レイは語る 自分の過去を
「テオっ!」
テオが見えない。その上多分やられている。私の
「目」が言ってる。でもその前に「レイ(こいつ)」を殺らないと、、、
「よそ見は厳禁ですわ。氷塵乱反射!」
強いな。しょうがない。話してみるか。
「先程は失礼な態度申し訳ございません。ですが、何故私と戦うようにしたのですか?理由がお有りで?」
そう聞いた途端レイはショックのような怒りのような表情をした。そして言った。
「まぁいいですわ。話してあげましょう。氷華の晶檻。」
閉じ込められた。しかもさっきの技より強度が高い。
「閉じ込めないといけない程の話なんですね。有り難く聞かせていただきますね。」
少し皮肉を込めた。だがレイは答えずに黙っていた。
「何か話したらどうですか?喋らないなら人間である意味は無いのでは?」
少々言いすぎたかもしれない。案の定レイは額や腕に血管を浮き立たせている。怒りを堪えながらもレイは言った。
「私は、、、優秀で有り続けなければいけなかったのです。でも、、、認めては貰えなかった。私には姉と妹がいます。そして私はその真ん中ですの。何が言いたいかアナタならわかりますでしょう?」
「、、、優秀な姉と妹に挟まれて劣等感があると。」
レイに言った。図星だったのか。表情が少し変わった。
「それだけではありませんわ。お父様とお母様は私のことを、、、捨てたのです。」
だからか。レイの表情にはどこか孤独を抱えていた。
「アナタを倒す前に、、、過去を話していきましょうかしらね。」




