神の子の願い 君に真実を伝える勇気
「、、、青空系瑞雲色って知ってますか?」
当然だ。何万人に1人の確率で生まれる目の色らしい。瑞雲色、または彩雲色と言う。それがどうしたのだろうか。
「貴方にも、影響を与えてしまいました。鏡を見てみてください。」
俺?俺の目は確か、東雲色だった気が、、、
「え!?俺の目が!?」
何ということだ。俺の目から東雲色の要素など消え去って瑞雲色になっている。影響と言うのはこれのことなのか。
「私、青空系瑞雲色の目の色なんです。その上盲目な故にここに閉じ込められていたのです。目を閉じているのも、周りの方に影響を与えないためなのですが、、、すみません。貴方は手遅れみたいです。」
「え!?手遅れって!?死ぬの俺!?」
手遅れと聞いた途端俺の口は余計なほどに動き出した。あぁ、シオンにも引かれているな。表情からしてわかる。
「あ、いえいえ!命に関わるほどではないのですが、マジックアワーの時にだけ目が私と同じ色になってしまうのです。しかもとてつもないエネルギーが溢れるので、、、心配ですが。」
なるほど。さっきまで騒いでいた俺が馬鹿みたいだ。しかもなんかすごい力を持ったみたいだ。面白い。
「でもその時以外は影響は無いと思うので、、、すみません。」
シオンはとても申し訳無さそうな顔をしていた。俺より辛い経験をしたはずなのに、、、。
「でも、それ以外にも大変なことになるかもしれません。私はそのせいでも閉じ込められていました。あの集団が来るんです、、、『虚空の眼漥』(アイ・コレクター)」
その名を聞いた途端、俺は古傷が痛む感覚に陥った。何故か?俺がゼロの元仲間だったからだ。そんな人間がここにいたらシオンに迷惑をかけるだろうか。
「シオン。実は俺、前までゼロの仲間だったんだ。」
俺はシオンに真実を伝えた。




