帰還11
ダウタ城を出発して8日目。
今日で目的地である帝城に着く。
俺たちが乗ってきた馬車は二両から一両に纏めた。
ヒカリは俺の横に座り、窓に張り付いて外の景色を興味深そうに眺めている。
既に昼食は済まし、帝都にはだいぶ近付いてきているそうなのだ。
帝都に入れば俺たちの馬車と護衛の一部はリトス家に向かうのだが、そこで後車に乗っている文官たちと残りの護衛騎士達は一足先に帝城に戻るらしい。リトス家へ向かう我々とはそこで別れる。
俺達は予定の全てを済ませてから帝城に登城する。
だいぶ馬車に慣れたとはいえ、なにぶん体が鈍った感じは否めない。帝城に着いたらシキさんに剣の相手でもしてもらおうかと斜め前に座るシキさんの顔を眺める。
そういえばヒカリは俺がいない時にシキさんから剣の指導を数回受けたと言っていた。ずるいなと、ヒカリの後頭部を睨むのだが、不意に窓の外を見ていたヒカリが、バッと俺の方を振り向く。
あまりのタイミングの良さに心音が高鳴るも俺は知らぬ顔をする。
「どうした?」
「今、後ろからキツキに睨まれた気がした」
「そんなわけあるか」
「本当に? なんか頭に当たった気がするのよね」
よくわかったな。こういうことだけは敏感だ。
ヒカリはぶつぶつ言うとまた窓に目を向ける。そのまま窓に張り付いていてくれ。
色恋事以外のヒカリの勘の良さに鳥肌を立てつつ、気を取り直してシキさんに帝城についたら体をほぐすために剣の相手をしてくれないかとお願いするものの、シキさんは時間が取れそうに無いと答える。どこまで人気者なのだろうか、戻って早々仕事のようだ。俺は憐れみの目でシキさんを見るとそれに気がついたシキさんが俺に向く。
「帝城に着いたらキツキ達も忙しいと思うよ」
「何があるんです?」
そう聞くと先程の憐れみの目の仕返しなのだろうか、俺の質問にシキさんは何も言わずに生暖かい目を返してきた。
「ねえ、シキ。あれは何? 大きな壁が見える」
ヒカリは何かを見つけたようで興奮気味でシキさんを呼ぶと、ヒカリの前に座っていたシキさんは窓を覗いてヒカリの指さす方向を見る。
俺もヒカリの頭越しに覗いている窓を見ると、そこには城壁が見えた。今まで見て来た城壁とそう変わらないようにも思えたが、真っ直ぐというよりかは緩やかに湾曲していて、城壁からだいぶ離れている場所から見ているにもかかわらず、それは途切れることなく延々と横に広がっており、広大な範囲に建っている城壁だと見て取れた。その奥には小さくだが何かの建物の一部が見え隠れする。
「ああ、あれは『帝都外壁』だ。あれをくぐれば帝都に入るよ」
「へぇ、大きい壁だね。どこまで続いてるの?」
「帝都外壁は帝都を一周囲っているんだよ」
「一周……」
ヒカリはそのまま無言になったが、おそらく想像ができなかったんだと思う。俺もだ。
そんな俺たちの心情なんて露知らず、馬車は城壁に近づいていく。
帝都には帝都を囲う『帝都外壁』意外にも城壁が存在する。外壁の内側を囲う『八宝城壁』、さらにその内側に『四宝城壁』と呼ばれる壁があり、その内側に帝城と呼ばれる皇帝の住う城があるのだという。
これだけでも帝城の周囲は重厚な城塞のようでもある。
だが、その中は至って賑やかな城下町であった。
帝都外壁の門をくぐる際には多くの兵士が並んで馬車に向かって礼をしていた。ただそれは我々や将軍が乗っている馬車が通るからといって頭数が多いというよりも、普段から外壁の門は関所としての役割も担っており、元々が兵士が多い場所なのだという。
帝都外壁には東西南北16箇所の出入り口がある。その全ては『関所』だ。帝都を中心に関所から16方向に伸びる道は全て国道であり、帝国の管理している道である。帝国の西北西に位置するダウタからは、西北西からの門をくぐり帰って来た。
城下町に入ると、馬車は緩やかに坂を登り始める。
帝城は丸く穏やかな丘の上に建っているそうで、帝城に近づくにつれて高度は高くなっていく。そのためか、小高くなっている城下町の奥の街並みまでがよく見える。ヒビも欠けもない石造りの建物が整然と並んでいてとても綺麗だ。
しばらくいたダウタや宿泊した城の城下町で目を慣らしたつもりだったが、帝都の広さはそんな比ではなかった。
別世界という言葉が似合う。
「しばらくは城下町だ。今日は休日で人が多いけれど、普段はもう少し落ち着いた街だよ」
シキさんは窓の外を見ながら説明をする。
「ようやく帰ってこれましたね、シキさん。嬉しいですか?」
俺はしたり顔でシキさんに聞くのだが、シキさんの反応は思っていたのとは違い、眉間に皺を寄せると目を瞑り頭を傾げた。
「嬉しいやら怖いやらだよ。帰ってこれたのは正直言って安堵するけど、帰ったら各方面から小言と説教の嵐だ」
うんざり顔のシキさんの様子を見ていると、どうやら忙しいのは仕事だけではなさそうだ。
次の八宝城壁を越えればリトス家があるのだという。
八宝城壁は名の通り、出入り口となる門が8箇所しか無い。なので今まで国道を真っ直ぐ走って来た馬車は、途中の突き当たりの広場から数度曲がった。その度に馬車は左右に揺れる。
「ユヴィルおじ様は、おばあちゃまに会ったことがあるんですよね?」
何を思ったのかヒカリは前を見ながらそう言う。
一瞬、誰のことを言っているのか分からず俺は止まる。多分シキさんも驚いたんだとは思う。ヒカリを見たまま停止していた。
そんなことは気にも留めずに将軍は朗らかな顔で首肯する。
「は? お前、何て呼び方してるんだよ」
俺は顔から変な汗がでる。
「おじ様って呼ぶことにしたの。お父さんの従兄弟だって聞いたから。昨日、そうしようって話になったの」
ヒカリは悪びれる様子も恥ずかしがる様子もない。当然と言わんばかりの態度だ。
将軍を見るとおじいさまのようにヒカリをにこにこしながら見守る。
これは強く注意したらダメなやつだ。
俺は眉間に皺を寄せ顔に両手を当てると俯く。確かに間違えてはいないのかもしれないが、何だろうな。帝国の兵士や騎士達の総本山である将軍に対して親近感が湧いてくるようなこの感じは。ヒカリならではの力技なのかもしれない。
ふと、ヒカリが何かに気がつく。
「あれ、シキ。壁の上に家があるよ?」
何を意味のわからん事を言っているのかと俺も窓の外を見る。
前方には確かにヒカリの言う通り、城壁の上に二階建ほどの豪邸が見えた。なんであんなところに家が。
「あの城壁が八宝城壁だ。その上にあるのが八宝殿の一つ西殿。皇帝の許可があればあそこに住むこともできるんだ。あとは遠くから呼んだ貴賓の仮住まいとかに使っている」
「住めるの? あそこ」
ヒカリは素っ頓狂な声をあげる。俺もあげそうになった。
「そうだ。でも、キツキとヒカリの住まいは八宝殿ではなくて四宝殿になると思うよ。そこの西殿よりも帝城に近い場所だ」
四宝殿も四宝城壁の上に建っている『城』なのだと言う。これは皇帝の家族や近しい人間に居住が許されるが、一代限りとなる。ちなみにだが目の前の将軍は四宝殿の北城を許されているそうで、カロスもそこに住んでいるのだとか。家が別途帝都にあるものの、職場から近くて便利なためにもう家には帰れないのだという。
俺たちの職場がどうなるかは知らないが、シキさんの話から察するに、城に住めと言われるようなのだがそんな大きそうな場所に二人で住めるのだろうか。
「なんだか規模が大きくて、話についていけないや。収穫祭でシキが言ってたけど、本当に建物が大きすぎるね」
ヒカリはシキさんの話にあまり興味なさげに呟いていたのにもかかわらず、何故だかシキさんの表情は緩むとふっとやさしい眼差しでヒカリにそうだなと答えていた。俺の知らない話を二人でしていた。
「八宝城壁をくぐれば『外城』に入る。帝城はすぐだ。その前に、二人はリトス家だけどね」
『外城』とは、八宝城壁よりも内側の地域の呼び名で、城下町よりも帝城に近い地区になる。貴族専用の特区でお店も貴族御用達のお店しかない。建国当時は帝城で働く貴族の為に、住まいを近くに集約するため作られた場所らしいのだが、今でもその名残を残して貴族専用地域になったようだ。
四宝城壁の内部が『内城』と呼ばれ、主には帝城を意味する。その中には皇帝の住まいの他に『省』とよばれる国の機関がある。主に国を管理をする機関で公務を執り行う場所だ。公務といっても俺たちには馴染みがないが、例えば将軍の在籍している『軍務省』と呼ばれる省は国の軍を司る仕事に携わっていて、カロスが在籍しているのは『帝皇省』と呼ばれる省は皇帝の補佐や行政、それに国の全機関を統括し監査的な役割を行う。
様々に省はあるが、どこも重要な公務を取り仕切っていて、省の中枢は必ず帝城の敷地内にある。
いよいよ城壁の上に建っていた八宝殿の下をくぐるのだが、ここの城壁がめちゃくちゃ分厚い。邸宅が建つほどなのだから薄いわけがないのだがそれでも想像を遥かに超えていた。城壁の下はもはや門というよりかはトンネルに近く、その道は八宝殿の建物の真下を通らずに弧を描きながら一方通行で通過していく。
外城に入ると、すぐに両側に高級そうなお店が並んだかと思えば、レンガで綺麗に組まれた壁と等間隔に列植された緑のある庭付きの豪邸が姿を見せた。城下町では見なかったものだ。
「この辺りは敷地の区切りが小さいから地方領主の別邸が多いかな」
馬車で豪邸の敷地の横を通っていくのだが、敷地の端にはなかなか辿りつかない。1軒分の敷地がだいぶ広いことだけはわかった。
これで別邸かよ。
ヒカリの言うように、いよいよ規模が俺の中の常識ともかけ離れだした。大きすぎる。
「リトスは歴史の古い家だからね。帝城に近い立地にあるんだ」
ここでも緩やかに真っ直ぐ登っていた馬車は道を曲がる。
「もうすぐリトス家の敷地が見えてくるよ」
敷地が見えてくる?
ヒカリとシキさん側の窓を見ていると、赤茶色のレンガの塀から、飾りの描かれた黒い鉄の柵状の塀に切り替わる。
「ここからリトス家だ」
「何も見えないね」
ヒカリが呟く。本当、黒い柵と緑の壁しか見えない。
「本当にここ?」
「そうだよ、目の前が既にリトス家だ」
思わずヒカリと目を合わせてしまう。
しばらくすると馬車がもう一度曲がる。
門をくぐり、敷地に入って行っているようだ。
馬車の窓は暫く同じ緑色の景色を映していたが、次第に視界が開ける。
ダウタ城のような低木や石の彫刻で飾られた庭に、奥には邸宅が複数棟見える。反対側の窓には窓が沢山ある二階建の長細い建物と馬屋のような建物が見えた。その奥にも。
なんだこれは。まるで一つの小さな村ではないか。シキさんが言うには、見えているこれ全てがリトスの敷地内なのだと言う。
再びヒカリと目を合わせた。
馬車がゆっくりと止まりはじめる。
さあ行こうかと、シキさんは先に降りると、ヒカリの手を取る。
次に俺が降りて将軍が最後に降りて来た。
降り立つと敷地の広さを余計に強く感じる。
おい、乗馬も魔法の練習もやり放題な広場があるぞ。
目の前にある遠くまで見渡せる庭にヒカリと一緒に呆然と眺める。
「キツキ殿、我々は外を警護しております。中にはラシェキスと近衛二人をつけます。会話の内容は外には漏らしませんのでご安心ください。時間は一時間しかありません。当主は既に玄関でお待ちですぞ」
将軍はシキさんに目配せをする。
シキさんに促されて振り向くと、敷地内のどの建物よりも厳かな館が目の前に広がり、その玄関先には初老の男性が二人と青年が一人、それにエプロンをつけた女性が二人立っていた。
誰がおじいさまの弟かすぐにわかった。
目元がよく似ておいでだ。
お顔はおじいさまよりは細く痩せておられる。
背もおじいさまよりは少し低くて体が華奢だな。
俺たちを見て微笑まれる。
それが余計におじいさまの目元に似か寄って見えた。
おじいさま……。
俺は込み上げる感情を押し殺しながら、ゆっくりと歩いて男性との距離を縮める。
だが、もう一人はそれが出来なかったようだ。
後ろにいたはずのヒカリは俺を追い越し、駆け寄っておじいさまに似た男性に抱きついたのだ。
「おじいちゃんーー!」
俺の大叔父様との初対面は、泣き出して涙と鼻水を垂れ流したヒカリを引き離す事から始まった。
「本当に申し訳ありません」
さっきまで大泣きしていたヒカリは縮こまって謝罪をする。
それもそうだ。大叔父様が着ていらした上等な服を涙と鼻水でぐしゃぐしゃにしてしまったのだ。
俺達は先に応接間に通され、大叔父様が着替えられてから面会が叶ったのだ。
時間が少ないのに、ヒカリのやつめ。俺はヒカリを睨む。
「ほっほっ。光栄ですよ。どうぞ気になさらないでください」
大叔父様はヒカリに優しく笑む。どうやら温和な性格のようだ。
ヒカリはそのままおじいさまが亡くなった事を告げた。俺達の話よりも大事な事だろう。俺も黙って聞いていた。
「そうですか、生きて会う事は出来ませんでしたか。そうですか」
大叔父様は肩を落とし気落ちする。
「これは、祖父から譲り受けた剣です。今では形見になってしまいましたが」
実家に行ったら見せなさいとおじいさまに言われていた剣鞘を差し出すと、大叔父様は目を見開き両手を差し出されたので、俺は大叔父様の手の上に鞘をそっと置いた。
「ああ、これです。兄の剣です。近衛騎士になられた時に、先代が兄のために作らせたものですよ。寝ている間も離さないほど大事にしていました」
大叔父様は懐かしむ目で鞘を眺め、優しい顔になる。
「本当に優秀な人でした。私なんかが家を継ぐなんて、そんな悲しい事はありませんでしたよ」
大叔父様は鞘に涙をこぼす。
「本当に将軍閣下には感謝しても仕切れません。国が諦めてもあの方だけは私財を投げ打ってまで今まで捜索してくださったのですよ。兄の無実もずっと信じていてくださいました」
大叔父様は更に涙をこぼされる。
大叔父様と同じぐらいの年代である執事のポールが慌ててハンカチを大叔父様に手渡す。
大叔父が落ち着くまで俺たちは待った。
「申し訳ありません、お恥ずかしいところをお見せしてしまいましたな」
大叔父は姿勢を整えると恥ずかしそうに笑った。笑う目元がおじいさまに似ている。
「あの、ご家族は?」
ヒカリは少しウキウキした顔で聞く。
……しまった。
ヒカリにその話をしないように口止めをしておくのを忘れていた。
しかし、大叔父は表情を崩さずに温和な表情のまま話される。
「私は結婚に恵まれませんでしてね、私が最後の血筋になってしまいました。私ももう六十です。そろそろリトスの爵位を帝国に返上しないといけません。殆どの使用人達にも暇を出しました。その前にお二人にお会い出来て本当に良かった」
帝国では爵位は六十歳になると一年以内に譲らないといけないらしい。跡取りがいればその子に爵位を譲る。その時に魔力を貯めておくコアを一緒に譲る事が帝国では通例らしい。これは後からシキさんに聞いた話だ。何故かといえば帝国でも寿命は60歳半ばぐらいで、その上満齢になると魔力を使えなくなってくる。貴族としての仕事が滞る前に次の代に渡しなさいとこの帝国の法令では決められているそうだ。
60歳を超えると貴族では無くなるわけではない。余生を過ごす元貴族は「卿」や「卿院」との敬称で呼ばれるようになる。
もし爵位を返すならば、管理していた領地は国に返し、当人が亡くなった後は外城にある屋敷や敷地それに残っていた財産も帝国に返上する。もし遠い血縁がいたとしてもそれは全て返される。貴族であるが故に与えられた権利と財産だったと帝国では考えられていて、もし財産を引き継ぎたいのであれば爵位も継承して貴族としての責務を果たせということらしい。もっともなように聞こえる。どうやら貴族の世界は厳しいようだ。
それにしても……。
おじいさまのご実家が無くなるのか?
来たばかりの場所のはずなのだが、そう思うだけで心の底から口惜しいような、体の中を風が突き抜けていくような虚しい感覚を覚える。
何処かで感じた感覚だった。
目を閉じるとふっと心に込み上げてくる。あの砂の荒野の中で、何も出来なかったあの時の悔しさに似ているんだ。
俺はそれから何も言えず、ヒカリと大叔父様の話を少し遠くから聞いていた。
「そろそろ、お時間です」
扉の近くで待機していたシキさんが声をかける。
俺達は立ち上がると、ヒカリは大叔父様に近づき思い切り抱きつく。
ヒカリめ、まだ反省してないな。
「また来ますね!」
だけど、ヒカリがそう言うと大叔父様はとても嬉しそうな表情を浮かべた。
ヒカリから離れた大叔父様が今度は俺を見る。その目で何を求めらているのかすぐにわかった。
照れ臭かったが、俺も大叔父様と抱擁をした。優しい温もりがどこか懐かしい気分にさせたんだ。
部屋を出て玄関に向かう途中、廊下の先にあった少し奥まった壁に掛かる大きい絵画に気がついた。何故あんなところに大きな絵が飾られているのだろうか。不思議に思い、俺は執事の案内から勝手に離れてその絵に近付いた。
とある家族の絵のようだった。
落ち着いた年齢の夫婦と、歳の離れた男の子が二人並んで立っている絵で、少年達は何処かで見た事のある顔だった。案内から勝手に離れた俺をヒカリは不審がって後ろからついて来た。絵を眺める俺を不思議そうに見ると、横に並び一緒にその絵を眺める。
「この絵、おじいちゃん達の子供の時のだね!」
「え?」
「この子、おじいちゃんと同じ金髪に緑の瞳だよ。ふふ、やんちゃそうな顔だね」
そう言ってヒカリは笑う。
そう言われればと、もう一度その絵を見る。
絵の背景は先程の応接間の壁の色によく似ていた。
おじいさまの家族と過ごした家……。
俺は絵の前から離れることが出来ず、子供姿のおじいさまと向かい合っていた。
それはあまりにも戻りの遅い俺達を、シキさんが迎えに来るまで続いていた。
<人物メモ>
【キツキ】
男主人公。ナナクサ村出身。ヒカリの双子の兄。太陽の光のような髪に暁色の瞳を持つ。祖母は過去、帝国の皇太子だった。
【ヒカリ】
女主人公。ナナクサ村出身。兄のキツキを探して帝国にやってきた。謎防御力の強い女の子。
【シキ(ラシェキス・へーリオス)】
へーリオス侯爵の次男。帝国騎士。
双子の再従兄弟でもある。
【将軍(ユヴィル・クシフォス)】
帝国の将軍職。金色の髪に白髪の混じった初老の男性。
双子の少し遠い血縁。
【大叔父様(ヨシュア・リトス)】
おじいちゃんの弟。今までリトス家を守ってきた。




