃないのか。いや、間違えるとシオンが怒る。黙っておこう。俺が首を横に振るとしばらくしてシオンは言った。
「ヒナタさんです。死んでもいないのに決めつけられて。挙げ句の果て親友にも真実を知られていない。」
俺は唖然とした。シオンは真実を知っているのか。
じゃあ何故あの言い方をしたのか、、、あれこれ考えてもシオンが隣にいるのでさして考えは回らなかった。けど彼女ははっきり「ヒナタさんは生きています。探知に成功しました。ですが、、、」と言った。しかしその後は言わなかった。しばらくの間の後に俺に聞いた。
「テオは知ってますよね。『灰雨市四天王』の三人は。元々貴方も四天王だったのでしょう?」
全く。彼女には全て見透かされているな。
「あぁ。当たり前だ。処刑嬢のレイ。戦の道化師セツ。暗黒の死神キリ。そして俺だろ?それがどうかしたんだ?」
俺が聞くとシオンは青い顔をして呟いた。
「その方たちがこちらに向かってきています。そして、、、その方と一緒にヒナタさんも来ています。」
俺は理解出来なかった。四天王から俺が抜けてからメンバーが変わったなんて聞いたことが無かったからだ。その直後にシオンが視界共有してくれた。そしてその光景と会話内容を知った。そして俺は呟いた。
「、、、戦場の天照ヒナタ、、、」




